今日は僕の「前世」の話をしたいと思います。
おかしなこと言い出したなあって思う人、変な宗教とか入ってませんので安心して下さい。苦笑
でも、ここから先に書くことは、小説だと思ってください。
フィクション、僕の作り話です。笑
こんな話を事実だと言い張るヤツは、きっと頭おかしいですからね。
ま、でも、ごく一部の人は、そういうこともあるかもね?面白いね、
って感じで読んでくれればうれしいです。
目次
あれは明治時代の話、芸妓として頑張ってましたわ
時代は江戸時代の終わりから明治時代にかけて。
その頃の僕は、芸妓(芸子)をしていました。
「僕は」ってのも変だな。 苦笑
ちがいますよ、前世ですからね、そもそも僕は「女」として生まれていたのです。
生まれた家は、さほど裕福な家ではないです。
それもあって、「家族に良い思いをさせてやりたい」という思いが強かったのですが。
このあたりは今の自分とも非常にかさなります。
さほど裕福でない家庭に生まれ、なんとか両親に良い暮らしをさせたいがために、
あれこれやってみるのですが、なかなかうまくいかず、という僕に。。。
そして、さらに現代の僕と似てるのは、独立心が旺盛なところです。
女性なのに、なんとかして身を立ててやっていきたいと思っていたようです。
そうなんです、性格は前世から引き継ぐものなのです。
江戸から明治は男尊女卑の社会です。クソです。
とはいえ、その頃の日本で、女性で身を立てる、成功するという方法はまだ確立されていません。
女性が進出を始めて「職業婦人」などと言われた時代よりもう少し前だと思います。
とにかく女性は出しゃばったらダメな社会なのです。
思えば大学時代、フェミニストの先生のゼミに出たり、先生の自宅にもみんなで遊びに行って話を聞いたくらいの男女差別反対派ですからね。苦笑
そして、当時では数少ない選択肢のうち、選んだのは芸妓(げいぎ)という世界でした。
いわゆる、芸子さんですね。
芸の世界ということで、ここでも今の僕と符合する点があります。
思えばボクが大学を卒業し、夢に向かってフラフラとさまよっていた頃、
お笑い芸人連中ともつるんでいたことがありました。
僕はその頃、漫画家か作家になりたかったのですが、放送作家も視野に入れており、
それもあって芸人を目指す連中とも縁があったのです。
僕は人前に出るのが苦手なのですが、それでいて内心、なぜか「目立ちたい」という謎の欲求もあったのです。
ある時、仲間の一人が「一緒に漫才をやってくれ」と頼んできて「嫌だよ」と断りながらも、
まあ一回やってみるかと思ったことも事実としてありまして。。。苦笑
不思議なことに実際、舞台に立つと、なぜか、ほとんど緊張しませんでしたね。
前世の芸妓で人前で芸をする経験があったからなのでしょうか。笑
くっそスベリましたけどね。
みんな知ってる?芸妓の世界(風俗嬢じゃないよ)
ところでみなさん、芸妓の世界はご存知ですか?
そもそも、芸妓って何でしょうね?
簡単に言うと、宴会の場で踊ったり演奏したりして客をもてなす女性のことを指します。
いわゆる、芸者とか芸子のことでして、江戸時代に生まれた職業のようですね。
つーか、今でいうと「コンパニオン」のようなものって言われるんですが、
ちょい違うような気もします。
芸妓はあくまで「芸」がメインなんですよね。
「色」じゃないです。
とはいえ「色」目当てにされちゃうんですけどね。。。
で、念のため言っておきますが、風俗嬢でもないですからね。。。
しかも当時の女性にとっては割と格好良い職業だったんですよ。
今も京都の芸妓さんとかに憧れる女性は多いと思いますけどねえ。
当時も女性にとっては、憧れる人がいるくらいの職業だったのです。
女は家を守るものというのが当時の社会ですから、華麗に羽ばたいているように見えるんです。
一方で「ケッ」って感じで見ていた女性もいましたけどね。苦笑
しかし現生では大嫌いな芸妓・芸子の世界
でもね、不思議なことに、今の自分は、この白塗りの女性の顔が大嫌いなんですよ。
同じく白塗りの小梅太夫の滑り芸は好きですけど、それはさておき、
幼い頃から白塗りの顔には激しい嫌悪感があったのです。
結婚式で分金高島田で顔を白無垢で白くしてる写真が、結婚式場の新聞広告に入ってくると、
すごく嫌な気持ちになった記憶があります。。。
と、同時に女性の着物姿も大嫌いでして。。。
子供の頃、時代劇の何が嫌いかと言ったら、女性のデカイ頭と着物姿でした。
どれくらい嫌いかというと、何度も何度も夢に出たくらいです。
着物を着た女性が、遠くの方で何人かでグルグル回ってるんですよ。
あ、でも今日はいないぞ、良かった! と思ったら、フっと着物の人が数人で輪になって現れる! 嫌だー!!
