インテリバカとはなにか

世の中には「インテリバカ」と称される方々いらっしゃいまして。

インテリなのにバカとは、これいかに?

 

バカって言葉は適当ではないですね、正しくは「応用が効かない人」と言うべきです。

つまり、インテリジェンス=知識だけはたくさんあるのに、その知識を咀嚼せずに使ってる人のことです。

 

例えば、「AはBである」という知識があるとします。

ただし、「AはBである」には、条件があって、「Cであるときには、AはBである」のです。

しかし、その条件「C」は裏に隠されていて、それを自らの頭で見つけ出して理解しないといけないのです。

 

その時、ただ、知識を詰め込んでいるだけのインテリバカは、「D」の場合も、「E」の場合も、「F」の場合も、ただ、「AはBである」という知識を持ち出します。

分かりやすく言うと、そういう人です。

 

ちなみに、インテリパワーで難しい用語がたくさん出てくるので、うっかりすると「D」の場合でも「AはBである」と信じ込まされてしまうことも多々あります。

インテリバカおそるべし。笑

 

ところで先日、イーロンマスクがツイッターを買収すると発表しました。

何のためか、それは「表現の自由を守るためだ」ということでしたね。

これに対して一部のインテリバカ層では「単純すぎる」「子供みたいだ」「大人の発想ではない」などと批判が沸き上がっているそうです。(知らんけど。笑)

 

こういう人って世の中でよく見かけませんか?

つまり、いい大人が漠然とした夢を語ったり、理想論や正論を堂々と語ったりすると、ちょっと小ばかにする風潮。笑

僕はこれがどうも解せないのです。

というのも、僕も「夢を語る派」なので、いちいちカチンときます。

 

いや、わかりますよ。

理想や正論だけで世の中を変えようと思っても、現実の問題にぶち当たって失敗するか、または、そんな簡単にはいかないものです。

大人であれば、もっと細かい現実の問題を洗い出し、そして、もっと先まで読んで物事を進めるべきだと。

 

でも、よく考えてみてください。

それこそ正論なんですよね。笑

 

世の中を見て頂ければわかるように、そこまでできる大人なんてそんなにいないんですよ。

いたとしても、一部のエリート、一握りですよね。

多くの大人は夢を語って、夢破れて、死んでいくのです。笑

 

そういった世の中の事情を恐らくよく知らないインテリバカの皆様が、「正論や理想論を声高に唱える人」を見かけると、「子供っぽい」「青臭い」「厨二病」などと自動音声のように罵るわけです。

インテリバカの皆様からすれば、大人はもっと冷静で知的で、理想や正論は語ってはいけないという「知識」が頭に頑強に組み込まれているようで、罵らずにはいられないようなのです。笑

 

誰やねん!?

 

って感じですけどね。笑

ネットニュースの記事なんか見ると、そういう人はちょいちょいいますよね。

 

その前に僕はイーロンマスクがそのような批判にさらされることが不思議です。

ウクライナに衛星インターネットを提供したのも、情報を遮断された人々に情報与えるためと言ってますが、でも体の良いビジネスかもしれませんよね。笑

って、ビジネスでしょうね。

ツイッターだって、言論の自由と言ってますが、政治的野心かもしれませんよね。

EUの言論規制とは逆行してますし、これってビジネス的にみれば逆張りの大チャンスですよね。

 

それでもやっぱ「子供の遊び」なんでしょうかねー。笑

 

僕はそんなことよりも、先日のワイドナショーで泉谷しげるが「言論の自由って言ってるやつが一番怪しい」って言ってたのが解せませんでしたけどね。

「言論の自由」の恩恵をかーな-り受けてきた暴言オヤジのくせに、よく言うわと。笑

言論の自由と、誹謗・中傷などの違法行為と履き違えている人が多すぎて困りますよね。

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