2020年3月20日の人類滅亡説と「100日後に死ぬワニ」

最近テレビのニュースで、

「100日後に死ぬワニ」

の話がやたらと流れていて、

なにそれ?って思って調べてみると、

そういう4コマ漫画がツイッターで掲載されているみたいです。

大人気みたいですよ。

 

いわゆる「ほのぼの系4コマ」なので大人向けのマンガですが、

あれれ? よく見ると、もうあと数日でワニさん死ぬじゃん!汗

 

ワニさんが亡くなる予定日は、2020年3月20日です

ん?

まてよ・・・?

 

ここで気がついちゃったんですけども、

この2020年3月20日って、あの予言の日と同じ日なんですけど・・・。

 

んー、これは偶然のワケないよね~。苦笑

きっと4コマ漫画の作者さんも、

あの予言のことを知っていて描いたんでしょうね。

 

実はネットでは以前から、2020年の3月20日に人類が滅びるなどと言われているのです。

しかも、こんなウイルス騒動という時期にタイミングの悪い予言ですが、

わざとこの時期を狙ったわけでなく、もう何年も前から言われていたことなのです。

 

マヤの予言とは何か

2020年の3月20日に人類滅亡」とネットなどで言われている予言とは何か?

それは、「マヤの予言」と呼ばれているものです。

 

マヤというのはマヤ文明のマヤです。

マヤ文明というのはメキシコに実際に存在した古代文明です。

テオティワカンなどの世界遺産の古代遺跡が観光地としても有名ですね。

(ヒストリーチャンネルとかでよくやってます。)

非常に謎の多い古代文明で、

遺跡などを見ても高度な技術を持っている人々が作っただろうことが推測できます。

 

マヤ予言というのは、このような高度な文明を築いた人たちが使っていた「暦」がキーポイントになっています。

マヤの人たちが使っていた暦に長期暦という非常に長いサイクルの暦があります。

その暦のサイクルを計算していくと、2020年3月20日がサイクルの区切りになるというのです。

サイクルの区切り、つまり古いサイクルが終わり新しいサイクルが始まる時には、

破壊と創造が訪れるというのです。

まあ、「よくある神話的な」考え方ですけどね。

 

「人類滅亡・来る来る詐欺」事件(笑)

言うまでもないのですが、こういった予言の類を本気で信じる人と信じない人がいます。

信じている人は本気で真剣に信じているので、

僕はあまり茶化すようなことはしたくないんですが、

でも、やっぱり思うことがあります。

 

「また、来る来る詐欺か!」

 

と・・・。苦笑

 

別に何かをだまし取られるわけではないので詐欺じゃないですけども、

実はマヤの予言って当初は2012年12月に人類滅亡とか言われていたんです。

(正確にはアセンションって言うのですが、

ディープすぎる話題なので別の機会に書きます。)

とはいえ基本的に僕は、科学的に根拠のないもの、

科学的に予測できないことは信じないですけどね。

 

そして予想通り2012年12月には何も起こらずに、

「ノストラダムス以来の人類滅亡予言」

という触れ込みだったのですが大外れとなりました。

それでも当時はテレビでもかなり取り上げられてましたけどね。

 

その後まもなくして、

「いや、2012年12月は計算の誤りがある!」

「正しく計算すると2015年が滅亡の日だ!」

「いや実は、2011年がその日だったのだ!」

とかいう人も出てきたりしまして、

「人類滅亡の来る来る詐欺」オンパレードだったわけですが、

今回の2020年3月20日もその当時に出てきた説の1つなのです。

 

2020年3月20日はインド暦とも重なる?

ところが、2020年3月20日説については、

「またいつもの『来る来る詐欺』でしょ?」

と簡単に切り捨てられない理由もあったりするのです。

というのも、2020年3月20日は、

インド暦の終わりの日とも一致しているらしいのです。

 

インドのオリッサ州に有名なヒンドゥー教の寺院があるそうです。

太陽神スーリヤを祭る寺院なのでスーリヤ寺院と呼ばれています。

これもテオティワカンと同じ世界遺産です。

 

このスーリヤ寺院に伝わる「インド暦」という暦には、

なんと、2020年3月20日以降の日付が存在しないらしいのです。。。

なんとも不気味です・・・。

 

なぜ、マヤ歴とインド暦で日にちが重なるのか?

この偶然の一致にはきっと何か深遠な秘密があるに違いない!

