三連休ですね。
仕事の合間を縫ってブログを書いております…。苦笑
ところで以前はマイホームやガーデニング関係のお問い合わせをいただくことが多かったのですが、最近はスピリチュアル関係のお問い合わせが非常に増えました。
応援をして頂ける人がいると思うと嬉しくなります。
でも、忙しくてなかなかご返事を書けないことが多くて申し訳なく思ってます。
その分、ブログ記事で頑張りますので、お許しください!笑
もちろん、スピファン以外の人も「胡散臭いなあ」とブツクサ言いながらでも構いませんので、ぜひぜひ読んでみてください。
エンタメ&都市伝説としても面白いですし、でも、もしかしたら、なにか発見があるかもしれませんよ!
さて、今日はドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーについて書いてみようと思います。
どうしていきなりヒトラーなのか、と思うかもしれませんが、前々から書きたかったんです。苦笑
書きたいけど時間が無くて書けないことがいっぱいありますが、何故今回はヒトラーの予言なのか?
それは過去にブログで書いたいくつかの予言と関連する部分が重なるからなのです。
しかも、かなりの割合でヒトラーの予言が当たっているという、驚きの事実もあったりするのです!
ヒトラーが予言したって本当?
さて、掲題の「ヒトラー予言」ですが、インターネット界隈では昔から一部で話題だったりしました。
でも、そんな話題を耳にした人の中には、
「ヒトラーの予言?そんな話は聞いたことないよ、どっから湧いて出た話なんだ?」
と思っている人も多いかと思います。
実はソース(元ネタ)がありまして、こちらの書籍です。笑
かなり昔の本なので新品はもう手に入りません。
中古(古本)のみですね。
ちなみに僕が「ヒトラー予言」が書かれたこの本を購入したのは子供の頃でして、1988年ですから30年以上も昔のことです。
「ノストラダムスの予言よりも面白いじゃん!」
と感動したことを思い出します。笑
ノストラダムスの大予言の続編?
ところで気が付いた人もいるかと思いますが、この本の著者に注目してください。
実は、あのノストラダムスの大予言の著者でもおなじみの五島勉氏の書籍なのです。
五島勉氏と言えば、「1999年に世界が滅亡する」と題してノストラダムス予言ブームを起こした人ですね。
近所の小さな個人経営の本屋さんでも彼の「大予言」シリーズはズラリと並んでた時代です。ホントですよ。
残念ながら昨年2020年に亡くなってしまいましたが。。。
五島勉氏 90歳(ごとう・べん、本名・後藤力=ごとう・つとむ=作家)6月16日、誤嚥(ごえん)性肺炎で死去。告別式は近親者ですませた。
雑誌記者などを経て、1973年、16世紀フランスの医師がヒトラーの出現やケネディ暗殺など歴史的大事件を予言していたとする「ノストラダムスの大予言」を刊行。「1999年7の月」に人類が滅亡するのではという予言の解釈が話題となり、250万部のベストセラーに。同書はオカルトブームの火付け役ともなり、74年には映画化。予言研究家として多くの本を著した。
本音を言えば、僕はあまりノストラダムスの予言は興味なかったんです。
子供だったからか、本の内容が難しく感じたのです。
実際に読んでみても、何故そういう解釈になるのか歴史や政治を知らないから意味が分からず、興味をひかれなかったのです。
なので五島勉氏のノストラダムスの大予言シリーズは一冊も持っていなかったのです。
でも、唯一この「ヒトラー予言」だけはノストラダムスじゃないってことで買ったわけですねー。
そういえば、つい数年前の2015年に全く同じ内容のものが装丁を変えて出版されたようです。
その名も「ヒトラーの終末予言」ですが、まあ、このタイトルの方がわかりやすいですね。
これも最近の本にも関わらず今は中古しか流通してなくて、1万円近い高値がついてます。
でも、1万円出して読む本かと言えば、そこまででもないよなあ~。苦笑
ヒトラー予言の内容
ところで何故、五島勉氏はノストラダムスでベストセラー作家になったのに、いきなりヒトラーについて書き始めたのでしょうか?
「1999年以後」を読むと、作家の故・三島由紀夫氏から五島氏へ下記のような助言があったことが発端のようです。
「それは彼(ヒトラー)が、ある途方もない秘密を知っていたってことだ。人類が結局どうなるかっていう秘密だ。彼は未来を見通す目を持っていて、それを通じて、その途方もない未来の秘密に到達しちゃった。だから五島君。もしきみが10年後でも20年後でも、ヒトラーのことをやる機会があったら、そこんところをよく掘り下げてみることだ。」「なにしろ『我が闘争』の中にさえ、やつは未来の日本や東アジアのことを、ずばり見通して書いてるくらいだから。まだ30代かそこらで、やつは、それほど鋭い洞察力を持ってたってことになるよな」
五島勉 1999年以後
三島由紀夫氏と言えば作家としても有名ですが、どっちかというと右翼的な政治思想家の印象もあったので、なるほどヒトラーに興味を持つのも頷けるなと…。
でも三島由紀夫氏は、霊能力もあるというタレントの美輪明宏さんとも仲が良い友達だったという話も聞いたことがあるので、予言やスピリチュアル的な話にも興味があったのかもしれません。
ところで上記引用の中で「我が闘争」というフレーズが出てきましたが、これはヒトラーの著書になります。
とある現役政治家も参考にしているとかなんとか噂で、人心掌握術的なことも書かれており、禁断の極意書なのかもしれません。(それは大げさ。苦笑)
それを読むと、例えば当時の日本については、
「日本文化はアーリア民族(欧米)の科学技術により作られた。アーリア民族の技術が無ければ日本文化の発展は止まる。」
などと書かれており、まあ、確かに「なるほどな」と思いますが、たいした予言とは言えませんね。苦笑
ていうか全般的に我が闘争が「予言書」とは思えないのです。
また、基本的にヒトラーは過度な民族主義者、つまり人種差別主義者であり、かつ、人心掌握に優れた「演説のプロ」という個人的印象です。
時に国民や軍部を鼓舞するため自国に有利な予言(未来像)のようなことを語るかもしれませんが、その程度は現代の政治家でもよくやることです。
ところがですね、五島勉氏の「1999年以後」には、それをはるかに超えた、まさに「オカルト的」な「予言」が書かれているのです!
いったいどこにそんな予言のような情報があったのかと、ネットでヒトラーについて調べても一切出てきません。
それもそのはずで、ヒトラー予言のベースは彼が側近に語った内容(口伝)のみであり、書物としては残ってないらしいのです。
それを後世にヒトラー研究家が収集し、さらに、五島勉氏が取材して「1999年以後」にまとめたのです。
参考までに「我が闘争」はAmazonで売ってます。
「我が闘争」でAmazon内で検索すると最初にこれが出てイラっとしますので要注意です。
ホンモノの「我が闘争」はこちらになります。
めちゃくちゃページ数が多くて読む気がしません。
ヒトラーは霊能者だった?
