引き続き、東北・北海道の旅 その3です。
前回は、日が暮れた後に車を飛ばして夜に宗谷岬に到着するところまで。
北の最果ての北方領後の見える場所で一人寂しく車中泊。苦笑
そこで夜を明かして、日本最北端で日の出を見ることにしたのです。
日本最北端の地で日の出と樺太を見る
*** 4日目 ***
日の出なら最東端の方が良いような気もするのですが、
とは言ってもせっかくなので記念に日の出を見て行こうじゃないか。
車中泊って便利だよね、起きてすぐ活動可能。笑
太陽も半分以上顔を出しまして、、、。
完全に登りきって周りは黄金色に。
すごい、めっちゃ神々しい風景!
さあ、一日がスタートです。
太陽も登ったところで次は最北端の街、稚内へ。
稚内と言えば「おじゃまんが山田くん」で出てきた
「わっかないラーメン」くらいしか知らないのですが、
当然周りにはそんなラーメン屋はないようです。。。苦笑
しかし、ここには宗谷岬と並ぶ最北端の岬、ノサップ岬がありました。
写真だと、ノシャップ岬となっている。
なんとなくシャプシャプした感じがする。
ちなみに、遠くに見えるの山みたいなのは樺太(サハリン)です。
樺太や千島列島まで、本来はアイヌの土地であったのですが今はロシアが不法占拠状態。
最近は「北方領土は日本固有の領土です」っていうCMやらなくなったね。
(古い!って、しかも樺太、千島は北方領土じゃないよねー。)
夜の寒々しかった寂しい風景から一転、明るくなると素敵な景色だね。
神様の土地、カムイコタンへ
さて、ここからは趣がガラッと変わって、街の中へ入っていきます。
旭川を経由して札幌に向かいます。
途中、上川神社に立ち寄ることに。
そもそも北海道に神社って似つかわしくないんですけどもね。
そもそもアイヌだから神社の文化ではないしね。
うーん、やっぱり趣の異なる神社だねっていう感じ。
建築物としては非常に素敵です。
さあ、先を急ぎましょう。
すると途中に面白そうな場所に出会いました。
その名もカムイコタン。
別に特別な何かがあったわけではないけど、なぜか印象に残る名前。
それもそのはず、カムイコタンは神の住む場所と言う意味だったのです。
当然、カムイコタンはアイヌにとって神聖な場所でもあるそうな。
なぜか、ここにもSLが置いてあって、駅の看板が立っている。
写真左のカムイコタンの解説を読む限り、
この場所は神聖というよりも恐ろしい場所なのかも知れない。。。
プレートがぶつかり合う非常に土地のエネルギーの高い場所でもあったのだろう。
そんな場所にSLを置いて良いのか悪いのか。
まあ、どうでもいいや。
さて、そろそろ札幌に入ります。
モエレ沼公園はぜひ一度は行ってみて!
街の手前で面白い公園に出会ったので寄っていくことに。
ここは北海道旅行で最もおもしろかった場所のうちの一つです。
広大な景色が続く公園で、誰だか知らん某有名デザイナーによって全体が設計されたそうな。
巨大なピラミッド状の山がいくつかそびえ立っている。
もちろん、自然の山ではなく人工の山。
上の写真も下の写真も「人」が写っているのが見えるでしょうか。
というのも、この山が、かなりでかいのです。
こちらの山は、頂上まで一本の道が続くタイプ。
天国への道のようだ。
下から見るとこんな感じ。
登るのが大変そうだが楽しいので苦にならない。
この手すりを上から座って滑り降りてくる愚か者どもがいたので、嘲笑っておいた。
しかし「おれもやってみてええ」と思ってしまった。
こちらの山は、くねくねした滑らかな階段が続く。
こっちの方が天国への道みたいだね。
ていうか、カップルに3回ほど写真を取ってくれと言われかなりウザかったな。
ここは一人で来るもんじゃないな。。。クソが!笑
さて、日も暮れてきたので札幌市内に入る。
札幌といえば北海道神宮に行こうと思い、さっそく行ってみたら薄暗い。
入れるのかな?
入れたが、本殿までは行けないっぽい。
本殿前の門が既に閉まっていた。
北海道の神社で歴史は新しいけど、旧官幣大社だけあって警備が厳しいね。
仕方ないので隙間から本殿を撮影。
怪しいなオレ。
北海道神宮ってネーミングがどうも気になるのですが、
そもそも北海道ほど神社が似つかわしくない土地もない。
と改めてしみじみと思うのでした。。。
さて、翌日は小樽の方に行ってみよう。
ということで、札幌市内を抜けてちょっと郊外に出て、またまた車中泊。
遺跡三昧!フゴッペ洞窟と海の幸
*** 5日目 ***
さて、これからどこかの温泉に入って海鮮丼を食べてと、いろいろ予定を考える。
看板を見る限りとても楽しそうな積丹半島の旅。
この半島は意外や意外、縄文時代の遺跡や伝説が多い場所でもあります。
こちらは伝説の場所。
そして環状列石の遺跡もあった。
規模は小さいけど、古いものに触れてる感がイイネ。
ちょっと行くと、また別の環状列石。
いわゆるストーンサークルってのは日時計とか祭祀とか、
用途が色々推測されているけど何かもっと別のもののような気がするな。
そして、こちらがまた面白い!!
フゴッペ洞窟というのですが、この絵に注目!!
羽根の生えた人、これはまさに天使!
こんな恰好をしているのは、現代から古代までさかのぼっても、
「にしきのあきら」か「天使」くらいしかいない!
ということは、まさに天使。
いや、鳥人間かな。
たっぷり古代ロマンを楽しんだ所で、そろそろ休憩。
近所の温泉に入って、おいしい海鮮丼屋はないかと、
温泉屋のオバチャンから聞き出し早速行ってみる。
ていうか、観光客でいっぱいだった・・・。
あのオバチャンめ・・・こんな俗っぽい店を・・・。
とりあえず、注文してから待ちに待って、
ホタテ&イクラ丼とカニサラダ、シャケの水炊き?みたいなスープのセット。
うーん、さすが小樽だけあって、すげえおいしい!
あのオバチャンのおかげですわ、あはは。
いやー楽しい遺跡見物とあったかい温泉、
おいしい食事が終わってこれからどうしよう。
ていうか、なんかお遍路さんみたいなのがいるな。苦笑
と思ったら、ちょっと雲が多くなってきた。
天気予報だと雨が近いみたいなので、そろそろ北海道を出ようかなと。
次は函館だけど、どこまで見れるかな・・・。