先日、富士サファリパークに行ってきました。
このご時世ですから暗黙の行動制限もあって、しばらく遠出はしてませんでした。
その反動で、行きたいところが山ほど増えました。
今、一番行きたいのは九州です。(またか!笑)
と、数ある行きたい場所候補があり、あえてサファリパークに行くかと言ったら、いやあ行かないよなあー。笑
まあ、サファリパークはいつか行ってみたいと思っていたんですけども・・・。
そんなときに妻が「さあ、タヌコたち、サファリパークに行くわよ!」と朝から張り切ってるので家族3人で行くことにしました。
ただ、ちょっとばかり予期せぬ大トラブルが起こりまして・・・。
ライオンに食われるかと思いましたよ。
今日は、富士サファリパークの話です。
目次
タヌコの様子が変だ! 早くも猛獣に怯えたか?
朝少しだけ早めに起きまして富士サファリパークへ向かいます。
天気も良いし涼しいし絶好の行楽日和ではないでしょうか。
東名高速を走りますと、富士山も近づいてきました。
ところがですね、タヌコさんの様子が何か変なのです。
なんとなくソワソワして落ち着かなっくなってきました。
車には慣れているタヌコさんですが、なにか起こったのでしょうか?
高速を降りますと、いよいよタヌコさんが我慢できなくなってきたようです。
もしかしたら富士サファリパークに行くことに気が付いて興奮しているのでしょうか。
賢いタヌコさんならあり得ます。
と思ったらトイレに行きたかったみたいでして。。。苦笑
途中で車を止めて用を足して先を急ぎます。
しかし、これがこの先の大トラブルの予兆だったのかもしれません。笑
富士サファリパークに到着したが・・・
高速も下道も渋滞。
なんでこんな時期に渋滞なんだろうなと思いつつも、なんとか富士サファリパークに到着。
よくあるテーマパークのように車でそのまま入れるゲートがありました。
ワクワク感が半端ないですねー、前の車に続きます。
入場ゲート担当のお姉さんの割と長い説明を聞いてゲートの中へ。
お姉さんが言うにはペットと一緒には入れないので、預かり所にタヌコさんは預けることになりました。
タヌコさん、残念!
さて、車を進ませますと、そんなに混みあってないようです。
遠くに見えるのはサファリバスでしょうか。
面白い形のバスが見えてきました!笑
ペット預かり所はどこ?
おお、なにやら作り込まれたバスが姿を現しました。
ライオンバスとかジャングルバスとか呼ばれているらしいです。
バスに乗って見学も良いかもしれませんね。
さて、ずんずんと進みますと、あらら、なにやら物々しいフェンスのゲートが現れました。
って、ちょっと待って!?
ペット預かり所がなかったんですけど?
え、うそでしょ?
後ろも車が詰まっているし、後戻りもできませんし、どうすんの?
夫婦で大混乱です。。。
いったんその場で車を止めたのですが、後ろから車も来るしずっと止まってるわけにはいきません。
監視所で見ている監視員に手を振っても、車にタヌコさんが乗ってることに気が付いてません。
そうこうしている間にクマが現れました。
ぬいぐるみのように岩の上で寝てます・・・。苦笑
こりゃもう手遅れです、動物たちにタヌコさんの気配を感じさせないように進むしかありません。。。
幸いなことにタヌコさん落ち着いてます。。。
熊コーナーが終わると、いきなりライオンです。
いやあ、ライオンはヤバイかもしれない。
おお、ワラワラといましたライオンの群れが。
タヌコさんには気が付いてないようです。
こちらはオスのライオン。
背後にサファリパークの警備車両が見張ってくれています。
何となく安心感がありますが、一時停止違反車の取り締まりパトカーにも見えます。
あ、やばい、こっち見た!
「クンクンクン、犬の臭いがするぞ。」
とでも言っているのでしょうか!?
めっちゃ見てる、すごい見てる、やばいぞ!
と思ったらそっぽを向いてしまいました。
なんだ、気が付いてないじゃん、ライオンの鼻は詰まっていたのでしょう。
そして無事、ライオンコーナーを通り過ぎたのでした。
サファリパークをアウディで回る
よくよく考えたら、普通に自家用車でサファリパークを回ってますけど。
これ、もしもライオンにかじられたり、カンガルーにドロップキックされたりしても補償されませんからね。
ゾウに突撃されたら車なんて簡単にひっくり返りますよね。
幸いなことにゾウは車道には出てこられないみたいですが。
キリンはシマウマと仲良しのようです。
やっぱ柄物ということで親近感があるのでしょうか。笑
こちらは、アルパカ?リャマ?藤井竜王?
ラクダはパカパカとすまし顔で散歩してますね。
おぉ、これはよく金持の家の壁にかざってある生き物じゃないか!
うーん、めっちゃ格好良い!
こちらは牛でしょうか。
ボロをまとったように見えますが、これは毛でしょうか?
