【車中泊・東北・北海道5】盛岡から仙台まで一気に駆け抜けた日
奥松島縄文村歴史博物館

さて、東北・北海道の旅の最後の7日目。

ここまでくると、けっこうダレてきてまして、

早く帰りたいなーとか思ってきたりします。苦笑

決して東北がつまらないわけではないですが、

非日常が7日も続けば1、2日目のインパクトには勝てませんよね。

まあ、東北はまたの機会に楽しみましょう。

でも、まだまだ楽しむところはあるはず!

今日は最終日のお話です。

 

そそくさと盛岡に入り啄木について知る

*** 7日目 ***

青森から南下して盛岡へ。

早く帰りたいモードになってきたので、

車中泊する前に夜のうちに距離を稼ぎます。

24時間営業のジャスコかどっかの駐車場だったかな、

そこで車中泊しまして盛岡に入ります。

盛岡へ
盛岡へ

青森から南は正直全く期待しておらず、

千葉に帰るまでに何か面白いものがあれば寄るかな~、くらいの勢い。

取りあえず盛岡は「そば」かなと思ったが、

石川啄木の博物館があったので寄ってみる。

 

啄木に全く興味なかったのですが、

まあ、こうして博物館で色々調べてみると面白そうな人ですな。

石川啄木博物館
石川啄木博物館

東京、そして東北から北海道をありこち転々として、

非常勤の講師もやっていたみたいだね。

あぁ、暗い教室・・・。

石川啄木博物館(啄木の勤務先の学校)
石川啄木博物館(啄木の勤務先の学校)

でも思ったね、やっぱり思慮深い人は旅をしたくなるのだよ!

あっはっは!

と思いながらも急いで盛岡名物の蕎麦屋を探す。

蕎麦屋
蕎麦屋

蕎麦屋に入ったのだが、そばメインじゃない料理を頼んでしまった。。。

そして、そそくさと次へ向かう。

ていうか、今日は天気も悪いし、早く温泉でも入って一泊しよう。(つっても車中泊。)

 

乳頭温泉でのんびりしよう

そのまま南下すると仙台だし、

早く帰りたいにしても、ちょっとペースが早いなと思ったので、

少し寄り道して何か面白い場所を探すため、再び西に移動して田沢湖方面へ。

乳頭温泉
乳頭温泉

見つけたのは乳頭温泉。

名前からして白いのだろうと思ったが、やっぱり湯が白かった。

乳頭温泉
乳頭温泉

しかも誰もいない貸し切り状態!笑

 

ていうか、たいがい一人旅でいく温泉は貸し切り状態だけどね。

平日の昼間だからね。

いや、それにしてもいい湯だったし、なにより雰囲気が最高に良かった。

こんな景色はそうそう見れません。

乳頭温泉
乳頭温泉

さて、温泉に入ったら、ちょっと目が覚めてしまったので、

日が暮れたけれども、さらに距離を稼ぐため南下することに。

どうせなら秋田県の環状列石を見ようと思ったけど、

多分疲れたんだろうね、さすがに面倒くさくなって一気に山形へ。苦笑

 

山形と言えば、修験道のメッカである出羽三山があり、

これだけは外せないと思ってたのです。

というわけで山に登る直前の麓の道路まできて、そこで車中泊。

辺りは真っ暗で何にもないところでの車中泊はこれが始めてかもしれないな。

朝が怖い。。。苦笑

 

出羽三山はなんだか怖い・・・

*** 8日目 ***

というわけで、朝起きたら田んぼの真ん中だった。笑

ビックリです。。。

さっそく早朝の霧の立ち込める中、出羽三山へ向かいます。

出羽三山(羽黒山東照宮)
出羽三山(羽黒山東照宮)

勢い込んでいったものの、さほどピンと来ず。。。

ほう、なるほどねと・・・。

朝から天気が悪いせいか、どうもウキウキ感がない。苦笑

月山神社
月山神社

ふと見たら観光客が押し寄せてきていたので、

まだ朝早いけど、さっさと下山することに。

出羽三山
出羽三山

が、下山する前に、博物館があったので一応入ってみた。

ここで、色々写真を取ったのですが、

唯一撮るのをためらったのが出羽三山の開祖である蜂子皇子。

というのも、化け物みたいな顔をしていたから。笑

出羽三山歴史博物館
出羽三山歴史博物館

蜂子皇子は崇峻天皇の子供なのですが、

崇峻天皇といえば蘇我氏に暗殺された天皇で怨霊となった天皇です。

 

