今回は少しディープな話です。
といっても以前に「やりすぎ都市伝説」というテレビ番組で取り上げられているので、
知っている人もいるかもしれません。
その名も「アセンション」。
都市伝説やスピリチュアル好きの人なら、
誰もが知っているアセンションですが、
今日はアセンションとは何か?の説明と、
来る~、きっと来る~♪と言われつつ、
いつまでたってもその日が来ない、
「アセンション」の今後の展望(笑)についてお話しします。
アセンションとは何か?
アセンションとは直訳して「上昇」という意味なのですが、
何が上昇するかというと「次元」です。
次元が上昇することをアセンションと呼んでいます。
では、「次元」の「上昇」とは何かという話ですが、
まず次元は、縦、横、奥行きで3次元まではわかりますよね。
そこに時間軸を加えて4次元と便宜的に呼んだりする場合もあります。
そして、その4次元までが人間が認識できる次元ですが、
な、なんと!
5次元以上の今まで認識されてない次元が認識できる時代がやってくる、
というのがアセンションの考え方です。
って具体的にどうなるかわからない、
非常にわかりにくい話なのですが、
いわゆる終末思想に近い考え方かもしれません。
今の世界はやがて滅びて天国のような時代が来る!
壮大なパラダイムシフトが起こる!
みたいな考え方です。
でもこれは日本人には馴染みが薄い考え方だと思います。
というのも、アセンションという言葉はアメリカ発祥なのですが、
欧米はキリスト教文化の国々なので、
キリスト教の終末思想とアセンションは、
そもそも結び付けやすかったんだろうな、と思うからです。
誰がアセンションを起こすのか?歳差運動?
では、そのアセンションというイベントは、
誰が起こすのでしょうか?
人間でしょうか?
神でしょうか?
宇宙人でしょうか?
自然現象でしょうか?
一つのもっともらしい考え方の1つに、
地球の歳差運動による天体の周期的活動がトリガーであるという説があります。
わかりやすく説明しますと、
例えば、地球が自転するのに24時間。
その間に、昼と夜という異なる世界が地球上に現れます。
さらに、地球が太陽の周りをまわるのに1年。
その間、日本では春、夏、秋、冬と異なる世界が地上に現れます。
そして、地球の歳差運動の周期が25800年。
歳差運動は非常に長期であるため、その周期にどんな世界が現れるのか、
自分の目で見て把握している人はいません。
でも「縄文海進」という言葉をご存知の方もいると思いますが、
縄文時代(7000年前)は今よりも5mも海水面が高かったのです。
つまり現代の東京や大阪、名古屋などの三大都市の平野の一部は海だったのです。
どうして7000年前は海水面が高かったんでしょうね?
隕石衝突とか、なにか大きなイベントがあったのか、
それとも歳差運動で単に周期的に起こっているだけだとしたらどうでしょう?
春夏秋冬のように2万年以上の長周期的に海水面が上下しているだけとしたら。
その可能性は否定できませんよね。
一見して歳差運動では地軸が僅かにズレるだけですし、
それが地球環境に何か大きな影響を与えているとは到底思えないですけども、
この地軸の微妙なズレが地球全体の寒暖バランスなどを変化させ、
その結果が現代の自然災害の増加だったり、
最終的には海水面の上下動を招いているのかもしれません。
ただ、ここまでは自然環境の変化であって、
アセンション(次元上昇)でもなんでもありませんが、
もしかしたらこの周期のどこかのポイントで、
生物学的な進化、例えば人間の知覚能力の変化など、
人知では計り知れない大変動があるのかもしれません、
というのがアセンション歳差運動説なのです。
アセンション=ポールシフト説
実は、もうひとつ、もっともらしい説があります。
それは、アセンションはポールシフトであるという説です。
例えば最近、地軸(というか磁極)に変化が生じているという話は、
客観的・科学的に報告されている事実です。
北磁極の動きが加速、原因不明、あまりに急激
グーグルやアップルも利用する「世界磁気モデル」を急きょ更新、米国
あまりにグラグラと地球の軸が動くので(汗)、
そろそろポールシフトが来るのではないかと危惧されています。。。
ちなみに最近新たに命名されました千葉県市原市の「チバニアン」も磁場逆転の証拠なのですが、
地球の磁場が逆転することをポールシフトと呼びます。
「ポールシフト」はオカルト用語ではありませんので念のため。苦笑
そして最も最近ポールシフトが起こったのが78万年前らしいです。
(20~30万年周期で発生していた形跡もあるようです。)
では、次はいつ起こるのか?
