死ぬまで贅沢できるカネがあってもネガティブ卒業できない件

いまだに4630万円の件がニュースでやっていて驚いたんですが。

この話ってこれ以上だれが興味あるんでしょうか。苦笑

 

ところで、人間は大金を目の前にすると魔が差すって言います。

銀行員とか金融系社員の巨額横領事件とか、昔からよくありますよね。

 

銀行にしろ信金にしろ郵政にしろ、そこそこ給料もらえてるはずなんですけどね。

自分の収入なりに、それなりに生きることができるのに、なぜ犯罪を犯すまでのことをするのかな?

 

先日、会社を売って何億という金を手にした若社長がテレビ出てましたけど。

若くしてあれだけの大金を手にしても「金じゃ幸せは買えない」って言ってましたよ。

僕は同じような立場に立ったことないですけど(苦笑)、それ絶対に本音だと思います。

 

お金の大小に関係なく物欲は本当にキリがないのです。

僕もカネがなかった大学時代は車を持つのが夢でしたから、社会人になって車を買った時は夢を見ているようでした。

その後、脱サラして都会のアパートから田舎暮らしをはじめて新築一軒家を建てた時も夢を見ているようでした。

 

でも、サラリーマン時代には夢の夢と思っていた年収〇万円を、独立してあっというまに達成した時のことです。

「これでもう満足だ」って思うことなく、「もっと稼いでやろう」って思っちゃいましたからね。

しかも今、もっと格好良い車に乗って、もっと素敵な家に住んでますからね。

 

まったくキリがないのです。笑

 

しかし、カネを稼ぐことで幸せ度は増えたかというと、それは疑問です。

自営業者となることで通勤電車のストレスと対人ストレスがゼロに近くなったのはありますが、そこはカネは関係ありません。

ま、素敵な家や格好良い車が、幼い頃から裕福でないことにコンプレックスを持っていた僕の夢って言えば夢だったので、それを所有することの幸福感と達成感はありますよ。

 

でも、こういう幸福感って長続きしないんですよ。

あれだけ感動した格好良い車や素敵な家も今や普通です……。苦笑

 

やっぱりカネを稼ぐことで人間的に成長したかって問いかけが重要かなと思いますね。

ま、歳をとった分だけ少しは成長したと思いたいですが、でも、激しくつまんないことで腹を立てたりするわけです。

そういうところは収入が増えようがまったく関係ないんですよねー。苦笑

 

前にもブログに書きましたが、ZOZOの元社長さんは腐るほどのお金を手にした人ですが、それでもSNSでディスられるとイラつき気味に自己弁護するんですよね。

死ぬまで贅沢して生きていける金を持ってる人でも、自己弁護するんだなあって思いましたよ。

宇宙に行って「何か変化がありましたか?」って毎日聞かれて「そんな毎日あるわけないでしょ!」ってマジギレした様子もテレビで見ましたし。

死ぬまで贅沢して生きていける金を持ってる人でも、その程度でキレるんだなあって思いましたよ。

 

他人にどう思われようが何を言われようが関係なくね?

キレる必要なくね?

って思うよね、一般人の感覚だと。笑

もはや周りは全員ザコなんだから、「余裕」に構えて、何を言われても「あっそ」でいいじゃんって思いますよね。

でも、やっぱネガティブになるという……。

 

結局、金を手に入れても、世界を支配するくらい持ってないと意味ないってことですよね。笑

カネで人間の根本的な部分は何も変わらないし、カネ=幸せじゃないんですよ。

 

家や車、そして生活レベルが上がって、幸せな気持ちになることは増えるかもしれないですけどね。

そこは割と重要な部分ですが、でも、カネやモノが失われたら消えてしまう幸せってどうなのかなって思いますね。

 

やっぱ、「今日も生きてるぞ!」「花もきれいだな」ってレベルの幸せを持ちたいじゃないですか。

そこに幸せの軸を置きたい。

 

何か嫌なことがあっても「そこに綺麗な花が咲いてるからよしとするか」って思いたい。

 

でも、これは歳をとらないとわからないかもしれないよねー。苦笑

若いうちからこんなんだったら、なんか嘘くさいしね。笑

 

でも、今の世の中、そういう人は増えてると思うけどね。

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