今回は人生の転機である田舎暮らしの「きかっけ」にもなったとも言える、
車中泊による西日本の一人旅のお話です。
2004年11月ですから20代後半ですねー、若いなー。
当時はサラリーマンだったのですが、
あまりの激務で全然使えなかった有休を、
上司から「まとめて消化しろ」というお達しがあり、
一度やってみたかった車中泊の旅に出ることにしたのです。
季節は11月でしたが良い天気が続いた暖かな秋でして、
絶好の旅行日和の中、西へ西へと進みました。
ポンコツキューブで夜に出発
当時の愛車は日産キューブでした。
ちなみに車をチキチキマシンに改造するのが趣味の気の荒い友達がいたんですが、
そいつに焼肉おごるのと引き換えに中古のナビを付けてもらったら、
大事な配線を切ってしまって、
ごくたまにスピードが50km/hしか出なくなるという事態に陥ったのを最後に廃車となりました。
今回はまだ健康な時のキューブで出発。
つまりナビがない状態での長旅ですねー。
というわけで、2004年の11月3日の夜21時、
当時、自宅のあった船橋という呪われた街を出発です。
どうせなら朝に出発すればいいんですけど、
今回もまた、ふと突然に思いついた車中泊の旅行ですので、
ワクワク感で朝まで待ちきれず夜に出発したのです。
道も空いてますしね。
そして深夜1時に箱根に到着し、コンビニで休憩です。
ちなみに箱根のターンパイクは、この季節は閉鎖していました。
当時まで知らなかったんですが、ターンパイクって私道らしいです。
当時、外資に買収されたいう話を聞いたのですが、
今はNEXCOが所有しているようです。
湖のほとり、箱根神社の前あたりで夜を過ごす。
星がきれいだったけど写真とってない。苦笑
どうせなので、夜に箱根神社に行こうと思ったが怖かったのでやめて、朝を迎える。。
早朝に箱根神社へお参り
当時は車中泊をしている人はほとんどいなくて、
いるとすればトラックの運転手くらいだったと思う。
なので深夜から早朝までコンビニの駐車場で車中泊をしてしまったが、
駐車場もガラガラだし、店員さんから苦情を言われることはなかった。
そして箱根の清々しい朝が来た。
実は当時の写真の元ファイルを紛失したため、荒い画像の写真しか残ってなくて残念。
以降、写真は全部ぼやけてますが、ご容赦ください。。。
ちなみに箱根神社はこの時始めて行きました。
結構でかい神社だと気づく。
整備されている参道が印象的。
ちゃんと管理された神社なんだなあって思った。
朝から参拝する近所のおばさんもいたなー。
ん、鳥居の左下はオーブでしょうか。笑
本殿もきれいです。
やっぱり神社は朝早く来るべきだね。
おや、これは名言集でしょうか。
胸に刻もう。笑
さて本日は晴天、東海道を外れて伊豆半島にやってきた。
うーん、富士山がきれい!
スキューバやってる人がたくさんいた。
その辺のオバチャンみたいな人もやってた。(余計なお世話だよね)
少し歩くと大瀬神社という神社があった。
ちょんと突き出た岬の先端にあるという、これまたすごい位置に・・・。
どうも神話が残っているらしく、
それによると、この神社は土佐から引っ張ってきたらしい。
本当だったら、すげえ。笑
実はこのあと土佐(高知)に行ったときに似たような伝説の神社があったので、
何か関連があるのでは・・・!?
神話はおもしろいね!
再建されたらしく、わりにきれい。
ワンちゃんが左右からお出迎え。
でもなんとなく本殿は、荒れ気味だったなあ。
宮司(?)のオバサンが掃除をしていたけど、なんだか物憂げだったなぁ・・・。
ちなみに「龍の池」という池があり、
なんと海に囲まれた岬の突端にあるのに淡水池らしい。
伊豆の七不思議の1つらしいね。
残りの6つを教えてほしいけど。
龍の池はおだやかな感じ。
大きな鯉もたくさんいた。
確か鯉は淡水魚だよな。。。
岬のあちこちに「木を守ろう」のポスターがあった。
「びゃくしん」という木らしい。
これは御神木。
岬のまわりは大きな石がごろごろ。
そして、やっぱり富士山がきれい!
さて、そろそろ出発。
延々と海岸沿いを走る。
あまりに素敵なので降りて富士山を撮った。
さて、そろそろ昼なのだが、田舎なので飲食店がない。。。
で伊豆と言えばみかん。
みかんを買って昼ご飯代わりに食べることにした。笑
やっと街に出た。
富士山のふもとの町に住みたいなあと思った瞬間です。。。
浜名バイパスの夕暮れ。
名古屋あたりで実家の友達数人に連絡したが誰もつかまらず。
平日だから仕事だよなー。笑
※写真は動画から抜粋
しかしウチの親は心配性だから、10日以上も旅行するなんて言うとウルサイから、
なにも報告せずに愛知県を素通りです!
さあ、どんどん行きましょう!