そもそも、なぜヒトラーが予言をするのか。
五島氏の「1999年以後」によれば、それはヒトラーが霊能力者だったから、だそうです。。。
ヒトラーがとあるイギリス人記者に語った言葉が残っているそうです。
私はあのとき、戦友たちと夕食を摂っていた。すると突然、ある声が私に、『立って向こうへ行け』と命じた。その声が、あまりに明瞭に同じことを繰り返したので、私は上官の命令を聞くように機械的に従い、20ヤードほど移動した。とたんに、いままでいた場所から衝撃と轟きが押し寄せた。そのときまで私も属していたグループの上に、流れ弾が炸裂して1人残らず死んでしまったのだ。
異常変化だった。それから起こることが全部わかるように感じた。実際わかった。人類の未来が、全て私の前にありありと見えだした。『そうだ、その通りになる。おまえにはわかる。おまえはその力を持った』と、「あいつ」も耳もとでささやいてくれた。
五島勉 1999年以後
「耳元で誰かの声が聞こえる」タイプの霊能者さんってよくいます。
って、そもそも「霊能者なんかいない」って思ってる人には理解できない話かもしれませんけど…。
でも、以前にもブログで書きましたが、いると思いますよ、たぶん。笑
そして、気になるのは耳元でささやく「あいつ」の存在ですね。
これが誰なのか、神か仏か悪魔か死神か?
でも、結果として多くの人を殺してしまったのですから悪魔的な存在なのかもしれません。
もちろん、戦争自体がお互いを殺し合う行為なわけで、それを考えれば連合国の敵であるヒトラーだけが悪魔的でもないのですけどね。
第二次世界大戦は予言されていた
さらに、「あいつ」からは、こんな助言も得ていたようです。
アドルフ、おまえは選ばれた。試練にも耐えた。おまえはドイツ民族を率いてヨーロッパを制覇する。新しい世界を打ち立てる。それがおまえの使命だ。
おまえがそれをやらなければ、今世紀後半も21世紀も、ユダヤが地球を支配することになる。金も食糧も兵器もユダヤが支配する。世界はユダヤとその代理人どものものになる。だからユダヤを倒せ。打ち倒せ。
そのためにも、まず政権を握れ。片足の不自由な変な小男(ゲッペルス)が見つかる。その男は天才で、おまえの最大の協力者になる。その男を充分に活用すれぱ、おまえが45歳になるまでに政権が手に入る。50歳で世界征服の戦争が始められる。
それを忘れるな。おまえは25歳で選ばれて能力を得た。そして生まれてから50年目、おまえは世界征服の大戦を起こすのだ。
さらに生まれてから100年目、150年目──つまり1989年、2039年──もうおまえはいないにしても、そのとき人類は、新しい次の段階を迎える。それが何かも、いずれおまえだけに教えよう。
五島勉 1999年以後
これは、側近中の側近であるゲッペルスにヒトラーが語ったとされる予言の内容です。
まさに「お前と出会ったのは運命だ」と言わんばかりのセリフですね。
きっとゲッペルスも運命を感じたことでしょう。(知らんけど)
そして敵はユダヤだと書かれています。
ここでいうユダヤはユダヤ人の国際的な金融資本家のことを指すと思うのですけど、例えば、ユダヤ系ドイツ人のロスチャイルドとかを指すのでしょう。
あ、世の中には「ロスチャイルド」と言うだけで「陰謀論」だ「ウソだ」と言って目を背ける人いますけど事実ですからね。苦笑
ロスチャイルド=ユダヤ金融資本家は実在し、陰謀論のような創作ではありません。
こんな感じで、金融機関の小話にも登場します。
ロスチャイルド家は、ヨーロッパでナポレオンが活躍していた時代に富をなしたユダヤ人の大金持ちの一家です。初代ロスチャイルド家のマイヤー・アムシェルは、一代で富を築き、ロスチャイルド商会という会社を作った後、自分の5人の息子をそれぞれ別の場所に住まわせました。長男のアムシェルはフランクフルト、次男ソロモンはウィーン、3男のネイサンはロンドン、4男のカールはナポリ、5男のジェームスはパリに。
地獄の沙汰も金次第と言われる人間の今日までの歴史においては、金さえあれば世界を変えることができたし、今もなおそれは可能なわけです。
これはもはや現代の常識と言っても良いでしょう。
日本の場合を例に挙げますと、例えば現政権でパソナや電通がそれかもしれません。
政府と癒着して甘い汁を吸う、広告を使って国民を誘導するみたいな感じですね。苦笑
でもそれって客観的に見れば事実であり普通によくある事ですよね。
そこに一般大衆の恨みや妬みが入りこんで、尾ひれがついて陰謀論に昇華していくんじゃないでしょうか。
その尾ひれを引っぺがしていくと真実が見えるという意味で、陰謀論でさえも100%嘘とは言い切れないことが多々あるのです。
それはさておき、さらに注目は具体的に出てくる西暦です。
ヒトラーが生まれて50年後に世界征服の大戦を起こすと書かれていますが、確かにヒトラーの生年月日は1889年であり、その50年後の1939年に第二次世界大戦が勃発しました。
ヒトラーが本当に上のようなことを語ったのか真偽のほどは不明ですが、もしも本当なら予言は当たったことになりますね。
冷戦終結とゴルバチョフの出現は予言されていた
さらに驚くのはヒトラー生誕100年目の1989年の予言です。
この年に何があったかというと、そうです、ヒトラーの母国、ドイツにてベルリンの壁が崩壊したのです。
ドイツにとって歴史的な事件が、まさにヒトラーの生誕100年後に起こったのです。
しかもヒトラーはベルリンの壁ができることをもっと具体的に予知していたようなのです。
なあモレル、私の予知では、ナチスはまもなく負けるよ。負けて何もかもなくなって、ここらへんは美しい芝生になる。しかし誰も遊びにも見物にも来ない。この近くには『長い壁』ができて、ドイツを真っ二つに裂く。そこへは今世紀の終わりまで、世界中から見物人が来るが、ここへは来ない。芝生の隅には小さな看板が立って……そう、『ここにナチスの本拠があった』と書かれるようになるだろうよ」
五島勉 1999年以後
驚きましたねー、「今世紀の終わりまで」と、壁が1989年に壊されることも暗示していますね。
「どうせベルリンの壁が崩壊した後の1989年以降に創作された話でしょ?」
と思うかもしれませんが違うのです!
なぜなら五島勉氏の「1999年以後」が出版されたのは、なんと1988年だからです!
