【三重・志摩スペイン村】ディズニーランドへの怨念!再び!

ちょっと失敗してしまったことがありまして。

先日、下記のとおりラグナシアの記事を書きましたが。。。

 

その中でちょいちょい引き合いに出したのが、志摩スペイン村です。

こっちの記事を先に書くべきでした。

わかりにくくてすみません、ちょい失敗でした。

 

入園パスポートの金額の高さに引く…

あれは2013年でしょうか、実家に帰る用事があったのでついでに「志摩スペイン村」に行って来ました。

スペイン村は噂には聞いていたのですが、かなり微妙素敵なテーマパークでありました。

これは探偵ナイトスクープで「パラダイス」認定しても良いのではないかと思いました。

 

さて、まず入場には駐車場代が1200円必要です。

そして、パスポートを購入しなければならないのですが、これまたクソ高い。

こんな田舎のテーマパークに5000円も払うなんて、、、

かなり躊躇するところですが、まあ、やむを得ないですね。

この異様な入場料の高さに不満がある人が多いのか、どうやら「ダフ屋」が横行していまして。

その証拠に、エントランスに入るまでの至る所に「ダフ屋注意・半券不可」の警告看板があるのです。

 

確かに、ここに来るまでに道路のあちこちで「スペイン村半額券あります!」と書かれた看板の横で、

サングラスとマスクの怪しいオッサンがいましたねえ・・・。

スペイン村とグルじゃないよね? 恐るべし。。。

 

子供向けのアトラクションが多いかな

とはいっても、エントランスは立派なので、期待が膨らみます。

なんか、どっかで見たことのあるような感じですけどね。

そして、しばらく歩くと、大迷路を発見。

案内係が「迷ったら死ぬよ」と言うので、子供たちはためらって入らないようでした。

しかし、我々は大人なので勇気を持って進入。

途中、口からゲーを吐く石像に手を挟まれて泣きわめく子供がいましたが無視して進みます

そして我々はかなり難しい迷路をクリアして、難解なナゾナゾも解いて宝にありつけたのです。

皆さん死を覚悟して入場してますから、感動して涙を流している人もいましたね。

見てください、これが「宝もの」です。

学芸会か!と突っ込みを入れつつ迷路から出ると、スペイン村の大人気キャラクターが現れまして。

どうも、時間になると勝手に踊ってサッサと帰っていくシステムのようですね。

周りにはギャラリーがポツリポツリといたんですが、マイペースで踊ってるので

近寄ると跳ね飛ばされそうになり、お客さんは皆、警戒しているようでしたね。

 

闘牛コースター/脊椎がやられますね。死にますね。

大人気キャラクターが傍若無人に踊りまわる後ろの方に、

ふと「闘牛コースター」というふざけたネーミングのアトラクションを発見しまして。笑

なんじゃこりゃ?と思いまして、案内係に「どうせ子供用の乗り物ですよね」と質問してみましたら。

すると思いがけない返事が返ってきたのです。

「いいえ、ちがいます。」

その、あまりに挑戦的なセリフに怒りが頂点に達し、我々は闘牛コースターなるものに乗って見ることにしたのです。

 

しかし、案内係は嘘をついてなかったのです。

なんと我々は頸椎を骨折しそうになったのです!

闘牛コースターとは、「牛と戦う」という意味ではなかったのです。

荒れ狂う闘牛に体当たりされて壁にぶつかっては立ち上がり、

再び牛にやられる悲惨な闘牛士を体験できるというアトラクションだったのです!

酷い首痛と、脳震盪(のうしんとう)により、我々は、しばし茫然としてしまったのです。

コースターに乗りながら写真を撮ってやろうなんて思いましたが絶対に無理です。

本当に死にます。本当に・・・。

 

ディズニーランドへの怨念「くるみ割り人形」

我々が損害賠償など検討していると、ふと「くるみ割り人形」なるアトラクションが目に入りました。

不思議なことに、その瞬間に首痛と脳震盪が治癒したのです!

