みなさんはチャネリングってご存知ですか?
先日霊が見える人について書きましたが、
霊と話をすることを広い意味でチャネリングという時があります。
しかし一般には、チャネリングというと宇宙人や神的な存在と話をすることを指す場合が多いです。
先日、テレビの「やりすぎ都市伝説」という番組で、
「バシャール」とチャネリングできるダリル・アンカという人が出てきました。
バシャールというのは(いちおう)宇宙人とされています。
まあ、かなりぶっ飛んだ話でありますが、
今日はそのチャネリングをする方法について書きます。
目次
安易な精神修業は危険?
さてさて、「チャネリング」もしくは「ハイヤーセルフと繋がる方法」などなど、
インターネットや書籍で調べると、いろんな方法が出てきます。
もっともオーソドックスな方法は「瞑想」でしょうか?
そして最近では「ヘミシンク」でしょうか?
生まれつき霊が見えるタイプでない人がチャネリングをするためには、
色々な修行(?)の方法があるようですが、
余程才能があるか頑張らない限りは不可能だと思います。。。苦笑
Google社が「マインドフルネス」と称して瞑想を社内に取り入れているという話は有名ですが、
単に心身の健康のために瞑想をするのであれば何も問題ないと思います。
でも、こういった異次元の存在にアクセスしようと自分で試したあげく、
精神を破壊してしまう人も実際に存在しますからリスクもあります。
正直、無理して修業的なことをするのはオススメしません。
それに、むしろ意図してチャネリングを頑張ろうと思わない時に、
不思議な体験が起こることもあるからです。
例えば、夜寝ている時に起こった自らの体外離脱の経験などはその典型です。
いわゆるクンダリーニが上がるという体験も体外離脱で説明ができそうですし、
世の中で神秘体験として神との遭遇かのように扱われていることは、
その人のバックボーンによって、様々な現象(見え方)として、
その人それぞれに最も適した形で現れるようなので、
さほど頑張らななくても自然と不思議な体験ができることもあると思うのです。
偶然または運命に任せたほうが安全
ちなみに、霊能力やチャネリングなど、そういうことが普通にできる人は、
幼いころから、そういう素質があるパターンが多いようです。
幼いころからオーラが見えたとか、
知らない人の声が聞こえたとか、
目を閉じると動画が見えるとか 。
または、スピリチュアルには全く興味もなく、
しかも瞑想とか修行とか何もしないのに、
ある日突然、神の声が聞こえたとか、見えたとか。
なのである意味、運命的なんですよね。
無理して修業するより運命に任せた方が良いと、そう思うことも多いです。
自分の場合は、そういう「生まれつきタイプ」ではなく、
単なる普通の「スピ好き人間」に過ぎません。笑
瞑想とか修行とか、最近ではヘミシンクとか、
やってみても根気がなくて続かず(苦笑)、まったくダメダメな人です。
ていうか課程が面白くないんですよ。苦笑
面白くないことに時間を費やすことほど無駄なことはないです。
ただ、そんな自分でも、ある条件の時に体外離脱が起こったり、
見えないものが見えたり聞こえたりする時がごく稀にあるので、
そのコツを書いておこうと思います。
(1)夜寝る直前や、夜中に目を覚ました時を利用する
もう十数年以上前、脱サラして独立開業しまして、
多忙のため深夜・明け方まで仕事をすることが増えてきました。
遅い時間に寝床につき、目を閉じてウトウトしていると、
何か絵が見えてくる瞬間があることに気が付いたのです。
それは、まさに瞼の裏にYoutubeのウインドがあるかのように、
動画が見えてきたのです。
だからと言って、スクリーンみたいに四角い枠はありませんけど、
どうなってんの?と、意識して見ようとすると消えていきます。
不思議なことに半分くらいボーっとしてないと絶対に見えません。
いや、これはホントに深夜の遅い時間に寝る直前とかの、
かなりボーーーーっとした時にだけ見えるのです。
錯覚とかでありませんし、
残像とかを利用した頭の中で想像した絵でもありません。
そもそも残像は動きませんよね。
そして、これが一度見えるようになると、
次からは、それほど見ようとがんばらなくても、
ちょっと集中するだけで、ごく普通に映画を見るかのように見えてくる、
というのが、この現象の特徴です。
さらに面白いことに、その動画は、
さらにボーっとしつつ、かつ集中すると、
自分で見たいものが見えてくるようになるのです
(ボーっが7、集中が3くらい)
おぉ、これは面白い!と楽しんで試行錯誤しているうちに、
眠りに落ちてしいまうんですけどね。。。
とはいえ、あまりに思考を使いすぎると、
目が冴えてきてしまって動画は消えてしまいますから、
この微妙な意識のバランスを保つ練習が必要なのです。
これって、ヘミシンクの原理(フォーカス[n])と同じなんですよね。
そして、この動画が見える意識状態から、
もう一歩意識が奥に入ると、
(ボーっが8.5、集中が1.5くらい)
体外離脱と同じレベルの意識にたどり着きます。
つまり、体の感覚がなくなるのです。
ぼくも何度か、この動画の状態から対外離脱の状態に持って行きましたが、