ベルリンの壁が崩壊する前なのです。。。
この本が1990年に出版されたのなら、後でこじつけた創作の予言だと一笑に付されたことでしょう。
でも、1988年の出版は紛れもなく、翌年1989年に起こる未来のベルリンの壁崩壊を予言したことを証明しています。
五島勉氏の「ノストラダムスの大予言」は大ハズレでしたが、「1999年以後」は大当たりなのです。
ちなみに1989年にベルリンの壁が崩壊した後は冷戦終結という大イベント起こりました。
まさに、ヒトラー予言の通り、「生誕100年後に人類が新たな次の段階」を迎えたのです。
さらに、さらに!
その時のソ連の最高指導者であるゴルバチョフ書記長の出現もヒトラーは予言したというのです。
それでも、我々ナチスは日本と協力して、ソ連とも戦う。それが第二次世界大戦の最大の山の1つになり、我々はおそらく勝てるはずだ。だが、もしソ連とアメリカが相反するはずの民主主義と共産主義が手を組んだら、我々が敗れる恐れもある。そのときはソ連とアメリカが、激しく競り合いながら、その後の世界の覇権を分け合うことになろう。そうなれば、それにふさわしい強力な指導者をソ連は持つようになる。それは、レーニンより強く、スターリンより賢明な指導者だ。彼は共産主義と民主主義を結合し、マルスの座から世界を支配するだろう。彼は額に『赤いしるし』を持つ男だ。
五島勉 1999年以後
ここでいうところの「民主主義と共産主義が手を組んだ」というのは、まさに「冷戦終結」を意味します。
そしてゴルバチョフ書記長の額には赤いアザがありますので、もはやこの人以外にはないですよね。
でも、、、この予言はあまりにも出来過ぎてると思うのは自分だけでしょうか。
というのもゴルバチョフは1989年に唐突に出てきたわけではなく、何年も前からソ連(ソビエト連邦)を立て直すために改革を進めてきた人だからす。
ペレストロイカ(再建)やグラスノスチ(情報公開)などという言葉は当時のニュースで呪文のように聞こえてきたワードでした。
この本が出版される前から、ソ連が徐々に自由な国になってきていたので、ゴルビーがなにかを成し遂げる予感は世の中にあったのです。
しかも五島勉氏というとノストラダムスの予言が有名です。
「マルスの座から世界を支配する」のくだりが、なんとなくノストラダムスの予言を彷彿とさせるのです。苦笑
1999年7の月、天から恐怖の大王が降りてくる
アンゴルモアの大王を復活させるために
マルスは、その前後の期間、幸福の名のもとに支配するだろう五島勉 ノストラダムスの大予言
予言業界の巨匠である五島勉氏には申し訳ないのですが、ゴルバチョフの予言は少し脚色しちゃったんじゃないかなーって疑ってしまいます。苦笑
ま、とはいえ、ベルリンの壁崩壊と冷戦終結については確実に予言して的中したわけですから、ここだけは素直にすごいと言わざるを得ません。
1989年以降の人類の未来
さて、ヒトラー予言のすごさはこれだけではありません。
実はまだその核心には触れていません。
ヒトラー予言のメインはヒトラー生誕100年目の1989年から、生誕150年の2039年までの話なのです。
まさに現在進行中の現代のこの時代についてヒトラーは語っているのです。
二極化された現代社会を予言
ヒトラーの生誕100年後の1989年、予言どおりにベルリンの壁が崩壊し冷戦が終結、世界は次の段階へ進みました。
さらにヒトラーはその後に何が起こるか側近に語っています。
ところでハンス、いつだったか山荘できみに、『私が生まれた100年後の1989年、人間が2種類に分かれる』と言ったことがあったな。金持ちや土地持ちと新しい貧民、恵まれすぎる国や恵まれすぎる人と、恵まれなさすぎる国や人、地獄の災害地と不気味なほどの楽園、間違いなく何もかも2つの極に分かれる、と。そのあとのことを、あのときは言わなかった。漠然とわかってはいたが、まだ確信がなかったのだ」
「だが、今になって、それがはっきり見えるようになった。
あとでみんなにも話すつもりだが、あのとき、きみに話した続きだから、まず、きみに話そう。それは『激化』ということだ。“2つの極”はますます進む。
1989年以後、人間はごく少数の新しいタイプの支配者たちと、非常に多数の、新しいタイプの被支配者とに、ますます分かれていく。一方は、全てを操り、従える者。他方は、知らずしらずのうちに、全てを操られ、従わされる者たち。
しかも進むのはそれだけじゃない。人間がそうなるにしたがって、地球にも宇宙にも大変動が起こるのだ。1989年以後、人類には宇宙から、かつてないカタストロフィ(大破局)が近づくのだ。
五島勉 1999年以後
1989年に冷戦が終わってから世界は二極化すると書いています。
これは現在の格差社会のことを言っているように思えるのですが、さらにその後に、もっと二極化が進むと書かれていますね。
ごく少数の新しいタイプの支配者と、非常に多数の被支配者とありますが、なんとなく現在社会のことを言っているような気もします。。。
2014年、世界は荒廃する
でも、まだそれは起こっていないのかもしれません。
というのも、ヒトラーは西暦2000年前後の世界について、次のようなことも言っているからです。
1989年から1999年まで、世界は続けざまの天変地異と戦乱の中にあるだろう。そのため一部の恵まれた国を除き、多くの国が飢える。いくつかの国は崩れて燃える。毒気で息絶える街もある。
2000年以後は、それが一層ひどくなる。2014年にはヨーロッパの3分の1とアメリカの3分の1が荒廃してしまい(人心の荒廃も含めて)アフリカと中東も完全に荒廃する。結局、いまの文明は砂漠しか残さない。
五島勉 1999年以後
なぜか、2014年と指定していますが、現状を見るにつけ、まだそこまで世界はひどい状態になっていないような気もします。(自分が無知なだけかもしれませんが。)
未来は良い方向に変化したのか、それとも、悪い未来はまだ少し先へ伸びているだけで依然として世界は荒廃への道を進んでいるのか…。
そういえば、2000年に世界の終わりが来るという予言は火水伝文という予言書にも書かれていたことを思い出します。
結果的に2000年を区切りにカタストロフィが訪れたということはありませんでした。
つまり火水伝文の予言は外れました。
でも、外れたのではなく予言の成就は2000年から少し延期されているのかもしれません。
(ちょい、都合良い話だけどねー。苦笑)
現代はナチズムに支配されている?