ディズニー映画とかで流れ者キャラとして出てきそうです。
というわけで、自家用車で行くサファリパーク。
これにて完結です。
しかしペット預かり所はどこにあったのだろう。。。
これから行く人は事前に預かり所の場所を確認しておいた方が良いですよ。
歩くコースもあるみたい(ウォーキングサファリ)
ところでサファリパークはバスや自家用車で周るだけでなく歩いても回れるようです。
いったん、車を駐車場に止めて、タヌコさんもホッと一息の休憩タイム。
ペットは園内入場禁止なのでタヌコさんは車でしばらく留守番です。
駐車場も空いてますね。
というわけでサファリパーク園内へ。
別途料金となりますが、「ウォーキングサファリ」といって歩いて回れるようです。
車で回るコースと同じコースを歩いて少し遠くから見ることができます。
ウォーキングコースはこのとおり、森の中、つまり富士の樹海コースです。
ワクワク感が半端ないです。笑
が、さほど動物たちを見ることもなく、ほとんど歩くだけって感じ。
でも周りの景色は富士の樹海だけあって、とても独特です。
溶岩樹型といって、溶岩に包まれた樹木が燃えて空洞ができ、穴が開いたような地形が続きます。
動物をも見るよりも、この雰囲気を感じて歩くことの方が面白いかもね。
歩道はジャリジャリとした砂利というか、軽石?
これも溶岩の時にできた砂利でしょうか。
我が家の防犯砂利として採用したいですが、自然を持ち出したら死刑ですのでご注意を。
このようにウォーキングコースの中に数か所ほど、動物たちと間近にふれあうコーナーがあります。
とくにキリンはおススメです、餌やりもできます。
キリンの首と舌がニュウっと伸びてきて笑えます。笑
ウォーキングサファリは以上となります。
サファリパーク園内の動物コーナー
その他にも、サファリパークの園内は小動物コーナーであふれております。
これワラビーだったっけ?
なんだっけ、カンガルーの小さいやつ。
これなんだっけ。
アライグマだったかな?
色といい、尻尾といい、まるでタヌコさんです。
カピバラさんも子供らに触られまくられております。
きっと「さわんなやガキャ」とか思ってるんでしょうね。
まったくもって無表情です。
そしてカンガルーの、この顔。
やる気など微塵も感じられません。
「わしら見世物じゃないんだわ。」
よく見ると、お腹の袋に何か入ってますよね。
「袋の中に何入れようが勝手やがな、わしゃ知らんがな。」
みたいな顔してますけども。
これ、なんでしたっけ?
ミーアキャットでしたっけ?
こいつらスケボーとかやりそうですね。
別途有料となりますが、ポニーにも乗れるようです。
なぜかマルコを思い出します。
きっと馬車馬のように働かされていることでしょう。
こちらも別途有料ですが犬のコーナー。
ウチはタヌコさんがいますから、「焼きもち」を焼くといけないので入りませんでした。
他にも「猫の館」とかいろいろありました。
マイベストはこちらですかね。
超かわいいので、タヌコさんの妹として我が家に連れて帰りたかったです。
でも犬猿の仲というからなあ。笑
こちらは動画です。
サファリパーク内レストラン
パーク内にはお土産物などを販売している売店もあります。
そしてジャンクフード的な売店もあれば、レストランもあります。
サファリパークの園内も割と充実してますね。
まるっと一日楽しめそうですが、半日で周ろうと思えば周れそうな規模ですね。
手作りパンも売ってました。
もう売れちゃったのか、品数があまりありませんでした。
とりあえずメインのレストランに入ろうと思います。
やっぱサファリって言うだけあって、全体的にアフリカンテイストを意識してますね。
レストランはすべて食券制です。
が、タッチパネルでかなり先進的。
近所のラーメン屋とは違います。笑
が、メインメニューはちょっと少なめですねー。
画面に実物の写真が出ますから、とてもわかりやすいです。
しかし三島コロッケ?
なにこれ?
これは注文するしかないでしょう!笑
飲み物もまあまあ充実しております。
カードも使えますし、すごいですね、素晴らしい!
というわけで今日はカツカレーとオムライスです。
ていうか、その二択しかないんですけどね。
売店で買った動物パンも食べちゃいましょう。
こちら、先ほど気になっていた「三島コロッケ」。
そして、「あしたかつ」。
普通においしかったです。
お腹もいっぱいになったことだし、これにてサファリパークは終了です。
でもまだ時間がありますね。
「さあタヌコたち、周辺の観光地に行きますよ。」
と妻が言うので行ってみることにしました。
富士サファリパーク周辺の観光スポット
富士サファリパークの周辺は観光地が多いみたい。
というわけで、ついでに立ち寄った観光地についてご紹介します。
こうもり洞窟
富士サファリパークのウォーキングサファリもそうでしたが、このあたりは富士山噴火による溶岩地形です。
その溶岩でできた洞穴とかも多いらしのです。
同じく噴火でできた?西湖周辺には「西湖こうもり穴」なる洞窟があるのです。
ちゃんと管理事務所まであって整備されております。
説明を読みますと富士山の洞窟の中でも最大規模とのこと。
地図の通り、けっこう歩くみたいです。
管理事務所に行くと、ヘルメットを渡されます。
洞窟内は天井が低くて頭をぶつけて怪我をする可能性があるとのことでした。
というわけで探検スタート!