そこまで行くと、寝てるのか起きてるのかわからないくらいの意識状態で、
たいてい寝てしまいますね。。。
(2)「雲 黒斎」氏のように薬物を使う
スピ好きの人は知っていると思いますが、
「雲 黒斎」という品のない名前のスピ作家がいます。笑
まあ、スピリチュアルというと怪しい世界だと思ってる人も多いので、
そうじゃないんだよと「笑い」を取りたい意図だと思いますが。笑
それはさておき、この人の本を読んだことのある人なら知っていると思いますが、
この人の場合は薬を使って神秘体験をしたパターンです。
クスリといっても麻薬ではなく、
うつ病などで使う抗精神剤のようなものかと思いますが、
まあ、そうはいっても一種の麻薬のようなものですね。
古代では巫女が大麻を使ったりするのは有名ですが、
アメリカ原住民のシャーマンも薬的なものを使いますね。
自分は(当たり前ですが)麻薬など使った事がないのでわかりませんが、
抗精神剤系の薬は誰もが飲んだことがあるのではないでしょうか。
例えば、睡眠薬とかです。
睡眠薬といっても、普通に風邪薬や医者で処方される薬(症状を抑える系の薬)にも含まれているので、実は意外に身近なのです。
とはいえ、種類も色々ありますので、雲黒斎 氏の場合、
そのうちのどれに反応したのかは不明です。
ちなみに僕も昔、朝型生活に強制的に切り替えるために、
ドリエルという市販の睡眠薬を飲んだことがありますが、
服用した際にはかなり頭がボーっとします。
翌日の昼間も眠くて、仕事になりませんでしたね。
なんというか、世界にモヤがかかったような眠さで、
これは、まず間違いなく、脳や健康に悪いと思いまして、
多用するべきではないと思って即やめましたけど。
が、この、ボーっとするというのが、やはり、
ここでもポイントになっていることがわかります。
意識を寝てるか起きてるかの絶妙な状態に保つことが重要なのです。
(3)体を極限状態に置く
ある夏のことでした。
真夏の昼間の最も気温の高い時間帯に外で、ぼーっと立っていたことがあります。
すると、あまりの暑さで、意識が遠のき、くらっとしたかと思ったら意識がなくなりました。
いえ、正確には意識がなくなったのではなく、
まったく別の世界に瞬時に意識が移動したのです。
ヘミシンクのモンロー氏がいうように「カチッ(クリック)」という音はしませんでしたけどね。苦笑
その世界は、夜見る夢のよりもクッキリしている世界で、
色的には全体的に青と白でしたが、
下の方に海も見えていて、手元には本が置いてありました。
いちおう初期設定のようなものがあり、
自分はどこの誰でどういう存在なのかということを、
その世界にいる時は知っているようでした。(もう思い出せません)
で、その世界の中で、さて今から何をしようかな~、
と思った瞬間に、ふと意識が戻って、
また、真夏の昼の先ほどの同じ場所で、くらっとしている自分がいたのです。。。
そして、その後、「あ、危ない!」と思って地面に手を付いたのです。
つまり、クラっとして地面に手をつくまでの一瞬の出来事だったのです。。。
「なにそれ?」って思いますよね!?
なにこの一瞬の物語は?って思いましたよ。笑
別の世界に意識が移動して、その世界での自分のキャラというものを一瞬で理解し、
そしてその場所に住んでいるという実感を持ったのです。
不思議ですよね。
話を戻しましょう。
このケースは、暑くて気が遠くなったことによる神秘体験ですが、
単に気が遠くなるだけなら色々方法があります。
飲まず食わずの状態とか、逆に寒いとか、息を止めるとか。
ていうか、めちゃくちゃ危険ですけどね。苦笑
なので、絶対にやったらダメです。
でも、ぼーっとすることの極限状態がこれだと思いますから、
そういう意味で、やっぱり方法としては間違ってなかったのだと思います。
実際、修行僧とかも、このパターンを利用していますよね。
ぼくは真似したくないですが。苦笑
(4)普段から「ぼー」っとした人は有利だ(笑)
これらを総合しますと、ふだんから「ボー」っとしている人はかなり有利な事がわかります! 笑
自分のような、ロジカルな冷めたタイプの人は、恐らく、苦手な世界です。苦笑
なんでも頭で考えてしまうので、ボーっとできなくて、意識が現実に戻ってしまうのです。
つまり寝る前くらいしかボーっとするチャンスがないんですね。。。
あ、いや、ボーっとしているのは「アホ」だと言ってるのではなく、
常に思考で満たされている人ではないという意味ですよ。笑
無思考の状態を無意識的に長く保つということを普通にできる人ということですね。
よく霊の見える人は「車の運転が怖くてできない」と言いますが、確かに、それも頷けます。
車を運転していると、一種の無思考の集中状態になりますからね。
運転中に変なものが見えてきたら事故を起こしかねませんからね。
まあ、そういう危険性を考えると何事もバランスですね。
この、ぼーっとした感覚と、高度な判断力を兼ね備えた状態を、
上手に切り替えることができるのが理想かと思います。
チャネリングすることはそもそも不要
でも、そもそも、なぜ、チャネリングしたり、ハイヤーセルフと繋がる必要があるのか?