またヒトラーは20世紀の世の中を次のように予言しています。
…(20世紀末は)たとえ表面はデモクラシーや社会主義の世であろうとも、実質はナチズムが支配していよう。デモクラシーの国も社会主義の国も、われわれナチスの兵器を競って使い、殺し合い、社会は私の望むとおり、強く支配する者と支配される多数者に分かれていよう。それは天変地異の期間でもある。人類は大自然から手ひどく復讐される。気候も2つに分かれ、激しい熱と激しい冷気、火と氷、大洪水と大旱魃(かんばつ)が代わる代わる地球を襲うだろう。
五島勉 1999年以後
ナチズムというのは日本語に訳すと「国家社会主義」「民族社会主義」です。
社会主義とは言え、そこに民族主義が混ざっているので人種差別主義でもあります。
さらにその民族主義、差別主義が民族の団結を生み、一種の全体主義社会となったわけです。
当時の日本も全体主義社会でしたから日本とドイツは似た者同士の同盟国だったのです。
(まぁ戦争なんていうのは全体主義でなければやっていけないイベントですけどもね。)
また、ヒトラーはドイツ労働党の党首だったわけですが、労働党というだけあって労働者のための政党なのです。
つまりは、一般大衆のための政党ですね。
だからこそブルジョア社会、つまり民主的な資本主義社会、その背後にいるユダヤ系金融資本家たちを敵とみなしたわけです。
それが一番大衆の支持が得られるという図式、つまりポピュリズムですね。
そしてさらに、「20世紀に、ナチスは滅びたように見えて、実はナチズムが世界を支配する」とヒトラーが語っていることも注目に値します。
20世紀はまだ時期尚早だったのかもしれません、21世紀にそれが訪れつつあります。
世界はコ●ナ禍も後押ししてか、明らかにナチズム、つまり、全体主義へと進んでいます。
全体のために個人の権利が不当に犠牲となる社会が始まりつつあり、まさにヒトラーの予言通りになっているのです!
ヒトラーはベジタリアンだった?
ちなみに世界が荒廃する理由は色々とあるようでして。
ヒトラーはこのような話も側近に伝えていたようです。
たとえ戦争も災害もなくても、人間は21世紀、空気と水と食物の汚染だけで衰えていく。いや、その前に、肉食とアルコールとタバコでも衰える。だから私は肉も食べないし、酒もタバコもやらない(これは事実そうだった)。こうすれば、汚染で破滅する者よりは保つのだ。
また人間はそのうち、外科手術で内臓をスゲ換えて、他人の心臓やブタの腎臓やサルの肝臓をつけてまでも生き延びるようになる。最後は特別な光線の手術機械を使って、脳ミソまで他人のと入れ換える。つまり、すっかり別人になってしまうのだ。
五島勉 1999年以後
ヒトラーが菜食主義だったという話はちょいちょい聞きますね。
ヒトラーが好きだったドイツの音楽家ワーグナーがベジタリアンだったから、それに倣ったという説もあります。
いずれにしても、自然破壊や危険な食、そして不自然な医療で人間が種としてダメになるという仮説は、間違ってないし、かなり同意できる内容です。
アドルフ・ヒトラーは、酒を飲まず、煙草も嫌っていただけでなく、ベジタリアンであったとする説がある。リヒャルト・ワーグナーはドイツの未来とベジタリアニズムをむすびつけて歴史を論じているが、ヒトラーの食事もその理論に従っていたという仮説が立てられている。ヒトラーは菜食が個人的な健康問題を解消してくれ、魂の再生をもたらすものだと考えていた。
また一方で、このようなことをヒトラーは妻のエヴァ・ブラウンに話したそうです。
将来の……今世紀末から来世紀はじめの文明国では、きみのように結婚もせず、子どもも生まず、一生、男以上の働きをする女性が増えるよ。しかし、それは当然、女性の見かけの地位の向上とともに、その民族の衰亡──ひいては人類の破滅につながるワナなんだけどね。
五島勉 1999年以後
どうして、夫婦の会話が残ってるのか謎ですが、信ぴょう性は後回しにしましょう。苦笑
まあ確かに結果的に女性が進出することで晩婚化が進んだり、出産が減り人口が減ることは否定できません。
ですので、民族の衰亡の一因として否定はできないかもしれませんけどね。
でも内容的には、「女性は産む機械・装置」などと発言した某保守政党の大臣が言ってる内容と同じで、昔ながらの男尊女卑思想とも思えてしまいます。
要するにヒトラーが言いたいのは、このようなことは一例に過ぎず、諸々すべてひっくるめて人類そのものが衰退して世界が荒廃する方向に向かっているということでしょう。
新しい世の中を待望するあまり、世の中のあれもこれも誰もかれも否定するというのは、人間にはよくあることです。
まあ現状を見るにつけ、荒廃する未来が待っていることについては大きく間違ってないような気もしますけどね…。
永遠の未成年者集団
ヒトラーは1989年以降、徐々に世界は荒廃していくと語っているわけですが、そんな世界の中で、具体的に人間たちはどのような変化を経ていくのでしょうか。
人類は二極化していくと書かれていましたが、具体的にはどのようになるのでしょう。
そのことについてヒトラーが側近に語った言葉を引用します。
未来の社会はどんな様相を見せるだろうか。同志諸君、申し上げよう。
まず闘争によって選りぬかれた貴族階級が現われる。新しい中産階級、無知な大衆、新しい奴隷、仕えるものの集団、永遠の未成年者集団があろう。そしてこれらすべての上に、さらに新しい貴族がある。特別の指導的人物である。
このように、支配をめぐる闘争によって、国の内外に新しい身分が成立する。しかも東方が巨大な実験の場になる……そこに新しいヨーロッパの社会秩序が生まれるのだ。
五島勉 1999年以後
うーん、なるほど、現代人から見たら、なかなか良い線を突いた未来予測だなあと思いますよねー。
でも、ひとつだけわからないのは「永遠の未成年者集団 」ですね。
これは何を意味するのでしょうか?
しかも、これらの新しい階級社会実現のために東方が実験場になるとのこと。
東方というのは日本でしょうか、はたまた、中国でしょうか?
