【山梨・身延山久遠寺】日蓮宗総本山で日蓮の墓に行ってきた

今回も過去(2012年)の旅行記です。

身延山の久遠寺に行ってきた話です。

 

「なにそれ、つまんなそう」って思うでしょう。

正直、ジジババの観光地って感じですが、

騙されたと思って行ってみてください。

風光明媚で絢爛豪華、絶対に感動しますよ。

 

ちなみにここは日蓮宗の総本山なのです。

え? もっとつまんない? まあ、確かに・・・。

いやいや、なんと、あの日蓮の墓もありますからね。

歴史の謎にも触れることができます。

 

というわけで、日蓮宗の総本山である見延山の久遠寺、

実際に行ってみたらかなり面白いよって話です。

 

サザエさんのオープニングで有名

でもここは、サザエさんのオープニングテーマにも出てきた観光地でもあるのです。

その証拠に、ほら、サザエのお土産が売ってます。

よく見るとサザエの顔が単行本バージョンです。

そして商品名がそのまま「サザエさん」という・・・。

なんなんだこれは? って感じですよね。

ごく普通の人形焼きです。

あんまし、寺の土産で「人を食べる」ってどうなの?って思いますけどね。。。苦笑

 

日蓮宗総本山をナメたらあかんぜよ!

さて、この身延山は日蓮宗の総本山です。

日蓮宗系の宗教は某有名なアノ宗教から小さな宗教までたくさんあるのですが、ここは本家本元の日蓮宗。

敷地内に大学(!?)も設置されており、かなり本格的。

そして、さすが総本山だけに、かなり豪華。

広大な敷地に、奈良の大仏殿並みの巨大な建造物。

この「意外な」豪華絢爛さに、来て良かった感100%。

さて、久遠寺の中にも土産物屋もあったのですが、まあ普通の土産物屋でしたねー。

ここの土産のメインは「サザエさん」で、決まりでしょうな。

こちらの本堂も大仏殿並みの巨大さ。

木造でこんなデカイ建物が作れるんだねえー。

境内も広くて、なんと、犬の散歩をしてもOKみたい。

神社だとNGですけどねー。

実際に地元の人が犬の散歩をしてまして、坊主と何やら世間話をしていましたね。

 

ロープウェイは満員電車だけど景色は最高

さてさて、ここのもうひとつの「メイン」は恐らく、このロープウェイでしょうね。

山頂に向かうロープウェイ、とてもいい景色です。

そして今まで乗ったロープウェイの中でもかなり乗り心地のよいものでしたね。

が、観光客が多くて満員電車並みに押し込まれるのが難点。。。

来るなら平日が良いかもね。

ちなみにロープウェイから富士山も見れますよ。

そして山頂に付くと、それはそれは良い景色が続きまして。

それにしても富士山ばかり30枚近く撮ったのに、全部露光に失敗して撮れてなかったのは残念・・・。

 

日蓮は「嫌われ者」の一面もあったらしいです

さて山頂に着きますと、さらに長い石段が・・・。

もう、歩くの嫌なんですけど。。。

さ、黙々と登りまして奥之院に到着。

ここで日蓮が故郷(千葉)を忍んだといいます。

ここ奥の院でしばしば千葉の両親に思いをはせていたそうな。

 

ちなみに日蓮といえば、お上をも恐れない程の毒舌坊主でして。

結果、島流しにされてしまったのですが、その後に召喚されたのが身延山だったそうでして。

毒舌と言えば、日蓮宗以外はクソミソにけなしていたという話は何かで読んだ記憶があるのですが、なんと地元でも相当嫌われていたそうである。苦笑

そしてそれは今、現在も続いており、千葉の地元の人で日蓮が大嫌いな人は割と多いそうな。笑

 

なんでレモンガス? 他にもあったでしょうに?

話はガラっと変わり、山頂の建物で使われていたプロパンガスが、なんとレモンガス。

え? レモンガス!?

レモンガスって、あのレモンガス?

レモンガスと言えば、今ではもう見なくなったあのCM。

野球拳のメロディーで、

 

♪ ガスにするなら、レモンガスにしやしゃんせ

♪ アウト! セーフ! レモンガス!

 

すごいCMですよね。

アウトってなによ?苦笑

こんな「一か八か」なガスなんか使えるかよ!って思ったものです。

 

もしも爆発事故が起きた時、ガス会社から「あー、アウトの方でしたね~。」って言われるのだろうか?

しかし、CMを良く聞いてみると・・・、

「アウト」ではなく「ガード」と言っていました。笑

 

日蓮のお墓もまた、豪華絢爛!

無駄話はさておき、ここ身延山は日蓮の墓もあるそうです。

日蓮は千葉で生まれて山梨の身延に埋葬されたのです。

身延に埋葬してくれと日蓮自身が頼んだそうです。

やっぱり千葉には戻りたくなかったのでしょうか・・・。苦笑

それにしても、この日蓮の墓は久遠寺よりも壮大かもしれない。

墓前にたどりつくまでに整備された広大な敷地が続きます。

広大な敷地にポツンと受付の建物があります。

受付を済ませて進むと、階段も多くて、けっこう疲れる。。。

墓への道のりは長い。

なにこのもったいぶり。。。

そして、墓前に到着。

なんだか懐かしい感じ。

奥に見える、カプセルみたいな感じになってるのが日蓮の墓。

なんか、すごい。。。

大事マンブラザーズバンド

「♪ 高価の墓石を建てるより、ウソでも手で編んだ方が美しい~」

あれ、なんか違うな。。。まあいいや。。。

 

最後に「和紙の里」に寄って帰宅しましたが

さて、以上で身延山探索記は終了。

ちなみに、ここ身延は和紙も有名だそうです。

見延山の帰りに和紙の里に寄っていきました。

閉館間際で人が少なくて快適でした。

ところで日蓮と言えば、後世に残る書物もたくさん書いているのですが、だからこそ「紙」なんでしょうか。。。

 

紙と言えば自分が小学生の頃、クラスの友達を題材にマンガを書いていたことがあったのですが。

当時はノートを破ってマンガを描いたりすると先生や両親に怒られたものでして。

なので自分のノートを破ってマンガを描く勇気はなかったのですが。

 

そこで、友達が「オレのノートを破ってやるよ」と言ってくれて。

そして友達が紙を供給する代わりにマンガを描くという、なんだか宮廷漫画家みたいな関係が成り立っていたのです。

なんか、そんな当時を思い出しました。

 

余談ですが、日蓮ってなんかだか親近感があるのですよ。昔から。

しかも、ぼくの前世の一つは権力に対して徹底的に歯向かった僧侶ですので、

さらにまた似たものを感じます。苦笑

実際、今もなお、そういう判官贔屓なところがありますからねえ。

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