というのが2020年3月20日人類滅亡説の根拠です。

 

世界の神話に共通する「今が最悪の時代」

ちなみにヒンドゥー教とはシヴァ神、ヴィシュヌ神など、

ファイナルファンタジーとかに出てきそうな有名な神様の出てくる宗教です。

 

ところで、そのヒンドゥー教の元になったと言われているマヌ法典という書物があります。

そのマヌ法典によれば、世界は大きく4つの時代に分かれるそうです。

第一期クリタユガ

第二期トレーターユガ

第三期ドヴァーユガ

第四期カリユガ

今は、第4紀のカリユガの時代で、

この時代は乱れた悪徳の世の中だそうです。

(まあ、その通りだな~。笑)

 

この時代に破壊をつかさどるカリという悪魔が暴れだすのですが、

ヴィシュヌ神が白馬の騎士カルキに変身し、

一転して世界を再生すると予言されているのです。

 

まあ、ありがちな神話ではありますが、

この神話がスーリヤ寺院の暦の話と重なって、

2020年3月20日、カルキが現れて悪い世の中を正してくれると、

インドでは噂されている(らしい)のです。

先日、加湿器のカルキをクエン酸で洗浄しちゃいましたけどねぇ。

 

しかし、この「世界は大きく4つの時代に分かれている」的な話って、

実はマヤにも存在するのです。

これは偶然でしょうか。

 

ちなみにマヤでは時代が1つ多くて、

今は5つある太陽の時代のうちの、

「5番目の太陽の時代」だと言われています。

さらに、それぞれの時代には以下の通り、

滅亡した理由が書かれています。

 

第1の太陽の時代は動物(恐竜?)に滅ぼされた

第2の太陽の時代は風に滅ぼされた

第3の太陽に時代は火(火山?隕石?)に滅ぼされた

第4の太陽の時代は水(洪水?)に滅ぼされた

第5の太陽の時代  <--- 今ここ

 

それぞれの時代はそれぞれの理由で滅びていますが、

ちなみに、第4の太陽の時代が洪水で滅びているというのは、

旧約聖書のノアの洪水の話とも重なりますよね。

世界の神話って、どこかでつながっているのではないかと思わせてくれます。

または「1つの実話」をもとにしたのかな?とも思いますよね。

 

でも第5の太陽の時代、つまり現代だけは、

何が原因で滅びるか書かれていないらしいのです。

うーん、この点は残念です。

 

でも、動物や風や水、火ではないことは確かですね。

何か別のもので滅びてしまうのでしょうか。。。

核戦争でしょうか?

 

ちなみにベテルギウスの超新星爆発によるガンマ線で滅びるのではないか?

というフランスの科学者の説(ホントか?)もネット上にあるようですが、

以前にブログで書きましたが、その可能性は低そうです。

とりあえず、2020年3月20日まであとわずかなのに前兆も何もないし、

この説の信ぴょう性は限りなく低いですね。

 

松原照子氏の予言

最後に以前に紹介しました松原照子氏の予言について書いておきます。

くどいようですが、ぼくは松原氏の回し者でもなんでもありません。

実は松原氏が過去に興味深いことを言っています。

それは次のような内容です。

 

・東京オリンピックは無い(2013年頃の発言)

・今度、新型インフルエンザが発生したら「パンデミック」この言葉を毎日耳にする事になる(2013年頃の発言)

・2009年インフルエンザを思い起こす出来事が5年以内にもう一度やって来る(2014年頃の発言)

・新しい型のウイルスが、今後5~6年くらいの間に出現するようにも思う(2016年頃の発言)

・新型ウイルス感染が、2020年には起きないことを願ってしまいます。(2018年頃の発言)

 

ある意味で、誰にでも予測できるような一般的なことかもしれませんが、

偶然とはいえ現在の状況を予測していたかのようにも思えます。

 

それだけに、最初の「100日後に死ぬワニ」もそうですが、

2020年3月あたりの世の中に、なんとなく不穏な雰囲気が漂っているのを、

薄々と感じていた人が多かったのかなとも思ってしまいます。

 

まあ個人的にはウイルスで死ぬ人が出ないよう防ぐことも必要ですが、

経済で死ぬ人を出さないようにしてほしいなって思いますけどね。

経済の混乱は貧困だけでなく、争い、戦争を招くことさえもあります。

 

肌で感じると思いますが、世の中でイライラが激しく蔓延しています。

なんとか心穏やかに今回の危機を乗り切りたいものです。

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