それがだんだん近づいてきて、来ないでー、怖い、怖い、怖い、怖い・・・。
で目が覚めます。
この夢を子供の頃に何度か見ました。
そうです、前世で相当嫌なことがあったことが原因で、女性の着物姿には激しい嫌悪感があるんです。
どんな嫌なことがあったかは後述しますが、芸子さんの世界ももちろん大嫌いでして。
テレビでたまに芸子に憧れてる女性なんか見ると「くだらねえ」と思ってしまうのです。。。汗
現生と前世は性格だけでなく姿も似ます
さて、当時の僕は、芸妓の中でも、優秀でした。
芸を教える側の立場=師匠でもあったからです。
また、女性にしては背が高くて、恐らく160センチ以上はあったでしょう。
スラリとして、キリっとした美人です。
自分でいうのもなんですがねー。苦笑
たまに、その頃の僕に雰囲気が似た人がいたりすると、ドキッとすることがあります。
変な親近感があるんですよね。
ちなみに前世と現生で引き継がれるのは性格と外見です。
女性と男性ではあまり引き継がれませんが、顔や体の系統が似るようです。
新しい人生を始める際に使い慣れた体を選ぶのかも知れませんね。笑
ちなみに僕はたいがい東洋人として生まれています。。。
あと、ケガとか持病も引き継がれることがあるようです。
病院で検査すると異常は無いんだけど、なんだか痛いとか、重いとか、そういうのはもしかしたら前世の名残かもね。笑
「楽器ができないと」みたいな義務感はどこから?
さて、師匠ともなれば、当然、若い娘らに芸の指導をするわけですが。
師匠ですからね、三味線などの楽器もできますし、歌も上手いですよ。
自分で言うのもなんですが、僕の子供の頃の音楽の成績はいつも「5」で、先生にも「歌がウマいねえ」と言われたものです。
ただし、算盤と習字は習いましたが、楽器は習わなかったので何にも弾けません。
実はそれが、すごく嫌で、楽器を弾けるようになりたいという欲求がずーっと続くんです。
なので、学生時代に割と本格的なキーボードやギターを買って一人で練習してましたねえ。。。
世の中のアホ男子みたいにモテたいとかいう気持ちはゼロでした。
とにかく「弾けるようにならないといけない」と思っていました。
不思議ですね、前世で師匠だったから「楽器できないとダメ」みたいな義務感を持っていたのでしょうか。笑
でもね、楽器は楽器でも、三味線だけは弾きたいとも思わないんですよ。
見たくもないというか・・・。汗
日光江戸村に行った際も、触りもしませんでしたね。
前世のトラウマでしょうか、不思議ですね。
女子に厳しいボク…まあ、師匠だったからね!笑
ところで、芸というのは芸だけやってりゃいいわけでなく、いろんな作法もあるわけですよ。
礼儀なども含めて、色々な作法も大事なんです。
それを若い娘に教えるわけですが、出来の悪いのもいるわけです。
芸子さんなのでそこそこ美人が多いんですが、美人だからって芸ができるとは限らないんですよね。
まあ、当たり前ですけどね。
実は現在の僕は、世の中の「美人だからって許されてる女性」が大嫌いでして。苦笑
フェミニストのゼミにも顔出てましたから、女性とはいえ「バリバリ働く」みたいな人が好きだったわけです。
単に美人だからって無能なのにチヤホヤされる女性が本当に苦手でした。
サラリーマン時代も、勤怠の悪い女性がいたんですが、周りのオッサンどもが「かわいいから」って許しちゃうんですよ。
それを僕は気に入らなくて、その女性社員に、僕だけキツくあたってましたね。苦笑
キツクと言っても、遅刻とかを注意するだけですよ。
リーダーもやってましたからね。
とにかく女性のマナーには特段厳しいのが現在の僕なのです。苦笑
金持ちを捕まえる、ここまでは成功パターンです
さて、芸妓の世界は、いわゆる、金持ちの娯楽の世界でもありました。
芸妓で活躍しますと噂は広まり、やがては金持ち社長たちのお気に入りになったりするわけです。
当時は「社長」なんて呼んでたか知りませんけどね。
宴会になると「あの人を呼んで」と言われるわけです。
そこで、当時の自分も、お金持ちを捕まえたのです。
今の時代でも、医者や弁護士と結婚なんかすると「良い人捕まえたね」なんて言われるじゃないですか。
いわゆる玉の輿でして、今も昔も女性の成功パターンなのであります。
もちろん、ただの成金バカじゃなくて、ちゃんとした金持ちですよ。笑
そして和風の豪邸に住んだのです。
あぁ、そういえば最近僕が新築で建てた家も和風だなあ。。。
家に和室が無いと気に入らないところや、障子が視界に見えてないと落ち着かないのも前世の名残でしょうか。苦笑
衝撃の「重婚」これが現在もトラウマとして残る
ところがね、大問題が起こるわけです。
これが全てのトラウマを生みます。
な、な、な、な、な、な、なんと、
その金持ち夫は重婚だったのです。
それが、あとから発覚するわけです。。。
当時は金持ちなんかは普通に愛人もたくさんいて、重婚だってしてたワケですが、
まあ、今回は騙された感じだったわけですね。
ていうか、今の金持ちも同じですよね。
