ストレスは歳をとれば自然と減ってきますよ

ストレスの原因の1位は仕事だそうですが。

まあ、そうでしょうね。笑

 

ストレスを感じていると答えた人にその要因を聞くと、1位は「仕事」(54.1%)だった。2位は「金銭面」(43.7%)、3位は「コ●ナなど病気への感染リスク」(41.2%)と続いた。

1位の「仕事」と回答した人に具体的なエピソードを聞くと、「理不尽なお客さんからのクレーム」(静岡県:35歳女性)、「医療関係のため責任が重い」(静岡県:36歳女性)、「法務関係の書類作成の多さ、各行政の区割り手続きの複雑さなど」(長崎県:36歳 女性)、「管理職なので、部下への対応、会社からの縛りなど」(静岡県:56歳男性)などの意見が挙がった。

ストレスの原因、1位は「仕事」 具体的なエピソードは?

 

独立して自営でやってる僕でさえ、仕事でストレスかかえる時があります。

 

「通勤もないし、煩わしい人間関係なんかないし、ぜいたくだな!」

 

なんて言われそうですけど、違うんですよ。

確かに僕がサラリーマンの時は、その2つが二大ストレスでした。

でも、ストレスって不思議なもので、1つストレスが消えると、次の小さな問題がストレスになるんです。

次のストレスが消えると、そのまた次の小さな問題がストレスになる。笑

エンドレスです。

 

しかも、さらに厄介なことに、ストレスは「慣れ」なんです。

僕のように、しばらく自営で通勤や人間関係などの大きなストレスから離れると、ストレス耐性が落ちるんです。

だから、サラリーマン時代から比べたら大したことのないような小さな事件で、大きなストレスを感じることがあるのです。

 

結局ですね、ストレスはエンドレス、たまに起こるつまんない事件が大ストレスになるのは避けられないのです。

じゃ、甘んじて、死ぬまでストレスでダメージを受けなければならないかと言ったら、そんなことはありません。

ストレスをストレスと感じないような生き方をすればよいのです。

それしか、ストレスに対処する方法はないのです。

 

「んなことができれば苦労しないよ!」

 

と思うかもしれませんが、歳をとってくると徐々にそれができるようになってきます。

つーか、僕なんかよりも賢い人なら、若いうちから可能でしょう。笑

 

例えば、先ほどの記事を見ますと、仕事と金銭がストレスの1位と2位です。

これは、無駄なプライドとか、金銭欲とか、そういうものがストレス源になっていることに本当の意味で気がついて、それらに固執しなくなれば良いだけです。

でも、それは、歳をとるとプライドや金銭欲を完全に否定するようになる、ってことではないのです。

否定するんじゃなくて、それらに必要以上に感情(自分)を掻き乱されないようになってくるのです。

もっと格好良い言い方をすれば、プライドや金銭欲のバカらしさを、バカらしいと知って、かつ、味わえるようになるのです。

 

辛いなあと思うことも、「辛さ」に心を掻き乱されなくなります。

辛いことを辛いと知って、かつ、味わえるようになるのです。

その結果として、歳をとると、辛いことをコツコツ丁寧にやることができるようになったりします。

 

これは、ものごとを簡単にあきらめるようになる、という意味ではないです。

もしくは、ものごとを冷めた目で開き直って見るようになるという意味ではないです。

ストレスを避け続けていると、そういうスタンスになってきますが、そうではないです。

それだと死ぬまで辛いです。苦笑

 

あくまで、自分の理想は持ち続けて、それに近づくように生きるというスタンスは最低限持たねばなりません。

(もしかして、ここが重要なのかもしれないな……。)

 

つーか、やっぱストレス源は消えないんですよね、どうやっても。

だから、避けても無駄。

ストレスを感じたら、感じるがままにして、抗わないことですね。

そうすれば源が見えてくる。

避けたら見えない。

そうすると年月が過ぎるうちに、歳をとるうちに、ストレスの本質がわかるようになるから、上に書いたようなことができるようになるのです。

その意味で、歳をとるということは、さほど悪いことではないなって思いますけどね。

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