これについてヒトラーは側近に詳しい解説をしています。
「よろしい、では解説してやろうハンス。私が言った未来に現われる永遠の未成年者集団というのは、もちろん、死ぬまで大人になりきれない人間たち、ということだ。
そんなことは、厳しい正常な社会ではありえない。だからそうなる背景には、甘やかされた異常な社会が当然ある。その中で、同じように大人になりきれない親に、愛玩動物のように育てられるため、子どもも成人しても真の大人になれないのだ」
「しかしハンス、じつはそれだけじゃない。私が本当に言いたかったのは、そのことではない。
未来社会には、そういう永遠の未成年者集団が現われる一方で、幼いときから大人の思考と感情を持った人間たちも現われるのだ。信じられないだろうが、彼らは胎児のときからさえ、そのように教育される。5つか6つで一人前の理屈と判断力を備え、13、4歳にもなれば、並の大人を指揮するほどの力を持つようになる。
つまり両極端ということだ。肉体が大人で感情が幼児のようなグループと、肉体はまだ青春期にまでいかないのに、思考と感情が大人を超えるグループ……」
「しかもハンス、それは人間の発育状況だけじゃないのだ。人類と社会のあらゆることが、未来には、そのように両極端に分かれてしまうのだ。
たとえばカネだ。一方には腐るほど大量のカネを持ち、広く高価な土地を持ち、労せずして限りなく肥っていく階級が現われる。貴族とか新しい中産階級とか言ったのはその意味だ。
だが少数の彼らが現われる一方、他方の極には、何をどうやっても絶対に浮かび上がれない連中も現われるのだ。
それはカネだけの問題でもない。より正確にいえば、精神の問題だ。
限りなく心が豊かになっていく精神の貴族、精神の新しい中産階級が現われる半面、支配者が笑えと言えば笑い、戦えといえば戦う『無知の大衆』、『新しい奴隷』も増えていくのだ」
「人間だけではない。国もそうだ。恐ろしく豊かな、労せずして肥っていく国が現われる。他方、何百年かかっても絶対に払いきれないほどの借金をかかえ、水一杯すら容易に飲めない国も現われる。
気候もそうだ。とほうもない旱魃(かんばつ)や熱波におそわれる国と、寒波や洪水におそわれる国が出る。災害におそわれつづける地域と、楽園のような地域、人っ子一人いなくなる荒地と、無数の人間が鼻をくっつけ合って生きる都会とに分かれる。
愛もそうだ。特定の男女にだけ、愛と肉体の快楽が集中する。一方、一生に一度の真の愛も快楽も得られない男女も増える。要するに、土地や金や支配力を得る者は、ますますそれを得、支配される者はますます支配されるだけになる。そうだハンス、それが未来なのだ。私の見た未来だ。未来はそうなるのだ……」
「それは1989年だ。そのころ実験は完成する。人間は完全に2つに分かれる。そこから引き返せなくなる。そうだハンス、その完成とさらに新しいアプライゼ(スタート)の時期が1989年4月に来るのだ」
五島勉 1999年以後
なるほど、甘やかされて育った人のことを永遠の未成年者と呼んでいたのです。
実験は東方と書かれていましたが、現状を見るにつけ、やはりこれは日本や中国の一部の若者を指していたのかもしれませんね。
しかし、1989年には二極化(=新しい階級社会化)が成し遂げられたようなことが書かれてますが、これはどうでしょうか?
ここはまだ実際には現在進行中に思えますね…。
参考までに、これらの階級を現代の日本に当てはめてみようと思います。笑
まず、日本で「闘争によってえり抜かれた貴族」って、だれのことでしょうか?
安倍ちゃん? 麻生さん?
ていうか二世議員の総理経験者や国会議員の皆様は現代の貴族とも言えますけどもどうしょうか?笑
貴族のベースは血統ですからね。
そして「新しい貴族」=「特別の指導的人物」?
竹中さん?
ちょっとショボイかな?苦笑
でも政治家でもないのに特別的に指導者に近い位置にいますよね。
または、ビルゲイツ氏や、ザッカーバーグ氏とかでしょうか?
以上の人たちは富豪つまり貴族的ですし、政府のやることにも口出ししてますよね。
そして、「無知な大衆」「新しい奴隷」ですが、現代において奴隷制度はあり得ませんから比喩ですね。
政府の言うことをなんでもかんでもハイハイと律儀に素直に疑義なくキッチリ従う人たちです。
確かに徐々に増えていっている感じがしますね。
こうして当てはめてみると、ほぼ間違ってないことはわかります・・・。
以上の内容を本当にヒトラーが予言したとすれば、凄まじく先見の明があったということになります。
あとは、この側近に語った言葉が、いったいどこまで真実か、信ぴょう性の問題だけが残りますね。
五島氏が世界のヒトラー研究家たちの書籍や資料などをまとめたのでしょうけど、中には怪しいものもあるでしょう。
ま、それは今回は深く突っ込まないことにしましょう・・・。苦笑
2039年に何が起こるのか?
さて、最後の話題です。
ヒトラーの残した、まだ先の未来の予言の話です。
五島氏の「1999年以後」が出版されたのが1988年ですから、当時はあまりに遠い未来であり過ぎた2039年。
書いた本人もその日が来る前に亡くなってしまったほどの未来です。
でも2039年まで、もう、あと18年後です。
意外に近い!
健康なら僕もまだ確実に生きているでしょう!!苦笑
いったい2039年に何が起こるのでしょうか。
このような怖いヒトラーの予言もあります。
若いころ私は、『我が闘争』に、いずれ人間が大自然から復讐されると書いた。それが1989年以後の状態だ。人間が思い上がって宇宙の自然を犯すため、宇宙が人類に復讐の災厄を下すのだ。そしてそれが人類を、想像を絶する究極の状態にみちびいていく。私が生まれてから150年後、21世紀に来る究極に。私自身もそれを霊感ではっきりと見てさえ、信じられないような究極に。
五島
ヒトラー生誕150年の西暦2039年、人類による自然破壊により自然から報復を受けて、信じられないような究極の世界になってしまうと書かれています。
でも、ここでは「宇宙からの復讐」って書いているんですよね。
地球の自然環境からの復讐でなく、わざわざ宇宙からの復讐と書いているところが意味深長です。
確かにスペースデブリとか、地球から宇宙に放射される無秩序な電磁波の類などは宇宙に何らかの影響を及ぼしているのかもしれません。
トドメノフミや日月神示等とも時期が重なる2039年
ちなみに、ちょいちょい当ブログでご紹介してます松原照子氏は、「2032年に異常気象は本番を迎える」という予言を残しております。
以前にブログにも書きました。
ヒトラーの2039年まで7年早いですが、時期がとても近くて気になるところです。
また、以前にブログに書いたトドメノフミという予言書があります。
トドメノフミでは(僕の解釈ではありますが)2038年が終末の日だと書かれていましたし非常に近いです。
上記トドメノフミの記事中で触れましたが日月神示も2045年までには予言が成就すると書かれており、やはり2039年近辺は色々な予言と重なります。
また、日月神示とも重なるということは必然的に、ヨハネ黙示録にも通じるものがあります。
ヒトラー予言の中にも「ユダヤは旧約聖書の予言通りに動く」などと書かれてましたから、キリスト教徒であるヒトラーも聖書を読んでいたのでしょう。
どちらにしましても、この2039年という時期は色々な終末論と時期が重なるのです。
超人=神人が現れる!?