ドンファンだかなんとか言う、ふざけたジジイがいましたしね。
江戸と明治の間で時代が定かでないですが、重婚が法律で禁止されたのは明治時代の途中かららしいです。
でも、法律で禁止されたとはいえ、すぐにはやめられないよねーみたいなのもあったんでしょうね。
この衝撃的な事件で、自分の中に2つの法則が生まれます。
◎金持ちはロクデモナイ
◎男女の仲は儚く、必ず裏切られる
これはかなり強固なもので、現生でもなお引きずっています。
しかし、これをリカバリーするのも、数ある現生の目的の一つでもあります。
お金持ちのトラウマを解消する
思えば子供のころは、母親がお金のことばかり言うのが嫌いでした。
なにかあれば、お金がかかるからとか、お金が大事だとばかり言うのが嫌でした。
僕と弟で「お金なんか必要ないじゃん、すぐそういうことを言う!」って母親に文句を言ってたことを思い出します。笑
また、家がお金持ちの友達が、ウチが貧乏だみたいなことを言ってくると本当に心の底から頭に来ましたね。
それもあってか、とにかく、お金を否定する人生でしたね。
お金が必要なのに、お金を否定するという矛盾した人生。
また、相手の職業や年収を条件に結婚するという女性も、心の底から軽蔑したものです。
まさに前世の教訓から、「お金と結婚すると、酷い目にあうぞ」と言わんばかりに。。。苦笑
でも今、こうして幸せな生活をしてみて、やはり「人生はお金ではないあ」とは思いますが、
お金もかなり大事だな、と思えるようにはなりましたけどね。
お金に不自由しなくなると、お金を持つことで生まれる弱さも理解できるようになりますしね。
その弱さに屈せずに生きる、つまり、世の中をよくするため為にカネを使うよう努力することですな。。。苦笑
そうすれば、このトラウマは現世で解消されるはずだと今は感じています。
人は裏切るという孤独感と男女関係の恐怖
僕は、昔から孤独感がありました。
なんだか幼いころから他の人と違う、変わり者だって感じがしてたんですよ。
自意識過剰なのかもしれませんけどね。
人と違うからこそ、たぶん、人から嫌われると思っていました。
ま、実際「キャラが濃いね」とは言われますよ、はい。笑
昔はよく「チャレンジャー」とも言われましたね。
ぼくって、周りから見ると突飛押しもないことをする人みたいです。
いやいや、かなり計算してやってるんですけどね。。。苦笑
あと、男女関係については、かなり前世のトラウマを引きずっています。
僕の悩みの一つなのですが、かなり女性を束縛してしまうのです。
昔からそうです。
理由がわかりません。
「人は放っておけば見えないところで絶対に浮気する」という変な信念もあります。笑
過去に付き合った女性に対しては、全員といっていいくらい「焼きもち」ばかり焼いてました。
なので、信頼できるのは、いつも自分だけなのです。
自分はこんなに何事も真面目にやってるのに、何で相手はいつもフワフワしてるの?と。笑
ま、そういう人を選ぶから悪いんですけどね。
いや、実際、惹かれるのです。
ダメなタイプの女性に惹かれる自分がいるのです。。。
この人をなんとかしてやらないといけないって思っちゃうんです。
師匠だからでしょうか? 爆
それとも前世が女性だからでしょうか?苦笑
ここには書けないとんでもない事件もあったんですよ
実は、ヤンキー大嫌いですが、ヤンキー女は嫌いじゃないです。苦笑
いや、絶対に何かがおかしいんですよ・・・。
でも、生理的にそういう志向だから自分ではどうしようも無いんです。
もしかしたら、前世で「芸」という世界に生きたから、アウトロー的な人に惹かれるのかもしれません。
ヤンキー大嫌いと言いつつ、生理的には拒否をしていない自分がいるのです。
あと、もうひとつあります。
基本、僕のことなんて好きになる人はいないだろうと思ってるから、来る人はあまり拒みません。汗
自分で選ばないものだから、おかしな人につかまるんです。苦笑
実際に相当酷い裏切りに合ったことも何度かあったんですよ、書けませんけどね。
本当、思い出すのも鬱になるなるくらい。笑
だからやっぱり、「人は裏切る」という思いが消えないのです。
もちろん、妻のことは信頼してますよ。
実は妻を選んだ基準は、今までとは全く違いますからね。
今まで失敗ばかりしていたので、意図的に今までと違う基準で選んだ人なのです。
なので妻は別格なんですよ。
実際、2019年で結婚10周年です。
10年も一緒にいた人は妻だけです。
とはいえ、最初は束縛してましたが、今はけっこう信頼してますから自由にやってもらってます。
でも、心の奥底には、大丈夫かな?信頼していいのかな?という思いがまったく無いわけではありません。
このトラウマは、恐らく死ぬまで一緒にいて初めて解消されるのかもしれません。
未来のことはわかりませんね。。。
以上、僕の前世の話でしたが、続きはまだあります。
次はさらに昔にさかのぼってみたいと思いますので、お楽しみに。
(って楽しめる話ではないか。苦笑)