②田舎暮らしは挨拶が大事!でも挨拶無しも「あり」だと思う…

というわけで田舎暮らしが始まりました。

割と手軽に移住しちゃった感が否めません。

 

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まあもともと思いついたら即実行しちゃうタイプでしたので、

取り掛かっちゃえば、意外とあっさりできちゃったというのが本音。

いや、田舎暮らしなんて、難しいことではないですからね。

要は「思い切り」ですし。笑

 

大事なのは、移住してからの生活です。

これがホント、大変なんですよ。苦笑

思い知らされましたよ。

 

親切で優しいお隣さんでラッキーだった!

ところで、例のSさんに土地を紹介してもらったときの話に戻ります。

その時に、ちょうどお隣のおばちゃんが外にいたんです。

「おう、新しい人かい?」

みたいな感じで声をかけてもらったんです。

 

普段なら、

「めんどくさいことにならないといいなあ・・・。」

とか内心思っちゃう心配性の自分なんですけどね。笑

でも、そのお隣さん、すごく感じが良かったのです。

 

なによりとても笑顔だし、言葉に嘘が無いのがわかります。

しかも初対面でありがちな「他人への警戒心や嫌悪感」を全く感じないのです。

 

Sさんがオバチャンに向かって言いました。

「今度ここに引っ越してくるからさ、よろしく頼むねー」

おばちゃんが言います。

「そうかい、そりゃ楽しみだ。色々と教えてやるからよ。」

「ありがとうございます」

おばちゃん

「うちは畑やってるから、食うのに困ったら分けてやるよ。」

Sさん

「あ、だめだめ、この子、野菜苦手だそうだよ」

うお、Sさん、何を言ってるんだ!

そんなこと言わなくてもいいのに!

ま、でも仕方ないか!白状しちゃえ!

「すみません、野菜ダメなんですよ、アハハ!」

すると、おばちゃん。

「そうかい、そりゃあ仕方ねえな!アハハ!」

まったくムッとする様子もなく笑い飛ばしてくれました。

DaiGo氏じゃないけど、人間って顔に一瞬出ますからね。笑

なので間違いなく、この人いい人だなと思いましたね。

 

超・お隣さんに世話になる・・・

正直なところ、今でもお隣のおばちゃんには感謝しています。

隣のおばちゃんがいなかったら、田舎暮らしは最初から挫折していたかもしれません。

だって、田舎のルールとか行事とかも、何もわかんないですからね。

それを全部教えてもらいました。

 

もちろん最初にお隣さん3軒ばかし、一人で挨拶には行きましたよ。

でも、おばちゃんいわく「小さな集落だから、周るなら差別なく全部挨拶に周った方がいい」とのこと。

 

うん、なるほど、素晴らしいアドバイスです。

 

しかも、1軒ずつ一緒について回ってもらいました。

いやあ、心強かったですね。

いわゆる「姉御肌」と言うのでしょうか。笑

とりあえず、「この人の言うことを聞いていれば間違いないな」って感じでしたね。

 

近所の人は100%新しい人に警戒する

僕が思うに、最初の挨拶は非常に重要です。

とくに田舎は東西南北のそれぞれ1軒だけ挨拶にいくのはNGです。

なぜなら、その集落全員が親戚みたいな感じだからです。

つーか、ほんとに。苦笑

 

かなり近所のつながりが強いのです。

 

なので挨拶を最初に全員にしておいたのは良かったかもしれません。

田舎の人って「よそ者」を嫌いますからね。

いや、田舎に限らず、だれでも近所に新しく引っ越してくる人がいたら不安に思うはずです。

ちゃんとした人なのだろうか?

トラブルにならないだろうか?

と相手がどういう人かわからないうちは不安になるものなのです。

 

当時の他の移住者の人たちの様子をみても言えます。

まず最初の挨拶をしておかないと、確実に悪い噂が立ちます。苦笑

それは悪意や敵意に見えますが、

ある意味で相手への恐怖心と自己防衛心の表れなのです。

 

でも近所づきあい完全無視も「あり」だと思う

僕は正直、田舎独特の「みんな親戚」みたいなご近所関係はすごく苦手です。

そもそも山奥に住みたかったくらいだし、孤独でも平気なタイプです。

 

もちろん、そのスタンスで田舎でうまくやれればOKです。

でも、当時は田舎暮らしの情報ってインターネットにはとても少なかったし、

どのように振舞うのがベストなのかって自分もわからなかったのです。

なので、最初はみんなの言うことに従おうと思ったのです。

 

でも、逆に今の時代は色んな田舎暮らしの情報が出回ってます。

「田舎暮らしをするなら、近所とうまくやっていけない人は無理だ」

みたいに「自分はうまくやってる」アピールをして、

なにげにマウント取ってくるような人もいますが(誰だよ?笑)

僕の実体験からして、決してそれは王道ではないです。

 

むしろ今の時代は、近所とまったく関わらなくても生きていきやすいと思います。

「村八分」みたいなことしたら速攻で訴えられて明るみに出ますからね。

なので「祭りなど近所の行事には一切出ない」ってスタンスでも全然いけると思います。

最初にちゃんとした理由をみんなに示して、そう宣言すればよいのです。

 

もしも昔に戻れたら「地域行事は出ません」って宣言したでしょう

いや実際に、そういう人いましたからね。

もっとすごいのは、こっそり引っ越してきて、しれっと暮らし始めた人もいましたよ。

「僕もそうすればよかった」って後から後悔しましたよ。

さすがにそこまで強烈な振舞いはできないけど、お隣さんくらいには挨拶しますかね。

そうしてたら今頃まだ田舎に住んでたかもしれないね。苦笑

 

あ、もちろん、集落の中で孤軍奮闘するためのメンタルの強さは必要ですよ。

なんだか陰口言ってやがるな?くらいは、ぐっと抑える我慢の心は必要です。笑

嫌がらせをされることは無いかもしれないけど、陰口は言われるでしょうね。

 

でも、田舎暮らしに地域コミュニティの触れ合いを求めずに、

自然の中で暮らすということを重視するなら、それもアリだと思います。

田舎暮らし推進のため、村八分みたいなことをするな、

無理に行事に誘うなと地域の長に通達している自治体もありますからね。

なので恐らく今は、昔よりも地域行事に関わらず生活できる環境が整っていると思います。

 

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