体外離脱とクンダリーニの共通点

みなさんは「体外離脱」という言葉をご存知でしょうか?

「幽体離脱」とも言うのですが、昔、お笑い芸人コンビの「ザ たっち」がネタでやってましたね。

もう古いかな?

 

ところで、その体外離脱ですが実は何度か経験があるんですよねー。

しかも、子供のころから何度か経験があるのです。

どうも僕は、寝てる時に何か起こるパターンが多いようです。苦笑

今日は、その体外離脱の話ですが、

「クンダリーニの上昇」というヨガの秘伝みたいなことも、

体外離脱とともにできてしまったのではないか?

という話もしたいと思います。

 

体外離脱をしたかったら金縛りになれ!?

よく対外離脱は「金縛り」に会うと起こるという話を聞きます。

「金縛り」というのは、夜に寝る前など、まだ目が覚めているのに、

なぜか体が動かないという状態のことを指します。

頭は起きてるのに、体が寝てる状態と言っても良いでしょう。

 

例えば、よくあるパターンで、怖い夢を見た時に、はっと目を覚ますのですが、

なぜか体が動かないという経験はありませんか?

僕は何度かあります。

そもそも金縛り体質なのです。(なんだ、その体質は?苦笑)

そして、やっぱり自分の場合も、金縛り状態から体外離脱体験が始まりました。

 

ていうか、幼い頃から夜中に突然体が動かなくなることが度々あったのですが、

中学くらいに、これを金縛りと呼ぶのだとテレビの怪談番組か何かで初めて知りました。

そして、この金縛りの状態から体外離脱ができることも何かの本で知って、

自分でも実験してみたらできてしまったというのが始まりなのです。

 

高校生の頃の対外離脱の経験

というわけで、ぼくの金縛りからの体外離脱の体験談をお話しします。

あれは確か高校生だったと思います。

 

あるとき、夜中にふと目が覚めたら「金縛り状態」になっていることに気がつきました。

金縛りから体外離脱ができるという話を聞いたので「チャンスだ!」と思いました。

意識して体を抜けてみようと思ったら、体がグラグラと揺れた感じがした後、スルっと抜け出しちゃったのです!

 

「おぉ、すごい!」と思いながら、暗い部屋を見渡します。

部屋のドアは閉まっていましたが、「通り抜けられるだろう」と思い、そのままぶつかってみたら、

少し抵抗があったのですがスルっと抜け出すことに成功しました。

 

そのあと、家の前の牧草地を飛んで、2件ほど隣に住む同級生のH君の家の屋根に着地しました。

そこで、周りの景色を興味深げに見てながら、

「次はどこへ行こう?」と考えていたら寝床にスウっと戻されてしまいました。。。

興奮して目が覚めちゃったようです。。。

 

というわけで、いかがでしょうか?

この話で不思議だったのはドアを抜ける時に抵抗があったことですね。

霊体のようになって体が無いのに抵抗があるなんておかしいですからね。

他にも何度か経験があるのですが、印象に残っている体験談をもう2つほどご紹介します。

 

サラリーマン時代の体外離脱とクンダリーニ上昇の体験

あれはサラリーマン時代だったと思います。

独立するちょっと前なので、2004年くらいかなって思います。

その頃は仕事の激務とプライベートの大事件で疲弊しており、

自分を癒すためには手段を選ばず、どんなことでも試してた時期でした。

旅行に行って自然に触れたり、パワースポットと言われる場所に行ったり、

あと、ヒーリングを受けたり、田舎暮らしを始めたりした頃ですね。

 

ある日、寝ていると眠っている状態なのにふと意識が戻り、軽い金縛り状態になりました。

すると、お尻から腰のあたりが温かいのを感じました。

と思ったら、急に、その温かいものが背骨を伝わって頭の方までグーっと上がっていきました。

これが噂のクンダリーニか!?

と思ったのですが、頭まで上がっていった瞬間に大きな音というか音楽のようなものが聞こえて、

カラフルな色がチカチカと見えて、何が起こった?と思った瞬間に、体がするっと抜け出てしまったのです。

 

とりあえず予想外の展開だったので、(なぜか)宇宙でも行ってみるかと思って、上に向かってグングン進みました。

が、星空が見えてしばらく進んでいると、また気持ちがハイになってきたのでしょうか、寝床に戻ってしまいました。。。

 

この体験は自分にとって非常に印象深いもので、何が起こったのか知りたくなりました。

そこでネットでいろいろ調べると、なんと自分と同じよう経験をした人がいたのです!

 

クンダリーニとは?

