タヌコは友達がいません。
だって、犬だもの。。。
いや、コロリが友達かな?
とはいえ、公園に行って、よその犬とかいたら「関心」はあるようですよ。
でも、それって人間関係でいうところの友達でも何ではありません。
犬の友達って、単に相手の飼い主がボクと友達かどうかってことですよね。笑
目次
友達が多い人ほど「いい人」って風潮
昔からそうなんですが、友達が多い人ほど「優秀」「良い事」という風潮があります。
僕が小学生のころから、友達の多い人はいました。
でも、別に「優秀」「模範生」だとは思いませんでしたけどねえ。。。
とくに自分で自分のことを「友達が多い」という子供。
どっちかというと活発な子供が多かったですね。
そりゃそうです、活発でなければ自分から話しかけたりしないでしょうから。
なので、活発な子供は「褒められる」ことが多いですね。
これ、「頭の悪い風潮」だと思いませんか?
活発でない子はどうするんだ?
僕は小さい頃から人見知りでした。
結果、活発に動くことを嫌い、いつも家の中にいました。
友達と遊ぶこともありますけど、自ら誰とでも遊ぶということはありません。
いつも「決まった友達」でした。
親や先生は、「誰とでも友達になりなさい」と言いますけどね。
意味が分からなかったですよ。
一緒に遊んで楽しくないのに、なんで?って感じ。
サッカーとか自分の興味のない遊びをする人と遊びたいと思いませんし。
「友達100人できるかな?」という歌が諸悪の根源(笑)
学校で習う「友達100人できるかな?」なんて歌がありますが。
これ子供のころから聞かされてますけど。
子供だけに、真に受けてしまうのですよ。笑
友達は多いほど良いという価値観になってしまうのです。
まあ、別に悪いことではありません。
でも、子供ながらに「プレッシャー」になるんですよ。
ほんとに。
それに友達を増やすことが「良い事」かどうかは、また別の問題です。
なんと、あの人気番組「笑っていいとも」で
「友達の友達は・・・」「友達紹介して」
なんて毎日言っていた芸能人のタモリも
「友達なんか少なくていい」「いなくたっていい」と言っていたそうです。
(タモリ名言集とかでそう言ってるらしいですが、そんなもんあるのか?笑)
そもそも「活発」でない、「控えめ」な子供は友達を作る事自体が好きではありません。
これは、これで、個性でしょ?って思います。
「私は人脈が多いです」って言う人は怪しいです
大人になっても活発な人は、やっぱり友達=人脈が多いです。
もちろん、その人たちはそれが楽しいんでしょうから別にかまいません。
でも、ビジネスで「私は友達が多い」って自分から言う人って。。。
正直なところ、ちょっと怪しい人が多いっていう印象なんですよね。。。
もちろん僕の偏見ですよ。
でも営業系の人や自営業の社長さんなら「うんうん」と同意してくれる人は多いはずです。
基本、図々しい人が多いというか。。。苦笑
変なビジネスやってたりとか。。。苦笑
なので、「人脈が多い」ことを自慢にしている人は僕はかなり警戒します。
僕にとっては、そこが評価基準ではないのです。
あくまで僕が評価するのは人柄・人間性です。
人脈芸人カラテカ入江氏、吉本解雇の件
そういえば先日、カラテカの入江さんが吉本を解雇されました。
いわゆる会社を通さずに仕事を個人でうけちゃう「闇営業」をやったという件ですけどね。
人脈が多いとそういうことが起こりがちなんですよ。
付き合う相手がオラオラ系、イケイケ系でも断る勇気が必要です。
「見た目含めて、言動が怪しいな」と思ったら近づかないのが鉄則です。
実際、僕が昔、紹介された人のところに初めて営業に行ったとき、
見た目がかなり怪しい(チンピラ風)なので、ネットでその人の名前を調べたら、
な、な、なんと、逮捕歴あり・・・。
即行で翌日断りを入れ、以降、facebookの友達申請も無視しました。苦笑
友達が少ないことをバカにする人
もっと最悪なのは、「友達が多いことが優秀だ」と思っている人たちです。
前述の、世間の妙な価値観に疑問を持たない親や先生たちです。
子供のころから考え方が変わらない人たちと言ってもいいかもしれません。苦笑
そういう人たちは、友達がいない人をバカにします。
「あの人は友達が少ないらしいよ」
「嫌われているから、友達が少ないんだ」
「友達が少ないって寂しいね」
などと言いますが、残念ながら全然違いますよ。笑
そもそも、寂しいかどうかは本人が決めるのです。
本心で「友達少なくてOK」って思っているんですよ。
それを説明します。
ミニマリストは友達を作らない
そもそも、友達が多いと無駄な付き合いが増えます。
ぼくも、本当に付き合いのある人なら、最低限の付き合いはしますよ、もちろん。
でも無駄な長電話とか、LINE、Facebook、TwitterなどのSNSでのやりとり、冠婚葬祭など儀式的なことなど。
たまに「時間がもったいないなあ」って思うことはあります。
でも、それが好きな人は、どうぞ、ご勝手にという話でして。
否定されるものではありません。
でも、あまりに友達が多いと、本当に自分の時間が無くなっちゃいますよ。
その点、一部のミニマリストは友達を無理に作らないそうです。
いや、むしろ友達を減らしていく人もいるそうです。
なぜなら、無駄な付き合いを減らし自分の時間を確保したいからです。
たいして気の合わないような人と無理に友達付き合いを続けても時間の浪費です。
それならば家族や、または一人で過ごす時間を大切にしたほうがよいです。
友達の期待、つまり他人の期待に生きる人生程後からむなしく思うことはないのです。
もちろん、それが好きでやっているなら否定しませんけどね。
でも、そういう人ほど、「友達が多い状況を苦手とする人もいる」ってことを知ることが必要なのです。
こういう多様な価値観が認められつつある現代。
「友達がいないからダメ」とか、非常に短絡的な風潮はなくしたいものです。