癒されますね、こういうの好きなんです。

どうも、これも大人気アトラクションみたいなのです。

でも、一抹の不安が頭をよぎりました。

先ほどの闘牛コースターのように、実はとんでもない被害と損害を被るのではないかと。。。

確かに「くるみ割り人形」と書いてあるけど、もしかしたら自分たちが割られるのではないか?

もしかして(オマエらの)頭かち割り人形かしら?」と妻がビクビクしながら言うので、

うーん、確かにその可能性が高いと判断し、並ぶだけ並んで、様子を見て命の危険を感じたら途中で列を抜ける事としました。

 

ほらほら、悪そうなネズミが出て来たヨ

列に並ぶと、アトラクションの解説のビデオが流れていました。

くるみ割り人形のお話は、少女がプレゼントにくるみ割り人形を買ってもらう場面から始まります。

そして、いつも「くるみ」をこっそり食べてしまうネズミを、くるみ割り人形が夜中に動き出し退治する物語なのです。

しかし、その解説ビデオの中で、驚愕のセリフが放たれたのです。

なんと、くるみ割り人形を買ってもらった女の子が 「これでもうネズミなんか怖くないわぁ」と言っているのです!

なるほど!!

謎は全て解けた!!

「これでもうネズミなんか怖くないわ」

「これでもうマウスなんか怖くないわ」

「これでもうミッキーマウスなんか怖くないわ」

そうなのです、このアトラクションは「ディズニーランド」への挑戦だったのです!

「これでもうディズニーなんか怖くないわ」

スペイン村のエントランスといい、キャラといい、ディズニーランドをリスペクトしているかと思っていたのですが。

しかし、それは、まったくの間違いで、地獄の鬼にも勝る怒りと憎悪を悟られないようにひっそりと表現していたのです。

「これでもうネズミなんか怖くないわ」

なんとも恐ろしすぎるセリフ・・・。

見てください、この悪そうなネズミ。

このミッキーマウスを思わせるネズミたちの顔を見てください。

手抜きなのかなんなのか、コピペかのごとく同じ顔。

悪意を感じますね。

 

他にもハイクオリティなアトラクションが盛りだくさん

さて、くるみ割り人形で、スペイン村のコンセプトを理解した我々は、もう十分。。。

最後のアトラクション「不思議の国のアリス」に向かいました。

 

エントランスで「魔法のステッキ」を渡されて、それを振ると魔法がかかる仕組みです。

なんか似たようなアトラクションがディズニーランドにあったような、なかったような。。。

しかし見てください、この悪者の顔。

しかし、不思議の国のアリスに「モンスター」ていたかぁ?

と釈然としないまま、アトラクションが終わると魔法のステッキは最後に改修されてしまいます。

改修した取っ手は目の前で係員が微妙に小汚い布でフキフキします。

一見して「たこ焼き」を焼いているように見えますけどね。

さあさあ、他にもスペイン村には謎のアトラクションが数限りなくあります。

例えば、タイムトンネル。

なんか、フワフワして、何じゃこりゃって感じですので、オススメです。

そして、志摩で取れた魚介類を保管するための冷蔵庫。

魚臭いかなと思ったらそうでもなく、夏にはオススメです。

そして、巨大な怖い顔。

そして次も、巨大な怖い顔。

なぜか、とある場所に突如として巨大な王様と王女の像がにらみをきかせて立ってますので探してみてください。

そしてもうひとつ、頸椎破壊アトラクションがあるらしいのですが乗ってません。

1月で寒かったしね。苦笑

でも、こんなに面白い(?)のに、なぜか閑散としてたんですよね。

冬は寒いから人が少ないのかな?

でもこれなら恐らく、全てのアトラクションを半日くらいでまわれるんじゃないかと。

4800円で半日。。。

2DAYパスポートを買うなら、5800円ですけどね。。。

誰が2日行くんだろう。

 

※ 2013年のお話です。

 

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