もしかしたら明日起こるかもしれません。
78万年も過ぎているのですから、そろそろ起きてもおかしくないですよね。
ところで磁極が移動することで何が起こるか?
誰も経験したことがないので誰にもわからないのですが、
例えば破局的な気候変動が起きるという説もあります。
さらには恐竜が絶滅した原因であるという説もあるようです。
というのも磁極が反転する時には、
磁場がない状態が200年続くとされていまして、
この「磁場」というのは地球上の生命にとって非常に重要でして、
太陽の放射線から守るシールドの役目をしているのです。
それが無くなると地球は太陽風に直にさらされますから、
無線など通信、電子機器等も全て使えなくなりますし、
有害な紫外線も大量に放射され、
その結果、人類の危機が訪れるのです。
ベテルギウスの超新星爆発で起こるとされるガンマ線バーストと同じですね。
でも、これもまた自然環境の変化であって、
アセンション(次元上昇)でもなんでもありませんから、
もしかしたらポールシフトのタイミングで、
人間という種そのものが進化するような大変動があるのかもしれません・・・。苦笑
アセンション=フォトンベルト説
実はもう一つ説があるのですが、
それがアセンション=フォトンベルト説です。
実はこの説は割と支持者が多いんですよ。
でも、指示者が多い割には科学的な根拠がないのが特徴です。
まずは、フォトンベルトとは何かの説明をします。
地球は太陽の周りをまわっていますが、
太陽系も銀河系の周りを周っているのです。
これを太陽の公転と呼びます。
その太陽(系)の公転周期の軌道の一部に、
キラキラと光り輝くような高エネルギーのエリアがあるらしいのです。
そのエリアは銀河系を垂直方向に帯状に貫いているため、
光の帯、つまりフォトンベルトと呼ばれているのです。
太陽系は周期的にそのエリアを出たり入ったりするわけですね。
そして、近々そのフォトンベルトのエリアに太陽系が入ることで、
何らかの科学的、生化学的変化を地球と生命、人間に対して生じさせ、
次元上昇(新たな世界)を迎えるという流れです。
ちなみに、フォトンベルトは高エネルギー帯のため、
波動の低い人間(ワル)は生き残れないという説もあり、
なんだかフォトンベルトってすごく恣意的なフィルターだな、
なんて思ったりするんですけども・・・。汗
さらに、他説であるポールシフトなども誘発するという説もあり、
けっこうオールマイティ(なんでもあり)なのが、
フォトンベルト説の2つ目の特徴ですね。笑
しかも、このフォトンベルトというものは観測されたわけではありません。
現在の科学・天文学ではフォトンベルトは発見されていません。
つまりフォトンベルトは現在のところ科学的な根拠のない説なのです。
でも、これだけ支持者が多いのは理由がありまして、
実は「アセンションと言えばこの人!」というカリスマ的な人がいるんですよ。
ていうか、テレビ(やりすぎ都市伝説)にも出ましたから有名人ですけどね。
それはまた別の機会にお話ししましょう。苦笑
アセンションはいつ起こるのか?
さて、そのアセンションがいつ起こるかというのが、
長年の懸案事項なのですが、笑
色んな人が明日に来る、来年に来る、
2012年に来る、2016年に来る、
2020年に来る、実はもう来ている、
などと大混乱中でして、
冷静な人たちはこの現状を「アセンション来る来る詐欺」と呼んでいるのです。笑
まあ、こんな冷めた感じの記事を書いてる自分自身も、
アセンションというものが起こるなら起こってほしいし、
歴史的瞬間に立ち会いたいものだと思ってますよ。
でも毎度、起こらないんですよねー。苦笑
例えば、上記日付の根拠は以前に書きましたマヤ歴とか、
インド暦などによるものなのですけども、
古代文明の賢人たちが導き出したものなら当たるかも!?
って一瞬思うじゃないですか。笑
結局、アセンションがいつ起こるかについては、
いつの時代にも終末思想があったように、
来るよ来るよ!って状態が人類が続く限り永遠と続くのではないかと、
そしてむしろ個人ベースでそれは起こるのだと思ってますけどね。
それが僕の現時点での結論でもあります。(これもまた別の機会に話します)
もちろん次のアセンション予定日は2020年、2032年、2050年など、
次から次へと新説が控えてますので楽しみは尽きません!
みんな、よく考えるよね。笑
ていうか、「もうすでにアセンションしてる」という説もありますからね。
本当にそろそろなにか起こるかもしれませんよ。笑
ま、その話もまた次回に書きます。