【京都・古墳公園・玄武洞公園】丹波王国の証拠が続々

さて、前回の丹波王国の謎シリーズの続きです。再び歴史探索へ向かいます。

今回は、思ったよりも、いろいろと興味深いものがたくさん出てくるので、楽しい旅ですねー。

 

次は、与謝野町立の古墳公園へ

このあたりは古墳が非常に多く、出土物も「ここに王国があったのではないか?」と思わせるものがたくさん出ているそうです。

町をあげて「丹波王国」または「丹後王国」としてPRしているみたいですね。

ここには、数個の古墳が密集して存在しています。

古墳があるってことは、王様みたいな人がいたってことですね。

石でできた棺桶です。

しかし、こんなもん、よく作りますよね。

今の時代、親のお墓を作る人だってめっきり減ってきたというのに、すごい時代です。笑

これ、殺人事件の跡みたいで、なんか怖いですけど。

 

丹波王国の証拠はザクザクと出てくる

さて、この地域、以下の図を見てもわかる通り、古墳や史跡が非常に多いです。

やはり、古代の日本海側(北九州、出雲、丹波、越、津軽)というのは大きな国があった証拠ですね。

そして、大陸からの文化や技術の流入が確実にあって、それによって豊かな国が作られたのだと思いますね。

撮影OKなので、いくつか展示物も載せておきます。

まあ、だいたい、どっかで見たような感じのものですけどね。

それでも、あらためて、じーっくりと眺めてみると、感慨深いものがあります。

玄武洞公園(チバニアンの親戚?)

さて、次はちょっと面白い観光地へ。

その名も玄武洞公園。

玄武洞というのは玄武岩でできた洞窟です。

このように、非常に規則正しく結晶化した岩肌が露わになっており、見るからに異様な風景なのですが。。。

この結晶化した岩を科学用語で摂理と呼ぶそうです。(学校で習ったよね?)

でも、こういった模様の建物あるよねー。

おしゃれな感じの。

これは火山噴火によって流れ出た溶岩が結晶化してできたらしいのですが、見事に六角形になっています。

これはそのまま飛び石に活用できますね。

住林の新築外構で使いましょう。

って、ここにある玄武岩はすべて天然記念物なので、採取すると罰せられるので注意。苦笑

(ていうか、過去には実際にそういった建築とかの用途で利用がされていたらしい。。。)

また、ガイドさんも無料で依頼できます。

元学芸員?なのか歴史好きな高齢者アルバイトガイドさんが公園内をうろうろしているので声をかければOK。

そこで色々解説してくれた中で、特に面白かったのは、この玄武洞は磁気が逆転しているという話。

すごいですよね。

それは、これを見れば一目瞭然です!!

って、どっちが地図上の南北かわからないし。。。

まあでも、逆転してるんですよ。

今話題のチバニアンと同じです。

日本にもまだまだ面白い場所はあるんですねえ。

 

ポールシフトと歴史ロマン

それはさておき、この玄武洞は150万年前に火山噴火でできたらしく、その頃は地球全体の磁極が南北逆だったらしい。

この原理は解明されていないのですが、定期的に南北磁極が入れ替わるポールシフトが起こっているのはわかっているらしいです。

そしてそれは現在も進行中らしいので、明日にも入れ替わるのかもしれません。

って、そんな急なものではないかと思いますが、実態は良くわかりません。

いやー、おもしろいですね。

そして本題、「丹波王国」はあったのか、なかったのか!?

伊勢神宮の外宮の神である豊受大神。

その出身地が丹波。

豊受大神が食べものの神だということから考えても丹波は非常に豊かな土地。

つまり、そこそこの大国。

それを裏付けるかのように周辺に散らばる古墳群と、豪華な出土物。

これはもう丹波王国などない、という方が不自然ですね。

もしも時間があったら、もう少し独学で調査を続けてみたいなあ。。。

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