20世紀末いや、予言は少し遅れて21世紀になって異常気象などの天変地異が活発になってきました。
ナチズム=全体主義の社会も世界的なコ●ナ禍により「新しい生活様式」という隠れ蓑をまとい始まりつつあるとひそかに噂されています。
世界経済フォーラムでテーマにもなり、これから始まるとされるグレートリセットも、実は共産主義や全体主義の始まりだという人もいますね。
また、日本のテレビでは報じられませんが世界各所でロックダウンやワ●チ●パスポートなど人権侵害に反対するデモもたくさん発生しています。
感染者が激増するアメリカで大谷さんのエンジェルスの野球中継を見ても、マスクしている人がほとんどいないのは、欧米人はそもそも人権意識が高いからです。
また、アメリカではいくつかの州がワ●チ●パスポートを人権上の配慮で禁止していますが、それでも、いくつかの州は実施すると発表しています。
今後世界が、そして日本がどっちに転ぶか注目です。
このように人心が乱れたときに激しい天変地異が起きる、これはキリスト教も同様、様々な終末思想に共通する考え方です。
まさに世界の終わりであり、人類滅亡の瀬戸際が訪れるとする終末思想も必ず神による救いの手があるとしています。
ヒトラーも同様に、そんな時に救いの手が現れると書いています。
「だからその中から超人(ユーベルメンシュ)が現われる。もはや普通の人間ではそういう危機を制御できない。それに対応するため人類は超人たちを生み、超人が世界や気候を、人間や戦争を治めることになる。
つまり天変地異の下に生きる多数者。それを支配する少数者。その陰で実質的に世界を操る超人グループ。これが、私の予知する21世紀の世界である。」五島勉 1999年以後
えーと、これって、アベンジャーズの世界ですよね?笑
超人=スーパーマンが表れて世界を救うって、もはや映画の世界ですねー。笑
そしてその結果、世界は滅亡を逃れるのでしょうか? ヒトラーはさらに詳しく語っています。
しかし人類はそれでも滅びない。わがドイツの一部と米ソの中心部、日本や中国は深い傷を負いながらも生き残る。ただ諸君、それでも人類はいなくなるのだ。いまの意味での人類は、そのときもういない。なぜなら、人類は2039年1月、人類以外のものに“進化”するか、そうでなければ“退化”してしまっているからだ。」
「それをもっとはっきり言えば、人類の一部はそのとき、人類から、より高度なものに進化して、神に近い生物になっている。人類から神のほうへ進化するのだから、それは神人(ゴッドメンシュ)と呼んでかまわない。
残りの大部分は、これも進化なのか退化というべきかわからないが、一種の機械になっている。ただ操られて働いたり楽しんだりするだけの、完全に受動的な、機械的な反応しか示さないロボット人間になっているのだ。それまでの気候異変と環境異変、政治と娯楽と食物、それから起こる突然変異が、そのようなロボットのような人間を大量に生み出す。
神人のほうも同様で、同じ原因から生まれてくる。ただ突然変異が大脳にプラスに働いて、進化の方向がロボット人間と別方向になるだけだ。その前段階の超人(ユーベルメンシュ)たちも、より進化して神人になる場合がある。
いずれにせよ、彼らはいまの人間の数次元上の知能と力を持つ。彼らは団結して地球を支配する。それまでのあらゆる危機や問題は、彼ら神人たちの知能と力で急速に解決されていく。」「ロボット人間たちのほうは、それに従って生きるだけだ。これはある意味では気楽な身分だ。戦争も気候も経済も、神人たちによって制御されてしまうので、ロボット人間たちは神人たちの認める限度で、多くのものを与えられる。食物と住居も、職業も娯楽も恋愛も教育も、時には思想さえも与えられる。
ただロボット人間たちは、与えられ、操られていることを意識できないようになる。自分たちの意識では、何もかも自分で選択して勝手に生きているのだと思う。しかし、じつは神人たちがすべてを見通して、管理工場の『家畜』のように彼らを育て飼うことになるのだ。
こうして人類は、完全に2つに分かれる。天と地のように、2つに分かれた進化の方向を、それぞれ進みはじめる。一方は限りなく神に近いものへ、他方は限りなく機械的生物に近いものへ。これが2039年の人類だ。その先もずっと人類はこの状態を続ける。
そしておそらく2089年から2999年にかけて、完全な神々と完全な機械的生物だけの世界が出来上がる。地上には機械的生物の群れが住み、神々がそれを宇宙から支配するようになるのだ。」五島勉 1999年以後
怖いというか、気味が悪いというか、複雑な心境です。
世の中は二極分化してロボット(のような)人間と神のような人間に分かれると書かれています。
そして西暦3000年までにはそれが確固たるものとなるとも書かれています。
これは果たして、幸せな未来なのか、それとも、見せかけの幸せの未来なのか、結果として平和な世界が訪れたとしても、イマイチすっきりしないですよね。
ヒトラーの1000年王国
ここで思い出したことがあります。
以前に書いたヨハネ黙示録と日月神示にも「神と獣と別れる」と似たようなことが書かれているのです。
ロボット人間とは、まるで飼われていることに気が付かない家畜つまり「獣」とも言えますよね。
しかしヨハネ黙示録には「獣は最終的には炎で焼かれる」というようなことが書かれています。
つまり、ヒトラーの言うように「二極化したまま平和に暮らす」的なことは書かれてないのです。
聖書を読む限りは中途半端でなく完全な平和が訪れて、至福の1000年王国が訪れると書かれているのです。
が、ここで気になるのは、ヒトラーが西暦3000年までの未来を予言していることです。
2999年までに超人・神人とロボット人間が完全に二極化すると書かれており、つまり2999年までの1000年ほど二極化が続くと言っているのです。
ヒトラーの予言の1000年と聖書の1000年が奇妙にも一致するのです。
恐らく、キリスト教徒でもあるヒトラーは当然、聖書(ヨハネ黙示録)を読んでいるはずです。
それを前提に聖書の1000年王国とは実は、神人間とロボ人間の二極化の世界だと言いたかったのかもしれません。
超人=神人とは何者なのか?
ところでロボット人間はある意味でわかりやすいです。
そういうタイプの人間は昔からいて、特殊なことではないからです。
ある意味で僕も自ら気が付いてないだけで、ロボットや家畜のように暮らしているのかもしれません!苦笑
でも超人=神人とは何者なのでしょうか。
まるでアベンジャーズですが、どのような人を指すのでしょうか。
以前に「ばあちゃん予言」というものを紹介しましたが、そこで「ばあちゃん」が予言した「新しい人々」が記憶に蘇ります。
社会や時代から抜ける「新たな人々」が増え始める。
それは、お金であるとか、娯楽であるとか、情報などといったもの。
そして彼らは真に必要なものを既に学んでいるか、気付いている。
また、長い間味方も存在しないまま虐げられ続けてきたので本当の強さを持っている。
彼らがお互いに存在を確認し始めた再来年頃に、現代が終わって未来が始まる。
でも、これも超人というには少しスケールが小さいですよね。
まあ、これくらいが現実的で妥当なのかもしれませんけどね。苦笑
さもなければリアルにアベンジャーズとかスーパーマンの世界ですから俄かに信じがたい話になってしまいます。
ちなみにヒトラーは超人について、こんな言葉も残しているようです。
「それは本当は、私が育てるようなものではない。放っておいても、人間はいずれそうなる。大多数の者は支配される感情の中に沈むが、一部の者は超人に変わっていくのだ。私はそれに手を貸して実現を早めるだけだ。そうでないと、他の民族の中からもそれが現われないとも限らないからな」
五島勉 1999年以後
大多数のものは支配される感情に沈むとあります。
まあ沈まないまでも、それをあきらめて開き直って支配に対して従順に暮らす人もそこに含まれるのでしょうけどもね。
とはいえ、一部のものは超人になるとありますが、一部とはどんな人で、どのような条件が必要なのでしょう。
超人=神人は東方(日本?)から現れる?
