![体験博物館 千葉県立房総のむら(コスプレ天国)](https://inumakedon.com/wp-content/uploads/2018/03/bosonomura-01.jpg)
ちょっと前、ていうか2011年の話ですが。
妻が成田の「房総のむら」が「とても楽しいよ」と言っているので試しに行ってみました。
体験コーナーとかやってみるべし、というのですが、どうなんでしょうね。
目次
意外においしい飲食店(けっこう満席…)
さて、けっこう朝は早く出たので、人はまだ少なかったです。
村の中には畑もあって、まさに昔の「村」を再現しています。
ていうか、「現代の田舎だってこんなもんだろ?」って感じ。
![房総のむらの中にある畑](http://inumakedon.com/wp-content/uploads/2011/02/hatake.jpg)
唯一「ただの田舎」と違うのは、古い町並みでしょう。
時代劇の撮影にも使われているそうですが。
ちなみに、この建物の中の「そば屋」がおいしいと有名だったので、昼は「そば」を食べました。
![房総のむら](http://inumakedon.com/wp-content/uploads/2011/02/edo.jpg)
でも本当は「うなぎ」がおいしいらしいんですけどね。
しかし、こんな朝早く行ったのに、予約がいっぱいで食べれなかったという。。。
うなぎだけは「要予約」でお願いします。笑
ランチも「おやつ」もなんでもある
ここは何が嬉しいって、ランチだけでなくて、「おやつ」も用意されているということ。
食べて歩いて、それだけで楽しいという。
始めて来た人は、もう1回行きたくなると思います。
というわけで、茶室にお茶を飲みに出かけます。
まあ、カフェですな。
![なぜか喫茶と書かれた茶室の床の間](http://inumakedon.com/wp-content/uploads/2011/02/cha.jpg)
すると、ものすご~~く上品そうなオバチャンが3人で迎えてくれて、
それはそれは丁重なおもてなしをうけまして。
で、お茶はともかく和菓子がすごくおいしい。
畳に直置きされる、うまそうな和菓子。
お茶の世界は奥が深いですなあ。
当時は冬で、歩いていると寒いなあってことで、
できたてホカホカの団子でも食べて腹ごしらえ♪
![房総のむらの団子屋](http://inumakedon.com/wp-content/uploads/2011/02/dango1.jpg)
って、食べた瞬間フリーズ。
「みたらし団子」、冷えてた。。。
オヤジ無愛想だし、まあ江戸時代ですし、
こういうパターンもありますわなー。
当時からコスプレが盛んだったのでした。。。
気になるのは、終始、コスプレをしたヲタの女子が数人、
チョロチョロと歩き回ってたこと。
っていうか、行くとこ行くとこいい場所で出てくるので、
自分らの写真が撮れないという。。。
ちなみに下の建物の左下にはコスプレ女子が数人、
ワラワラとゴザを広げてくつろいでいた。
![左下にオタクがいます](http://inumakedon.com/wp-content/uploads/2011/02/otaku.jpg)
ちなみに、あれから数年たちまして、「房総のむら」ではコスプレ禁止になったそうで。
基本ルールとしてはこちら。
撮影につきましては原則和装とし、博物館に相応しい衣装、ポーズ、行動をお願いしています。詳細については、お電話でお問い合わせください。
なお、コスプレ撮影にはお電話でのご予約が必要となります。
もともと和装や時代衣装はOKだったということですねー。
アニメやゲームとかの衣装も申告すればOKだったのか知りませんが、
申告以外の服装で撮影する人が続出して、「房総のむら」がキレたらしいです。
ルールをお守りいただたいている方には大変申し訳ありませんが、当分の間コスプレでの撮影の
新規の予約受付を中止します。
公的な施設なので、ルールは厳しいってことですな。
しかし、2011年当時からコスプレ天国だったなんて、知らなかったよ。。。
陶芸コーナーは、ちょっとハマるかも
ところで、房総のむらで何が楽しいって、「ものづくり」です。
実際に、色々なものが作れるますが、やっぱ、一番楽しいのは陶芸でしょうなあ。
自由にお皿や湯呑とかを作ることができて、しかも、焼いたものを送ってくれるという。
なんという素敵なサービス!!
さすが税金で運営されているだけの施設ですな。
それにしても、この自作の湯呑。
![湯のみと取り皿](http://inumakedon.com/wp-content/uploads/2011/02/touki.jpg)
うーん、立派だ。
陶芸家になろうかな。
何度でも行きたい陶芸コーナー(笑)
ちなみに後日、陶芸にはまってしまった自分は再び陶芸コーナーへ。
目的は、当時エスプレッソにはまっていたということで「デミタスコーヒーカップ」。
先日、房総のむらで作った湯呑が、とても上手にできたので、
次はエスプレッソ用のデミタスカップをGETしに行くという作戦。
しかし、今回はなぜか本格的な、ロクロが登場!
この前行った時は、手で回すロクロだったのに!?
おかげで、とても味のあるデミタスカップができました。
取っ手は、あとから先生が付けてくれるそうです。。。
ていうか、最初の湯飲みと変わらんなあ。。。
その他の体験コーナー
陶芸以外にもいろいろと「ものづくり」の体験コーナーがあるのですが。
こういう何の生き物かよくわからん注意書きも、魅力の一つです。
![西洋の悪魔の絵でこんなのあるよね](http://inumakedon.com/wp-content/uploads/2011/02/usagi.jpg)
「畳コースター」なるものもありました。
が、ちょっと作り方の手順を間違えたら、
オバチャンに 「そこを折れとは言ってない!」 とマジにキレられる。
というわけで、なんとか畳コーナーのオバチャンの毒舌にも負けず、畳が完成。
まだまだ時間が余っているので、次は「ほうじ茶」 作り。
高校生バイトみたいな先生の指導に基づき、茶を焼く。
すげえ、焦げた。
![微妙に焦げたほうじ茶](http://inumakedon.com/wp-content/uploads/2011/02/cya2.jpg)
(2011年当時の)体験コーナーとしては、こんな感じ。
他にもあるんですが、書ききれないので、ぜひ行ってみてください。
ちなみに房総のむらは、各モノづくりコーナーごとのオバチャン担当者の裁量が強いです。
いたるところのコーナーで、オバチャンの個性が発揮されているのもローカルなテーマパークの楽しさの一つですな。
縄文・弥生好きの人もぜひぜひ
さて最後に、この「房総のむら」、江戸時代の街並みだけでなく古墳もあるんですねえ。
こんな感じで散歩道には古墳もあるのです。
古代史・縄文好きの自分にとってはたまらない雰囲気ですな。
草ぼうぼうって感じですが。
![房総のむらの古墳](http://inumakedon.com/wp-content/uploads/2011/02/haniwa1.jpg)
でも、ほんとに古代ではハニワを並べてたんでしょうかねえ。
組合デモみたいになってますよ。
![えー、我々はー、一致団結してー、えー](http://inumakedon.com/wp-content/uploads/2011/02/haniwa2.jpg)
というわけで、房総のむらでした。