その子供である蜂子皇子は危険を回避するため都から、

ここ出羽三山まで逃げたのでした。

化け物みたいな顔をしているからと言って怨念によるものではなく、

民衆の悩みを聞いていたため表情が険しくなったらしいのですが。。。

怖すぎでしょう。。。

どちらにしろ、出羽三山は即身成仏のメッカ?でもあるし、

少しオドロオドロしい感じのする場所です。

なので、天気が良い日に行きたかったね。苦笑

 

松島から仙台、最後は米沢牛でした

若干気分が落ち込んだ状態で宮城県にはいりまして、次は仙台に向かいます。

天気は徐々に晴れてきて気分も上向き。

でも仙台って言っても何も思い浮かばないので、

取りあえず松島に行ったのですが、これが大正解でした。

ナイスな博物館を発見しました。

その名も、奥松島縄文村歴史資料館です。

奥松島縄文村歴史博物館
奥松島縄文村歴史博物館

館内もとても綺麗で非常によく整備されています。

展示物もあり、映画もありで、楽しませるという意味では、

かなりハイレベルな博物館だと思う。

奥松島縄文村歴史博物館
奥松島縄文村歴史博物館

まあ、ここは2010年に妻と再び来ることになるのですけどもね。

さて、腹が減ったのでラーメン屋に入ります。

かきラーメン
かきラーメン

くるまやチックな非常に怪しいラーメン屋。

探せば他にありそうなものだが、面倒くさいのでここでいいや。

まあ、カキだねって感じのラーメンだった。笑

かきラーメン
かきラーメン

さて、松島はやっぱり奥松島だね。

表?の松島の方は人が多いし、なんとなくお店の雰囲気も悪かったし…。

 

でもこの後にまさか震災が起こるとはつゆ知らず、

そして被害の大きさは奥松島の方がひどかったというし残念でならない。

奥松島
奥松島

さて、次に行った塩釜神社も、ちょっとオマケ的な感じ。

行こうかどうか迷ったけど、有名な神社だし、せっかくだから行くことにした。

塩釜神社
塩釜神社

別宮と右、左宮と別れていたのは、

ほんのちょっとだけおもしろかったかな。

塩釜神社 別宮
塩釜神社 別宮

右でも左でも、同じようなもんだけどね。

何か意味があるんだろうね。

塩釜神社 右宮 左宮
塩釜神社 右宮 左宮

でも、やっぱり塩釜神社にはいかない方が良かったかもね。

途中、工事中の道を間違えて入って行きそうになったら、

警備員に「そっちじゃないよ」と車のボンネットを手のひらでバンバン叩かれて、

まじか!?と。。。

当時乗ってたのが、ポンコツキューブだったからよかったものの。苦笑

 

最終日は早く帰りたいモードMAXで、

仙台の街なんか早く抜けようと繁華街を通りすぎようとしたら、

チンピラみたいな花束持った輩や、ケバい姉ちゃんがうじゃうじゃいたし。

あぁ、最後の最後でウンザリな光景を見てしまったよ。

出羽三山の呪いだろうか。苦笑

 

というわけで、最後はちょっと尻つぼみでしたが、

以上で東北・北海道の長い旅が終わりました。

 

と思いきや、この後に車キチの友達が改造したばかりのチキチキマシンの試走のため米沢までドライブに行ってやるぞ、と言うので、

再び、山形は米沢に戻ります。

そして米沢牛ステーキを食べたんですが疲れたんで、

ネカフェで一泊して帰宅したんですが、

なので、結局8泊9日です。苦笑

 

9日間という日程は最初に行った西日本の旅より長かったです。

でも、北海道と青森はまた行ってみたいと思わせる何かがありましたね。

(妻と行きましたけどね。)

最初のフェリーを除くと、

一番面白かった北海道と青森でおよそ3~4日なので、

やっぱり旅は4、5日くらいがちょうどいいかもしれないですね。

以降、これが教訓になります。

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