サファリパークのウォーキングサファリのような景色です。
足元は木材チップで歩きやすくなってます。
10分くらい歩いたでしょうか、洞窟の入口につきました。
コウモリもここの入り口を利用しているようです。
そういえばコウモリ、先日近所の公園で夕暮れに見かけましたね。
最初は鳥かと思ったら、タヌコが異様にワンワン吠えるので、よく見てみるとコウモリの形してました。
夜しか出てこないから身近にいても気が付かないのかもしれません。
ていうか、犬って暗闇でもコウモリを見分けられるんだなあーってことに感心しましたけどね。
中に入ると、これはすごい!
広々とした洞窟と、この独特の雰囲気、夢に出そう!
しかも、クネクネとした通路でまるでドラクエのダンジョンのよう。
これは順路通りに迷わずに進まないと、いよいよ人食い箱の餌食です。
うわあ、まさに溶岩ですね。
ぶよぶよとした見た目の通路が続きますす。
いったいどれくらい歩いたでしょうか、道がここで終わっており先に進めなくなりました。
意識がもうろうとする中、ふと前を見ると謎の扉。
おお、まさにここがラスボスかっ!
ここから先はコウモリたちの住処のようです。
なので、先へは進めません。
まあ、この暗闇の先に進みたいとは思わないわな。苦笑
というわけでコウモリ洞窟でした。
忍野八海
そろそろ日も傾いてきました。
今日はこれで最後かなってことで、忍野八海に向かいます。
忍野八海とは富士山の湧水でできた8つの池のことを指します。
それがまた驚くほどに透き通った綺麗な水らしいのです。
近くまで行きましたが公共の無料駐車場が見当たらず。
已む無く観光地によくいる駐車場のオッサンに誘導されて民間の有料駐車場に駐車。
そこから歩いて忍野八海に向かいます。
が、もうすでに川の水が恐ろしく綺麗!
これはすごい、川底まで透き通ってます。
こんなに綺麗な水が流れる川って、上流の急流とかくらいかと思いました。
きっと夏に来たらもっと涼やかな印象でしょう。
こんなところで宿に泊まってゆっくりしたいものです。
川沿いを歩くと、まず最初の湧泉を発見。
タヌコさんもその透明さに恐れおののいて畏怖の念を抱いております。
タヌコ「だからなんだワン、早く帰りたいワン」
こちらは水草が透き通って見えますね、風ではなく水にそよいでおります。
タヌコ「水の中に草が生えてて草だワン」
タヌコ「犬のおいらとしては、こういう場所は退屈だワン。」
忍野八海といえば、外国人観光客がコインを投げ込んで困るとか、民家に勝手に入って写真を撮って困るとかテレビで報道されてましたね。
でも、さすがにこのご時世、外国人はほとんどいませんでしたねー。
忍野八海の周辺はぽつぽつと古民家風の売店などが並んでいます。
雰囲気が出てますね、かなり好きです、こういうの。
全体としてはこじんまりとした観光地ですね。
大きな売店は一件だけかな。
忍野八海周辺の住宅地の中にぽつぽつと小さな売店があったりします。
夕方で閉店ガラガラ状態のお店ばかりでしたが、かろうじて売れ残っていたわらび餅を買いました。笑
というわけで忍野八海終了。
そろそろ帰ろうかな。
山中湖で放蕩(ほうとう)をたべる
と思ったのですが山梨といえば「ほうとう」です。
ほうとうを食べてないことに気が付いたのでお店を探します。
できることなら「松茸ほうとう」を食べたい、なにがなんでも・・・。
地図を見ると、近くにほうとう屋さんがあるらしいので行ってみることにしました。
どうも山中湖の目の前のようです。
ついでなので湖畔の駐車場に止めて湖の様子を見学。
いやあ、夜の湖もまた素敵ですねえ。
タヌコ「夜の湖畔いとおかし、なわけないワン、帰りたいワン」
暗くてよくわからないので夜景モードで撮影。
スワンボートもあったんだね、またいつか乗ってみたいなあ。
というわけで夜の湖を楽しんだ後は食事です。
さっそく松茸ほうとうを食べましょう!
と思ったら松茸はないみたいでした~。
残念~・・・。
まあ、ほうとうが食べられれば良しとしましょう。
しかもサイドメニューに名物の馬刺を発見、これは食べねば。
そして、おまちかねのほうとうです。
美味しそう!
セットでわかさぎのフライが付いてきました。
これが予想以上に美味しくて、きっと釣りたて新鮮だったのでしょう。
もっと食べたかったかも。笑
というわけで、とても充実した富士山周辺の日帰り旅でした。
もう少し早く家を出ていれば忍野八海でお土産を買えたかもね。
帰りはポンポンと音が鳴る茨城の県民カーに遭遇できましたし、楽しい一日でした。