繋がらないと人生において何か大切なものを見失ってしまうのか?
皆さんはどう思いますか ?
結論から言えば、別に繋がる必要はないと思います。
そもそも霊能者とかではない一般の人は、
実は寝ている時に無意識に繋がって「生きるヒント」を得てますから、
そういう意味で、わざわざ無理して繋がる必要はないと思うのです。
でも、一般の人は、朝起きると夢を忘れてしまうように、
「超意識」から得た「生きるヒント」の内容を忘れてしまいます。
その反対に意識してそれを語ることができるという、
生まれ持っての才能を持つ霊能者と呼ばれる人ですね。
でも、こう心配に思う人もいるでしょう。
「せっかく夢で得た生きるヒント=大事なことを忘れてしまった」
でも大丈夫です。
その夢で得た内容は、人の無意識の中にひっそりと隠れており、
日常生活の中で、ふとした選択の中に生かされます。
これは実体験から本当にそうだと思います。
なぜ自分でも、そんな選択をしたかわからないこととか、
なにかふと唐突に思いついたことって、
無意識から出てきた発想の可能性が高いのです。
なので大丈夫なんです。
むしろ無意識を変に解釈しないこと
が、注意しないといけないことがあります。
なにかとても印象的な夢を見たとします。
翌日目が覚めて、ネットで転がってる「ありきたりなな夢占い」で、
自分が見た夢を解釈をして、それを元に行動したら大失敗したとか。苦笑
そういうことってないですか?
または、瞑想などで無理に無意識の領域に繋がった結果、
そこで見た抽象的なものを自分の普段の煩悩まみれの意識で解釈して、
現実の世界で間違った選択をしてしまうとか。
そんなことになるのなら、最初から無意識に任せておけば、
無意識的にベストな選択ができますよね。
要するに無意識の世界にある「生きるヒント」のようなものは、
無理に取りに行かず、自分の無意識に取りに行かせて、
無意識的に行動に反映させた方が得策ということになります。
よく、その道の達人で「瞑想は怖い」という人もいますが、
そういう理由もあるのだと思います。
判断力のない人はチャネリングで心身が壊れる
とはいえ、スピ界の人々は好奇心旺盛ですからね~。
(ぼくのようにね~。笑)
たとえダメだと言われても、
一度は神秘体験をしてみたいものです。
ただ、なにか人より優れたいとか、人と違ったことをしたいとか、
そういう自分中心の動機で瞑想などをすることを、
正直あまりオススメできないんですよね。
それは、なぜなら、
おかしなものと繋がってしまう可能性があるからです。
誰が「おかしなもの」とつなっがている人だとは書きませんが、
明らかにおかしなこと言ってる人が世の中にはいますよね。
そういう人は、ニュースとかでたくさん事件にもなってます。
例えば瞑想してたら、どこからどこともなく
「私は○○の神である」
「お前の前世は○○の王である」
「お前は世界を変える運命である」
なんて言われたら、普通の人は舞い上がってしまうでしょう。
チャネリングで得た内容を何も疑わずに信じてしまうことになるでしょう。
こういう神秘体験を精査せずに盲目的に信じちゃったら最後、
「おまえは世界を変えるのだ、明日、爆弾を持って広場へいくのだ!」
などと言われて、本当に実行しちゃったりするわけです。
自ら考えるチカラ・判断力の無い人の場合は、
余程気をつけないと、かなりのハイリスクなんです。
これ、ほんとに注意が必要です。
人としての成熟した判断力が要求されます。
やはり、物事は総合的にバランス感覚を持って判断しなければなりませんし、
何より今生きているこの現実世界では、
常識的な一般人としての判断力が最も必要なのです。