これについてもヒトラーは興味深い言葉を残しています。
「前に、“永遠の未成年者の実験場は東方だ”と言ったが、超人類を生むことについても、東方が実験場になるかもしれない。近未来、天変地異が襲うヨーロッパ各国にも、大戦の舞台になる中東にも、米ソやインドにも同じことが起こるかもしれない。
しかし、なんといってもアーリアだ、われわれゲルマンだ。それが頭ひとつ抜いて超人類を創出する。それが創造されさえすれば、もはや我々に勝てる者はない。
考えてもみたまえ。世界中の猿が連合して人類に立ち向かってきたとしても、近代兵器を持ったほんの数人の人間に勝てまい。同じことが、これまでの人類と今度現われる超人類の間にも起こるのだ」「その証拠を明かそう。じつは私は、すでにその人間を見たことがあるのだ。恐れを知らぬ、目を合わせていられないような、苛烈で新しい人間をね」
「天地創造は終わっていない、特に人間については、終わっていない。人類は今、次の階段を昇り、新しい戸口に立っている。新しい種族が輪郭を示しはじめている。それが超人の種族だ。彼らと彼女たちは出来上がりつつある。完全に自然科学的な突然変異によってだ」
「そして大破局が起こる。近未来に起こる。しかし救いのイエス・キリストなんか来ない。別の救世主が来る。
そのとき人類を救うのは人類を超えるもの……彼らと彼女たちが、新しい世界、新しい宗教を創る」五島勉 1999年以後
超人や神人は東方の実験場から現れるとも書かれています。
東方については日本なのか、中国なのか、恐らくどちらかだと思うのです。
でも、大戦の舞台となるような場所、中東や、またはアメリカやインドにも出現すると書かれています。
実は似たようなことが日月神示にも書かれてるのです。
天の声あるぞ、地の声あるぞ、和して十の日月地と現はれるぞ。五十人の仁人が出て来るぞ、仁人とは神人(カミヒト)のこと、この仁人が救世主であるぞ、救世主は一人でないぞ。各々の民族に現はれて五十人であるなれど、五十と言ふ数に囚われるなよ、五十人で一人であるぞ、数に囚われると、判らんことになり、岩戸しめとなるから気つけおくぞ。
まさに「神人」とそのまんまの言葉で出てきます・・・。
日月神示もヒトラーの予言と同様に戦時中に書かれたものですから、なんとなくその記述に近いものがあるなあ…って思っていたんですが、そのまんまですね。
また、以前に書いたトドメノフミという予言書の記述とも、なんとなくですが合致するような気もします。
神徳積みて救われし、神有り思想の人々の出番はここぞと申すぞよ。
ポールシフトと申す事、地軸の異変と申す事、人なる肉身に起こるぞと、この度、初めて明かすぞよ。
上から下まで一直線、人の身の内一直線、ポールシフトとあいなりて、上に行く者、落ちる者、この時来たれば誰なりと、その目でシカリとわかるぞよ。
神徳積みて救われし人の助けが無かりたらこの大峠は越えれぬと世間の人々気が付いて、そこここ押し駆け列をなし順々助けを請う事ぞ。
ヒトラーは、完全に自然科学的な突然変異によって超人=神人が現れると言っていました。
トドメノフミでは人間の体に起こるポールシフトで人間が変わると書かれていますから、それが突然変異をさすのかもしれません。
そして、彼らの助けがなければ大峠は越えられない、つまり世界の危機は救えないとも書かれているので、やはりヒトラー予言と符合します。
ていうか、ヒトラー予言とまったく同じです。
ラストバタリオン(UFO?宇宙人?)がやってくる!?
終末の時、人類の一部は神のように進化して世界を救うという予言。
まるでアベンジャーズとか映画のような話ですが、ヒトラーはそれだけではないと言っています。
ドイツが戦争に敗れて追い詰められた時のヒトラーの最後の演説(放送)というものがあったそうです。
国民諸君、同志諸君、最後まで戦い続ける諸君に敬意を表する。すでに戦況は……私はベルリンと運命をともに……しかしナチスは不滅である……たとえ米ソがいったんは勝つように見えようとも……。
そうなのだ、それは砂の上の勝利だ。彼らは世界の真の支配者ではないからだ。彼らの背後で操る者……ユダヤ……イスラエル……世界的なユダヤ国際資本……。
米ソは……おそらく1990年代ごろまで、対立と妥協を繰り返しつつ、世界を運営しようとする。しかししょせん……ヨーロッパと日本、東アジア、イスラム諸国、インド……いずれ世界は米ソの手に負えなくなる。そのときユダヤはみずから……に乗り出す。
あわれなアラブ4ヶ国……最終戦争。東西が激突するだろう。ユダヤはそれに勝って全世界……なぜならそれが彼らの『旧約聖書』の約束だからだ。黙っておけば必ずそうなる。しかし、私がそうはさせない。そのための手を、私は死ぬ前に打っておく。それが最後の秘儀である。それによって人類はわれわれを受け継ぐことになる。
しかも見よ、そのあと、わがナチスの栄光、ラストバタリオン……。それが真のハーケンクロイツの日だ。カギ十字の日だ。そのときラストバタリオンが現われる。ユダヤを倒す。世界を支配する。永遠に……そしてナチスは甦る。真のヒトラーの時代が来る。必ずだ。
甦ったナチスの軍団とその強力な同盟がそのとき来る。宇宙からの復讐のカタストロフィとともに来るぞ。それからが真の究極だ。真の終わりで真の始まり、真の淘汰、天国と地獄、21世紀のその年に、人類の驚くべき究極の姿……ではそれを明かそう。諸君、それは人類……
五島勉 1999年以後
ラジオ放送なのかなんなのかわかりませんが、音声がとぎれとぎれで判別できない部分が「……」になっています。
でもだいたい内容は把握できますね。
ポイントは金融資本家たちの思うようにはさせないために手を打っておくという部分ですね。
それにより、ラストバタリオン、訳すと「最後の大隊」がやってきて、それが金融資本家たちを倒してナチスが蘇ると言っています。
カタストロフィ(宇宙の復讐=自然災害?)とともにやってくるというのですから、それは2039年のことなのか、それとも今もう始まっているのか。
でもこれだけだとラストバタリオンとは何者か、さっぱりわかりませんね。
南極にナチス残党のUFO基地がある!?
ちなみに、これを読んで思い出したのは落合信彦氏の書いた「20世紀最後の真実 /いまも戦いつづけるナチスの残党(1980年出版)」という書籍です。
落合信彦氏は有名な国際ジャーナリストで、昔はテレビCMにも出てましたし知っている人も多いと思います。
実はこの本の中でナチス残党が南米に渡り、軍事兵器などを南極大陸に隠しているなどとも書かれているのです!
