2006年東北・北海道の旅の続きです。
前回は茨城から大洗のフェリーで北海道は苫小牧に渡り、
苫小牧からすぐ東にあるアイヌの村で楽しんだあとは、
コンビニの駐車場で車中泊して一晩すごしました。
そして3日目も引き続き北海道で、さらに東へ知床方面に進みます。
以下、お楽しみください。
自然豊かな北海道を満喫する
*** 3日目 ***
さて、この日はなぜか湖の多い「ほのぼのレイク」ツアー。笑
いや湖を周ろうと思ったわけでなく、たまたま湖ツアーみたいになっちゃった日。
北海道って湖が多いんですよ。
僕は泳げないので水が嫌いなのですが、
湖って静かだし海みたいな無限の広さからくる怖さもないから好きなんです。
というわけで、あいかわらずの何もない道を出発。
目指すは知床半島です。
さて、知床半島に行く前に経由したのは摩周湖です。
北海道の湖だからか、高地の湖だからか、水がとても澄んでいるような印象。
ていうか、高いところから湖をながめるのも素敵ですね。
しかも湖面が鏡のようになっている。
これはすごい!
どっちが水面かわからないくらいだ!
下記にある通り、透明度が世界一らしいです。
しかし、この湖は山に囲まれており、
湖畔におりて水に触れることはできないみたいで、保護区にもなっているのかな。
というわけで景色を20分くらい眺めて絶景の摩周湖を後にしまして、
またまた何もない延々と続くかの道を進みます。
北海道はこういう道ばっかりで、しかもガランガラン。
途中、ホースファームがあったのですが、せっかくなので馬に乗ろうかなと思いつつも、
さほど馬に興味もないのでチラ見して次へ。
てういか、なんだかこの近辺はずっと硫黄臭いなと思ったら火山があった!
地図で見るとわかりにくいのですが、硫黄山?という山があったのです。
そして、なにやら恐ろしい注意書きあり。
あちこちから煙(蒸気)が出てるわりには火山というか丘レベルで、なんか変な感じ。
ていうか、よーく地図を見ると、
先ほどの摩周湖や屈斜路湖は火山湖のようになっていて、
この硫黄山は火口の中にある小高い部分って感じだった。。。
なので、全体として大きな火山のような地形になってるんですよね。
箱根みたいな感じだね。
ところで周りを見ると、蒸気の噴き出し口になにやらハコが置いてある。
これはなんだ!?
まさか、蒸気はダミーで実はこの箱から煙を出してるのでは!?
蒸気生成機の演出だったのか!?
と思ったら違いました。
なんと、ゆで卵屋さんの「ゆで卵システム」だった。
坂東英二級のゆで卵好きなので、早速購入して食べ歩き。
記念に卵屋の写真を撮っておいた。
が、あとで写真を見たら、なんと全員カメラ目線だった・・・。
(今さらながら気まずい・・・。苦笑)
さてさて、卵屋を横目に、次の湖に向かいます。
摩周湖の隣、名前だけは有名な屈斜路湖を少しだけ見て行く。
が、意外に何もなくてつまんないので次へ。。。
次に行く途中に、大昔に、なんかのCMに出てきた場所に遭遇。
タイヤかなんかのCMだったかな。
こんな感じじゃなかったっけ? ちがう?
さて、次に向かうは今日のメインの知床岬。
とくに意味はないんですが、知床って有名だしきっと感動するんだろうと思ってワクワク。
どうやら先っぽまではいけないらしいが、まあいいや。
気温差だろうか、霧がかなり出てきている。
怪しい雰囲気になって来たが、まあ気にせず知床に到着。
と言っても期待してた割に何もないので、海産物屋を見て行くのみ。。。
オホーツクて・・・。
ついでに海も見てみようと思ったら、ものすごく綺麗!
水がとても澄んでいる。
下の写真のように、遠くから見ても(しかも写真でも)それがわかると思う。
上から撮るとこんな感じ。
海なのに砂じゃなくて丸砂利で、
なんだか川の上流って感じだが、それにしてもすごい透明度。
さて、周りを見るとどうやら知床岬の先端までぐるっと周遊するクルージングツアーみたいなものもあるようだ。
が、観光客がワンサカいたのでやめる。。。苦笑
このクルージングが一般的な知床のメインかもしれないね。
でも、人ごみ嫌いだしやめる。。。苦笑
取りあえず先を急ぐことにしたが、途中で滝があったので見て行く。
人も少ないし、マイナスイオンで癒されよう!
オシンコシンて、なんだか変な名前で、
しかも初めて聞く名前だが、何やら有名っぽいし、せっかくなんて上まで行ってみた!
まあ、よくある滝だねって感じなので次へ急ぐ。。。
アイヌの地が良すぎて、その後は、なかなか「大当たり」に巡り合いませんな。苦笑
というわけで再び何もない地平線の見える道へ。
さて、次に見えてきたのは能取湖。
なんて読むの?ノートル湖?
あまりよく知らない湖だが、
なぜかSLが置いてあったので写真を撮っておく。
よくみると看板に網走国定公園と書いてある。
そうです、もう網走まで来ていたのです。
能取湖の周辺は、なんだかロシアの不毛な土地みたいな感じ。
湿地帯というのでしょうか、ちょっと気分が沈むなぁ。。。苦笑
網走が近いからでしょうか、ちょっと気分が沈んできた。
でも、せっかくだし網走刑務所にも行こうと思ったけど、
残念ながら夕方になってしまったのと、
実はさほど刑務所に興味なかったのでやっぱりスルーしちゃいました。
その後に道の駅っぽい場所にも着いたけど、既に夕方で閉店ガラガラ状態。。。
うーん、残念! さらに気分が沈んできたぞ!悲
とりあえず、今日最後の完工ってことで、クッチャロ湖に向かうことに。
えーと、屈斜路湖ではなくて、クッチャロ湖だったと思います。
が、もう既に日も暮れていても何もないんだろうなと思ったら、なんと!
ものすごく幻想的な風景に遭遇してしまいました。
これは今日一番の大当たりです!
一日の最後にやってくれるじゃないか!クッチャロ湖!笑
周りを見るとバズーカカメラを持った趣味の撮影家たちがちらほらいて撮影していた。
どうやら夕景で有名な場所なのだろうか、ド素人の自分でもこんなにきれいな写真が取れた!
なんと癒される風景だろうかと、しばし暗くなるまで立ち止まる。。。
が、完全に暗くなったら何もない場所だということに気が付き急に寂しくなり、
夜のうちに進める所まで進むことにした。
そして途中、猿払村を通り過ぎ「あの大学で習った猿払事件かぁ」とか思いながら車を飛ばし、
なんと、あっというまに最果ての地、宗谷岬に到着したのです!!
とりあえず、ついに最北端まで来たぞと、
達成感でいっぱいなので、この辺で夜を明かすことにしました。
もちろん車中泊。
でも、夏なので寒くはないんですが、なんだか寒いというか、寂しいなあ・・・。苦笑
最果ての地、最北端の地で一人寂しく車中泊です。
周りは真っ暗、なんにも見えません。苦笑