博物館って怖くないですか?笑
この物語は、2022年に執筆した作品となります。
なかなか新作が書けておりませんが、この作品は絶対にYoutubeで動画にしておきたいと思った作品でもあります。
つまり、自分の中でも「お気に入り」の作品なのです。笑
というのも、博物館が好きなんです。
図書館も好きですけど、博物館の方がどっちかというと好きですね。
そして、博物館の中でも、特に歴史博物館ですね。
縄文時代などの文書として残ってない時代の展示は、本当に夢とロマンがあって好きですね。
先日、上野の博物館に行ってきましたが最高によかったです。
いまだに、博物館に就職すればよかったな、とか思いますね。苦笑
ところで、博物館って、ちょっと怖くないですか?
特にこんな感じの人形とか、周りに人がいない時に一人で見てると、急に動き出したりしそうで怖いなって……。苦笑
こちらは佐倉の歴博ですが、
これ、ほんとおすすめなので、ぜひ行って見てください。
人形にはちょっとした仕掛けがあって、ほんとに怖いですよ。笑
あと、こちらは福井県立博物館ですが、実は平日の閉館間際だったので、お客さんが誰もいなかったんです。
誰もいない昭和の街並みは異世界に迷い込んだ感が半端なかったですね。
こちらもぜひぜひ行って見てください。人がいない時がオススメです。
そういえば、犬山のリトルワールド(野外民族学博物館)も一か所だけ怖い場所を思い出しました!
ここの大ホールみたいな展示室も、なぜか人が全然いなくて不気味でした。
なんというか、呪われそうな雰囲気? が、半端ないです。ほんとに。笑
東日流外三郡誌の世界
話を物語に戻しましょう。
ところで皆様は「東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)」はご存じでしょうか。
古史古伝のひとつなので偽書扱いではありますが、日本、特に東北地方の歴史が書かれた古い文献です。
こちらの記事で少しだけ触れてますので、よろしければお読みください。
東日流外三郡誌には、東北地方の古代部族としてアソベ族とツボケ族が出てきますが、物語に出てくるホッケはアソベ族の子供という設定です。
アソベというのは「遊べ」という意味ではなくて、漢字で書くと「阿蘇辺族」となり、つまり、阿蘇のあたりに住む部族という意味になります。
が、阿蘇(アソ)というのは九州の阿蘇山ではなく、アイヌ語で「火山」の意味だそうで、火山の近くに住む部族という意味になるのです。
そして、青森の火山と言えば、岩木山となりますね。
また、アソベ族は、その後の安倍氏につながるというような説もあったり、謎の部族でもあります。
ちなみにアソベ族が火山で滅びたかどうかは定かではありません。
さらには、ツボケ族は大陸からやってきた外来部族なのですが、やはりアソベ族を滅ぼしたとされますが、これも定かではありません。
まあ、このあたりは教科書の歴史とは無関係に、ただ楽しんでいただければと思います。苦笑
と、そんなわけで今回の物語では、東日流外三郡誌を題材にして構成してみました。
どちらかというと、本作品には深いストーリーはないんですが、この物語の構成が個人的に好きなんですよね。
たぶん、こういう類の話をこれからもたくさん書くと思います。笑