さらに、ナチスの科学者が優秀だったのは有名な話ですが、当時、世界に先駆けてUFOを開発していたというのです。
まあ、UFOというと胡散臭いですが、円盤型の兵器=乗り物という意味ですね。苦笑
アメリカがステルス戦闘機を開発した時も飛行機とは思えない形(三角形)でしたから、円形の戦闘機があっても不思議ではありません。
どうやって飛ぶか知りませんが。苦笑
ちなみに偶然なのですが、なんと南極大陸にUFOが隠れている様子がGoogleマップに表示されていることが最近発見されましたー!!笑
確かに場所は南極大陸です。
Googleマップ上でサイズを測ると30mくらいあったみたいです。笑
岩から出ている部分だけでも、なんと20m以上ありました。 これが円盤型だとしたら、見えていない部分を含めると30mはありそう。もしUFOだったらかなり巨大ですね。
もしかしたら、Googleマップを使って南極大陸をくまなく調べると、UFOやUFOの基地が見つかるかもしれません!
ぜひ、ヒマな人は探してみてください! (そして見つかったら教えてねー!笑)
ナチスのUFOとケネディ暗殺事件
ちなみに「1999年以後」の中で著者の五島勉氏は落合氏の別の書籍「2039年の真実」を引き合いに出しています。
落合信彦氏の作品には、『2039年の真実』という本がある。内容は、アメリカのケネディ大統領が、誰に、なぜ殺されたのか──を追及した迫真のドキュメントである。
落合氏はその真犯人を、はっきり名指ししてはいない。しかし当時、新しいハト派として世界平和の維持に苦心したケネディを、タカ派の軍部指導者や強硬政治家たちは激しく憎んでいた、そこに最大のカギがあることを、氏は鋭く浮かび上がらせている。
つまり、ヒトラーとはなんの関係もない本だ。「2039年」とタイトルにはあるが、私が追求してきた「ヒトラーの2039年予言」とは、まるでかかわりがない。にもかかわらず、氏がこれに『2039年の真実』と題したのは、ケネディ暗殺を徹底的に調べた米政府と下院調査委員会が、その恐るべき真相を含む極秘資料全部を、(ケネディを継いだジョンソン大統領の強い命令で)、2039年に公表すると決めたからだ、という
五島勉 1999年以後
落合氏の「2039年の真実(ケネディ関連情報)」は1979年の本ですから、五島氏は1988年に「1999年以後」を執筆する前に読まれたのでしょう。
さらに言えば、その1年後の1980年に出版された落合氏の「20世紀最後の真実(ナチス関連情報)」もお読みになられたに違いありません。
その中のケネディ暗殺とナチスとUFO情報にインスパイアされ、「1999年以後」を書かれたのかもしれません。
たしかに、ヒトラー予言の2039年と、ケネディ暗殺などの情報公開期限が2039年というのは奇妙な一致です。
ケネディ暗殺とUFO問題について、われらがヒーロー(?)ムー編集長の三上氏がこう言っています。
実際、ケネディがCIAに宛てた文書が残っているんだけど、そこには「UFO問題に関してはソ連と情報を共有すべきだ」とか書いてるんだよね。特に、変な飛行物体が来たときに、お互いに勘違いして核ミサイルのボタンを押さないように、みたいなさ。
・・・そのとき、ケネディがCIAに送った文書の中で言及されていたのがロズウェル事件。言わずとしれた、UFO回収事件ですよ。未解決事件と言えば、このロズウェル事件を外すわけにはいかないでしょう。
色々とケネディは知っていて、それを情報公開しようとしたため暗殺されたのではないか、そういう説もあるのです。
さらに、ここで出てくるUFOや宇宙人とは、じつは南極大陸に隠されたナチスの秘密兵器だったのではないか?
五島氏はそう睨んだのかもしれませんね。
・・・UFOなどと言い出すと急に都市伝説感がたっぷりになってしまいますけどねー。苦笑
不幸な二極化時代と、幸せな二極化時代
でも、このラストバタリオンを宇宙人とのファーストコンタクトと考える説もあるのです。
つまり、人類がはじめて宇宙人と公式的に接触する日ですね。
この話は以前に下のブログでも書きました。
また、日月神示ではこのようなくだりがあります。
大掃除はげしくなると世界の人民皆、仮四の状態となるのぢゃ、掃除終ってから因縁のミタマのみを神がつまみあげて息吹きかへしてミロクの世の人民と致すのぢゃ、因縁のミタマには(カミ)のしるしがつけてあるぞ、仏教によるもののみ救はれると思ってはならんぞ、キリストによるもののみ救はれると思ってはならん、神道によるもののみ救はれると思ってはならん、アラーの神によるもののみ救はれるのでないぞ、その他諸々の神、それぞれの神によるもののみ救はれるのではないぞ、何も彼も皆救はれるのぢゃ、生かすことが救ふこととなる場合と、小呂すことが救ふことになる場合はあるなれど。
この表現はまさにUFOの空中提携だという説があるのです。
地球が滅亡しそうになったら、UFO(円盤型兵器)が表れて人々を救助するってのは、いわば自衛隊がヘリで災害地救助をするのと同じです。
自衛隊よりもさらに優れた科学技術を持ったラストバタリオンが表れて人々を救うということですね。
それに乗ってる人は誰なのか、宇宙人なのか? ヒトラーはそれを超人=神人であると言いたかったのかもしれないのです。
まとめますと、世の中はナチズムにより全体主義となり、支配されるものと、少数の支配するものとに二極化する。
そのさらに上に、ほんの一握りの超人たちがいて世界を陰で支配し、2039年にやってくるカタストロフィの時、ラストバタリオンとして姿を現し、金融資本家たちは姿を消す。
その後、西暦3000年まで二極化のまま世界は進むということです。
世界の大多数の人は平和な世の中が来たと思ってるのですが、実は、ごく少数の超人=神人たちに管理された社会であるということですね。。。
以上、これがヒトラー予言なのですが、いかがでしたでしょうか?
僕の個人的な感覚では、2039年までの金融資本家たちがビジネス&マネーで支配するのが不幸な二極化の時代。
2039年以降、金融資本家たちが姿を消した後は、幸せな二極化の時代だと感じます。
でも、ヒトラーは恐らくそこまで気が付かなかったのではないかと思うのです。
国家元首として戦争に勝つことしか考えていなかったからこそ、神からのインスピレーションを自分の国の利益にしか関連付けられなかったような気がするのです。
こうしてヒトラー予言から民族主義的差別的な部分を排除すると、巷の様々な予言や終末思想とすんなり結びつくし、かつ、ヒトラーを必要以上に正当化することもないのです。
というわけで、まだまだヒトラー予言は現在進行形ということで、また新たな情報があればブログで紹介させて頂きます!