むかし大槻教授って偉い先生がいらっしゃいまして。
UFOの研究をされているという先生ですね。
ただ、困ったことにUFOとは(自然発生的な)プラズマであるという説を唱えておりまして「うそーん!」って感じでして。笑
しかもですね、プラズマっぽくないUFO写真や動画は全部ニセモノと言うのです。
つまり鳥とか虫とか、またはフェイク認定するのです。
NASAがUFO動画を発表し始めましたけど、あれは全部プラズマか、虫か鳥か、はたまたフェイクか?笑
科学者のスタンスってこうなんでしょうかね?
そもそも自説ですら証明できてないのに、よく言うわって感じなんですけどね。苦笑
ま、でも科学でUFOをどうにか証明しようとした心意気は素晴らしいなと思うわけです。
実はこれ、凄く大事なことです。
というのも、枠組みから外れる説をはなから否定したら科学は進歩しないからです。
その良い例がありました。
最近、ていうか以前から天下の掃き溜めツイッターで吠えてらっしゃる科学者がおりまして。
「雲は地震の前兆にはならない」とせっせと現代科学の限界を布教してらっしゃるのです。
しかも何度も何度も延々と言ってるのです。
「雲は地震の前兆にはならない」
これ言い方間違ってるんですよ。
現代科学では地震の前兆として認められないと書かないと誤りです。
科学者であるなら、そう書いたほうがいいんじゃないかなと思うわけです。笑
もちろん、こういう否定的な言い方をするならって話です。
そもそも地震雲だって言ってる人、例えば僕のような人でも、地震雲が出たから必ず地震が起きるなんて思ってないわけです。
科学で証明できないってことはわかってるから、現象から統計的に導き出そうとしているだけです。
しかも素人が。笑
太陽フレアと一緒ですよ。
特にプロトン現象。
これも地震の前兆とは認められていませんから、地震と結びつけると激オコな科学者(or素人)がたくさんいます。
でも、これが起こった後に地震が起きることが多いというところから統計的に法則を出せないかと試みているわけです。
それに大事なのはそういう「試す」っていうスタンスだと思うんですけどね。
科学者だったらなおのこと。
でも、そんな人はきっと科学者の中の異端でしょう。
異端とはいっても、時代を変えたり新しいものの見方を提供するのは歴史を振り返っても異端ばかりです。
あと、もう一つ言わせてもらえば「雲は愛でるもの」とか余計なお世話です。
そもそも雲をみて「怖い」と思うのも「愛でる」のも同じ感情の発露です。
雲をどう見ようが、どう解釈しようがその人の勝手です。
なんて言うとよく聞くのがこういう理屈。
「地震雲だって言うと怖がってしまう人がいるんだ!」
そういう人もいますが、政府の言う「南海トラフ巨大地震40年以内発生確率90%」の方がよっぽど怖いです。笑
しかも、全然起こらない。苦笑
東海地震なんて僕が子供のころから起きる起きるって言ってるわけですよ。
それが現在の科学です。
であれば、オカルトも科学もどっちも注意喚起から心の準備や備えにつながるわけですから同列だと思うんですよね。
でも、当たらないからと言って科学者の存在意義を否定してるわけではないのです。
逆にあまりに自説に固執するからこそ「全然わかってないくせに」と素人が言いたくなるのです。
さっきの気象学者さんも同様です。
しかし、キミ、だれやねん?笑
そう思ってプロフィールを見ると、な、な、なんと!
天気の子の監修をしたという偉い偉い、それはもう偉いお方だったんですねえ。
ついに雲業界にも大槻教授並みのガッチガチのダイヤモンド級の大物が出現だなと。苦笑
おかげで「科学者は頑固である」という傾向をますます印象付けてくれました。
まあ「お役人様」と言っていいのかもしれんけど。苦笑