その前に「クンダリーニ」とは何かの説明です。

昔のヨガの行者は、クンダリーニヨーガというヨガの一種を実践していたそうですが、

それに熟達するとクンダリーニと呼ばれている体内(尾てい骨)のエネルギーが頭上まで上がるそうです。

そして、クンダリーニが上がると、いわゆる超能力と呼ばれる事のほとんどができるようになるそうです。

それを目指してヨガの行者は修行に励んだそうです。

 

なので、まあ、透視であったり、予知であったり、

なんならスプーン曲げもできるようになるんでしょうねえ。笑

 

ただ、数日たつと能力は徐々に消えていき、最後は能力がなくなってしまうそうです。

とはいえ、再び上昇させれば、またしばらくの期間、能力が使えるそうで、

うーん、スーパーサイア人みたいですよねえ。。。苦笑

 

もちろん、その能力が消えずに保持できる人もいるのですが、

それは生まれつきの能力者か、または、

ヨガや瞑想で修行して、覚醒時に持続的にクンダリーニをあげる修行をした人らしいです。

 

体外離脱とクンダリーニ上昇は同一現象だ!

僕と似たような人をネットで見つけた話に戻しましょう。

その人はヨガの達人だったと思いますが、クンダリーニ瞑想中に上げることができたそうです。

そして、クンダリーニが上がった瞬間に意識が体を抜け出てしまうのだそうです!

その抜け出した状態で、いろいろな場所にいっていろんな経験ができたとのこと。

 

もちろん、最初は「嘘くさいなあ」と思ったんですけどね。苦笑

 

でも、自分も寝てる時に体から抜け出ることができましたし、

いろんな場所でいろんな体験ができるという部分は、

嘘ではないだろうと思ったのです。

 

でも、「空を飛んで、どこかに行きたい!」という意識が体外離脱中に芽生えると、

興奮してしまって、ついつい目が覚めてしまうんですよね。。。

どうやったら、持続的に離脱状態を維持でいるのだろう?

以下、そんな試行錯誤の体験談です。

 

またしても同じように夜眠っているにもかかわらず意識が戻り、尾てい骨あたりに違和感を感じました。

温かいものというか、握りこぶし大の塊のようなものが背骨を登って行き、

そして頭までたどり着いた段階で意識が体から抜け出しました。

 

その時も興奮しまくって「よっしゃ!」と思いつつ上の方に向って飛び始めましたが、意思に反して、落ち始めたのです!

せっかくのぼったのに、グングン落ちていく~と思ったら、寝床にいました。。。

興奮しすぎたんでしょうね。苦笑

 

でも、一つ分かったことがあります。

一連の体験から推測するに、クンダリーニ体外離脱は、実は同じものではないかと思うのです。

昔のヨガの行者が、ヨガや瞑想をしてクンダリーニを上げるという行為は、

いわば、体を眠らせて意識だけを保つ状態を意識的に作り出しているわけで、

それって、体外離脱と同じなんですよね。

 

いかに冷静沈着に、体外離脱状態を意識でもって維持するか?

そこがポイントだと思いました。

 

体外離脱は「夢」と「現実」の中間地帯だ!

ところで、気になるのは、「体外離脱と夢はどこが違うのか?」という疑問です。

実際、夢かもしれませんよね。汗

 

僕の感覚では、まず体外離脱の場合は夢と違って「起きている時」のように意識が比較的ハッキリしてます。

つまり明晰夢のように、意志の行使が可能であるという点です。

あと、夢の場合はシーンがコロコロ変わったりしますが、

体外離脱の場合は、自分の意識によって見えるものを制御しているので、

突飛押しもないようなシーン、ビジョンはあまり出てきません。

 

恐らくこの差は、眠りの段階の差、覚醒レベルの差ではないかと思うのです。

眠りと覚醒の中間地帯にいる状態、それは夢ともいえるし、夢から覚めた状態とも言えます。

 

もしかすると、体外離脱に関心のない一般人、もしくは体外離脱できないという人も、

実は意識しているか、してないかにかかわらず、誰もが夜になるとクンダリーニが上がり体外離脱しているように思います。

普通の人は100%眠った意識なので、体外離脱した意識は制御できませんので普通に夢を見ている状態になります。

言い換えれば、「夢」という普通の形でしか体外離脱の成果を味わえないのです。

 

そこで意識の覚醒度を50%くらいに制御できると、夢から明晰夢になり、そして体外離脱になるのだと思います。

だれもが見ている夜の夢、そこに神秘的な体験が隠されていると思うと、探求心をくすぐられます。笑

 

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