本屋に行くと引き寄せの法則の書籍が目につきます。
この類の本は昔は「ビジネス系」のコーナーにあったんですが、
最近はスピリチュアル系の書籍としても続々と出版されています。
でも、どの本も内容に目新しいものはなく、よほど話題のベストセラーでなければ、立ち読みすらしなくなってしまいました。
それでも「引き寄せ系」の本は、いまだに新刊がパラパラと出ていますね。
人気みたいです。
目次
自分の周りを「ハッピーな人」で固めろ!?
ところで「引き寄せの法則」を信じている人は、よくこういう思考の人がいます。
「周りに不幸な人がいると、自分も不幸になっちゃう。」
いわゆる「エナジーバンパイア」的な発想です。
エナジーバンパイアってのは、(厳密には、そんなものは存在しませんが)、
他人の元気や運気を吸い取っちゃう人のことを、そう呼んだりするそうです。
まあ、自分が勝手にエネルギーを吸い取られていると思い込んでいるだけなんですけどね。。。苦笑
被害妄想の極致です。
自分の利益と欲のため人を見殺しにする
例えば、ネガティブな思考はネガティブな事象を引き寄せるからと言って、
苦しんで困っているネガティブな人を見殺しにしてしまう。
苦しむ人を積極的に探さなくてもよいと思いますが、
助けを求めに来た人に対して「ネガティブがうつるから」といって見殺しにするようなことは人としてどうかと思います。
さすがに困窮した人の生活までは面倒見れませんが、できる限りのことをしてあげるのは人情ではないでしょうか。
また、これらの引き寄せ系、成功法則系の本が「投資」や「お金」の話に片より過ぎている問題です。
世の中の犯罪の大半が「おカネ」がらみです。
非常に危うい話が書かれていると気が付かないと、多くのひとをミスリードさせるんじゃないかと、ちょっと怖いんですよね。
稀に、仕事で人にあったときに、初対面でこういった成功法則の話を堂々とする人がいたりするんですが、
まさに、教条主義的かつ表面的に法則を守ろうとする人が多くて、「なにか誤解してないかな、どうなのかなあ。苦笑」と、思ったりします。。
不幸な人はあなたが引き寄せたんでしょうが!
そういう人にはっきり言うたいのは、
自分の周りに不幸な人、ネガティブなことを口走る人がいるという状態も、自分が引き寄せたわけですよ。笑
それを考えると、自分で引き寄せておいて何を言ってるの?って話です。
いくら自分が、引き寄せの法則を使って楽しいことだけ考えてると言っても、
そういうネガティブな人の言葉やメール等が自分にやってくるってことは、
やっぱり、それを引き寄せているわけなのです。
炎上しそうなブログを書いて、批判が大量に届いたとしても、でも、それもまた自分で引き寄せているわけです。
愚痴を聞くのが嫌いな人もいるが…
しかし、周りにネガティブなことを言う人がいると不愉快になるというのも、自分にとっては不思議な話なのです。
自分の場合は他人の愚痴を聞くことが嫌いではないので不思議です。
それに、ネガティブなことを言う人が周りにいたおかげで、
自分の中のネガティブに気づかせてくれる貴重な機会になる、ということもあるわけです。
その「気づき」の機会に気が付かず、それどころか、
「ネガティブな話を聞くと、自分が不幸になる、ネガティブが伝染する」と思っている人は、まさにそうなるのです。
知らず知らずのうちに、引き寄せの法則を、ネガティブに使っちゃってるわけですね。
「引き寄せの法則」を何も考えずにそのまま信じちゃうと、
こういう結果になるのは仕方ないんだろうなと思います。。
引き寄せの法則はもっとシンプル
ネガティブを新しい気付きに変えることができる人は、そのネガティブをニュートラルなものとして扱えます。
結果として、ネガティブを引きよせることはありません。
ところで「引き寄せの法則」ってなんなの?
本当に引き寄せるの?
「はい、その辺の本を読んでください」と言いたいですが、読むまでもありません。
なぜなら、引き寄せの法則のメカニズムというのは、どうも本に書かれている内容は表面的で、
その裏にもっとシンプルで確実な仕組みが働いているように思うからです。
ようするに今世の中で出版されているような「引き寄せの法則」はもうそろそろ「古い」んじゃないの?っていう話です。
「やりたいことをする」、それがすべてだと思うんですけどね。
「 引き寄せる」もなにも、「今すでに、それをやっている」という状態です。
それが最強なんでですけどね。
また、詳しく書こうと思います。